特集・コラム

おいしい料理は道具から。こだわる人のための道具たち
夜が長い季節になりました。夜にすることといえばそう、料理です。料理好きの私にとっては。今回はスタッフが使ってみたおすすめや、クラウドファンディングで大好評だったアイテムなどなど、料理はちょっとこだわるタイプ、という人におすすめしたいアイテムを集めました。料理好きへのギフトにもぜひ。最高の大根おろしを。「道具で美味しさが変わる」を最も実感したのは、この「大矢製作所 おろし金」かもしれません。鋭い切れ味を持つ刃のおかげで大根の細胞を潰さないから、大根おろしが水っぽくなく「瑞々しい」のが特徴。舌触りがフワフワなのです。こればっかりは道具の勝利だなという気持ち。すりおろすと言うよりは「切り下ろす」感覚を実現しているのは、鋭い刃をつけられる硬さと、手で刃をつけられる加工性を兼ね備えた銅という素材のおかげでもあります。鏨(たがね)と金槌によって一つ一つ手打ちで刃が立てられているから、よく見るとランダムな配置。これも単純な擦る往復動作でもおろしやすい秘密なのです。表は粗目の刃で大根や山芋などに、裏面は細目でわさびや生姜など薬味に使える両面仕様になっています。純銅製 おろし金 8,140円ちょっとした薬味などをサッと擦りたい時は、ステンレス製の「EAトCO Oros」もおすすめ。引き出しにしまいやすいコンパクトサイズで、必要なぶんを卓上で擦るなんて使い方もできます。Oros(オロス)おろし金 1,980円すりたての胡麻を手軽に楽しむ。もとしげのすり鉢は「すり鉢ってそんなに使う?」という方にこそおすすめしたいすり鉢。食卓にそのまま持っていっても違和感のない食器らしいデザインだから、これだけで和え物はとてもラク。すりごまじゃ再現できない、煎りたて、すりたての胡麻の香りをお楽しみください。くし目(内側の凹凸)はなんと職人の手作業でつけられているから、しっかりとしたスリごたえがあります。それでこのお値段は正直驚きですが、そこは大正14年から続くすり鉢専門メーカー 元重製陶所さん。生産の効率化など長年の企業努力による賜物なのだそう。器としてつかえるということは、ラーメンなんかも入れちゃってOKということ。市販の担々麺にすりたての「追い胡麻」をするのも最高です。もとしげ すり鉢 1,210円もとしげ すりこぎ 374円信頼できるボウルこだわる人のための料理道具、という文脈ではコレを出さないわけにはいきません。スタッフが愛用するあまり、あらゆるところでおすすめしている仔犬印のメッシュボウルセット。仔犬印は、もともとはホテルや飲食店等向けのステンレス製品を展開する、まさにプロのためのブランド。業務での使用を想定しているだけあって、かなりしっかりとした作りです。ザルは手で押しても凹みにくいくらい硬く、一生とまではいかなくても10年くらいなら全然使えそうな丈夫さ。その耐久性もさることながら、隅々まで使いやすさの気配りがされているのでストレスなく気持ちよく料理ができるので気に入っているんです。ひとつの例をあげると、ボウルとザルを重ねると段差が生じるので、たったこれだけで具材が流れ出ない。そばを流水に晒してちょっと目を離しても全然大丈夫。ありがたいことに、「信頼できるボウル」として多くの人にご支持をいただいています。フラットエッジ深型ボウルシリーズ 8,415円信頼できる片手鍋「信頼できる」で言えば「aikata 両口ステンレス鍋」もそのひとつ。ひと目でaikataと分かる、両側についた特徴的な注ぎ口。この包容力のある注ぎ口がなんと心地よいことか。汁切れがよく、タレることがほとんどありません。おかげで、具入りのスープもそのままスープマグに注いだりも出来ます。お玉を使う機会が減ったのものポイント。両側にあるから、右手左手どちらでも扱えるのが地味に嬉しい。我が家ではお茶を煮出してジャグに注いだり、最早やかんの代わりにお湯を沸かすためだけに使ってたりもします。いい道具って勝手に手にとってしまうんですよね。aikata 両口ステンレス 2,750円気持ちがあがる包丁。その品質の高さ故に、国内だけならず世界的にも有名な燕三条の包丁メーカー「藤次郎」。前衛的なデザインのORIGAMIは、キッチンに立ち包丁を握るたびテンションがあがります。もちろん見た目だけでなく切り心地、使い心地もまさに折り紙つき。オールステンレスだから、木製のハンドルに比べて扱いがラクなのがありがたいところ。末永くお使い頂ける相棒です。藤次郎 ORIGAMI 三徳 165mm 7,700円[origami-130mm]
おいしい料理は道具から。こだわる人のための道具たち
夜が長い季節になりました。夜にすることといえばそう、料理です。料理好きの私にとっては。今回はスタッフが使ってみたおすすめや、クラウドファンディングで大好評だったアイテムなどなど、料理はちょっとこだわるタイプ、という人におすすめしたいアイテムを集めました。料理好きへのギフトにもぜひ。最高の大根おろしを。「道具で美味しさが変わる」を最も実感したのは、この「大矢製作所 おろし金」かもしれません。鋭い切れ味を持つ刃のおかげで大根の細胞を潰さないから、大根おろしが水っぽくなく「瑞々しい」のが特徴。舌触りがフワフワなのです。こればっかりは道具の勝利だなという気持ち。すりおろすと言うよりは「切り下ろす」感覚を実現しているのは、鋭い刃をつけられる硬さと、手で刃をつけられる加工性を兼ね備えた銅という素材のおかげでもあります。鏨(たがね)と金槌によって一つ一つ手打ちで刃が立てられているから、よく見るとランダムな配置。これも単純な擦る往復動作でもおろしやすい秘密なのです。表は粗目の刃で大根や山芋などに、裏面は細目でわさびや生姜など薬味に使える両面仕様になっています。純銅製 おろし金 8,140円ちょっとした薬味などをサッと擦りたい時は、ステンレス製の「EAトCO Oros」もおすすめ。引き出しにしまいやすいコンパクトサイズで、必要なぶんを卓上で擦るなんて使い方もできます。Oros(オロス)おろし金 1,980円すりたての胡麻を手軽に楽しむ。もとしげのすり鉢は「すり鉢ってそんなに使う?」という方にこそおすすめしたいすり鉢。食卓にそのまま持っていっても違和感のない食器らしいデザインだから、これだけで和え物はとてもラク。すりごまじゃ再現できない、煎りたて、すりたての胡麻の香りをお楽しみください。くし目(内側の凹凸)はなんと職人の手作業でつけられているから、しっかりとしたスリごたえがあります。それでこのお値段は正直驚きですが、そこは大正14年から続くすり鉢専門メーカー 元重製陶所さん。生産の効率化など長年の企業努力による賜物なのだそう。器としてつかえるということは、ラーメンなんかも入れちゃってOKということ。市販の担々麺にすりたての「追い胡麻」をするのも最高です。もとしげ すり鉢 1,210円もとしげ すりこぎ 374円信頼できるボウルこだわる人のための料理道具、という文脈ではコレを出さないわけにはいきません。スタッフが愛用するあまり、あらゆるところでおすすめしている仔犬印のメッシュボウルセット。仔犬印は、もともとはホテルや飲食店等向けのステンレス製品を展開する、まさにプロのためのブランド。業務での使用を想定しているだけあって、かなりしっかりとした作りです。ザルは手で押しても凹みにくいくらい硬く、一生とまではいかなくても10年くらいなら全然使えそうな丈夫さ。その耐久性もさることながら、隅々まで使いやすさの気配りがされているのでストレスなく気持ちよく料理ができるので気に入っているんです。ひとつの例をあげると、ボウルとザルを重ねると段差が生じるので、たったこれだけで具材が流れ出ない。そばを流水に晒してちょっと目を離しても全然大丈夫。ありがたいことに、「信頼できるボウル」として多くの人にご支持をいただいています。フラットエッジ深型ボウルシリーズ 8,415円信頼できる片手鍋「信頼できる」で言えば「aikata 両口ステンレス鍋」もそのひとつ。ひと目でaikataと分かる、両側についた特徴的な注ぎ口。この包容力のある注ぎ口がなんと心地よいことか。汁切れがよく、タレることがほとんどありません。おかげで、具入りのスープもそのままスープマグに注いだりも出来ます。お玉を使う機会が減ったのものポイント。両側にあるから、右手左手どちらでも扱えるのが地味に嬉しい。我が家ではお茶を煮出してジャグに注いだり、最早やかんの代わりにお湯を沸かすためだけに使ってたりもします。いい道具って勝手に手にとってしまうんですよね。aikata 両口ステンレス 2,750円気持ちがあがる包丁。その品質の高さ故に、国内だけならず世界的にも有名な燕三条の包丁メーカー「藤次郎」。前衛的なデザインのORIGAMIは、キッチンに立ち包丁を握るたびテンションがあがります。もちろん見た目だけでなく切り心地、使い心地もまさに折り紙つき。オールステンレスだから、木製のハンドルに比べて扱いがラクなのがありがたいところ。末永くお使い頂ける相棒です。藤次郎 ORIGAMI 三徳 165mm 7,700円[origami-130mm]

臨時休業のお知らせ
いつもCRAFT STORE をご利用いただき、ありがとうございます。誠に勝手ではございますが、当店では以下の日程で臨時休業を頂戴いたします。休暇期間2021年11月1日(月),11月12日(金)ご用件があるお客様は、上記日付以外の受付時間:平日 11:00-18:00(土日祝を除く)にお問い合わせください。お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
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お茶でひと息、ひと区切り。使いやすいおすすめの急須&ティーポット特集
お茶で上手に休もう。私事ですが、リモートワークのお供としてお茶に嵌っております。もともとは自家焙煎するほどのコーヒー派だったものの、お茶、特に煎茶はすっきり軽くて後味もさっぱり。だんだんお茶派になってきてしまいました。というのも、仕事とお茶はなかなかに相性がいいことに気がついたのです。 コーヒーのカフェインは100ml中約60mg。そこまでではないけど、煎茶は100ml中約20mgと十分に含まてています。ちなみに紅茶は100ml中約30mgほどなのだそう。ほどほどのカフェインを含むお茶は、コーヒーのようにカフェインブースト!というより何杯か飲みながらゆっくり摂取する感覚。ふうっと一息つくタイミングにも、とってもいいのです。コーヒーを飲みすぎると胃が気持ち悪くなったり、ちょっと動悸が激しくなるなんて方にも、比較的カフェインの少ないお茶は仕事のお供としておすすめしたいところ。ということで今回はお仕事のお供にも、リラックスタイムにも、美味しいお茶のための急須、ティーポット、湯のみを集めてみました。ミニマルだけど使いやすいポット。人気の波佐見焼、HASAMI PORCELAINシリーズにティーポットが仲間入りしました。シリーズ通してのミニマルなフォルムはそのままに、円筒形デザインのおかげで口が広く使いやすい。機能と形が調和しているのです。スプーンを使わずに茶葉を入れたりと、ざっくりと使えるのがいいところ。ポット本体とほぼ同じ高さの茶こしが付属していて、これもまた使いやすい。細長いフォルムはテーブルやデスクで場所を取らないというメリットも。容量は500mlほどで、たっぷりお茶をいれれば三杯くらい頂けます。保温性もなかなかあるのもいいところ。私も自宅で、リモートワークのお供として採用しました。Tea Pot Tall 6,600円繊細さが美しい急須口が広いという点では「南景製陶所」のSenchaシリーズもしかり。トラディショナルな印象の横手型の急須でありながら、直線的でモダンなデザイン。この平たい形は美しいだけでなく、茶葉が広がり、お湯の通りが良い形。口が広いため茶葉やお湯を注ぎやすく、洗いやすいという機能的な面もあります。茶こしや持ち手、注ぎ口など、5つのパーツから成り立つ急須。それを職人がひとつ一つ、手仕事で丁寧につなぎ合わせていくのです。接合部の美しさには、非常に繊細で高度な職人技が見て取れます。sencha 10,560円金属の急須は扱いやすい。扱いやすさにおいては、金属製の急須も選択肢に。燕三条のMiyacoこと宮崎製作所がおくる「茶き」の急須はステンレス製。材質には、においが着きにくく味の変化を起こしにくい、18-8ステンレスを使用。金属のにおいがお茶の邪魔をする心配はいりません。それでいて、表面加工と天然木の持ち手が、金属らしからぬやわらかな印象を生み出します。陶磁器だと欠けが心配な注ぎ口だけど、割れない金属製というのは気持ち的に楽。コンパクトな軽さも相まって、とっても取り扱いやすい急須です。茶き 急須 5,500円ティーバッグも美味しく。お茶の楽しみ方は急須だけならず。ティーバッグだって優秀です。美濃加茂茶舗がおくる「CHAPTER」は、ティーバッグで手間なく美味しくお茶を頂くためにデザインされた、新しいかたちの湯のみ。フタをかぶせることで蒸らすことができ、お茶の美味しさを引き出します。そして裏返すとティーバッグを置いておける小皿に。フタと湯のみが重なったカプセルみたいな形は、キッチンからデスクに持ち運びやすい形。ささやかなことですが、これがとても効率的。リモートワークも捗ります。お茶によって、仕事の合間にちょっとひと息「一区切り」が生まれる湯のみです。CHAPTER 湯のみ 4,378円湯のみには、そば猪口もおすすめ。もう色々なところでおすすめしていますが、そば猪口は湯のみとしても使える器。そば猪口ひとつで何役もこなせるのです。良いそば猪口をもっておくと、数が必要な来客時も対応できて便利だったりもするのです。>>そば猪口は蕎麦だけならず。いろいろな使い方と、おすすめを集めました。
お茶でひと息、ひと区切り。使いやすいおすすめの急須&ティーポット特集
お茶で上手に休もう。私事ですが、リモートワークのお供としてお茶に嵌っております。もともとは自家焙煎するほどのコーヒー派だったものの、お茶、特に煎茶はすっきり軽くて後味もさっぱり。だんだんお茶派になってきてしまいました。というのも、仕事とお茶はなかなかに相性がいいことに気がついたのです。 コーヒーのカフェインは100ml中約60mg。そこまでではないけど、煎茶は100ml中約20mgと十分に含まてています。ちなみに紅茶は100ml中約30mgほどなのだそう。ほどほどのカフェインを含むお茶は、コーヒーのようにカフェインブースト!というより何杯か飲みながらゆっくり摂取する感覚。ふうっと一息つくタイミングにも、とってもいいのです。コーヒーを飲みすぎると胃が気持ち悪くなったり、ちょっと動悸が激しくなるなんて方にも、比較的カフェインの少ないお茶は仕事のお供としておすすめしたいところ。ということで今回はお仕事のお供にも、リラックスタイムにも、美味しいお茶のための急須、ティーポット、湯のみを集めてみました。ミニマルだけど使いやすいポット。人気の波佐見焼、HASAMI PORCELAINシリーズにティーポットが仲間入りしました。シリーズ通してのミニマルなフォルムはそのままに、円筒形デザインのおかげで口が広く使いやすい。機能と形が調和しているのです。スプーンを使わずに茶葉を入れたりと、ざっくりと使えるのがいいところ。ポット本体とほぼ同じ高さの茶こしが付属していて、これもまた使いやすい。細長いフォルムはテーブルやデスクで場所を取らないというメリットも。容量は500mlほどで、たっぷりお茶をいれれば三杯くらい頂けます。保温性もなかなかあるのもいいところ。私も自宅で、リモートワークのお供として採用しました。Tea Pot Tall 6,600円繊細さが美しい急須口が広いという点では「南景製陶所」のSenchaシリーズもしかり。トラディショナルな印象の横手型の急須でありながら、直線的でモダンなデザイン。この平たい形は美しいだけでなく、茶葉が広がり、お湯の通りが良い形。口が広いため茶葉やお湯を注ぎやすく、洗いやすいという機能的な面もあります。茶こしや持ち手、注ぎ口など、5つのパーツから成り立つ急須。それを職人がひとつ一つ、手仕事で丁寧につなぎ合わせていくのです。接合部の美しさには、非常に繊細で高度な職人技が見て取れます。sencha 10,560円金属の急須は扱いやすい。扱いやすさにおいては、金属製の急須も選択肢に。燕三条のMiyacoこと宮崎製作所がおくる「茶き」の急須はステンレス製。材質には、においが着きにくく味の変化を起こしにくい、18-8ステンレスを使用。金属のにおいがお茶の邪魔をする心配はいりません。それでいて、表面加工と天然木の持ち手が、金属らしからぬやわらかな印象を生み出します。陶磁器だと欠けが心配な注ぎ口だけど、割れない金属製というのは気持ち的に楽。コンパクトな軽さも相まって、とっても取り扱いやすい急須です。茶き 急須 5,500円ティーバッグも美味しく。お茶の楽しみ方は急須だけならず。ティーバッグだって優秀です。美濃加茂茶舗がおくる「CHAPTER」は、ティーバッグで手間なく美味しくお茶を頂くためにデザインされた、新しいかたちの湯のみ。フタをかぶせることで蒸らすことができ、お茶の美味しさを引き出します。そして裏返すとティーバッグを置いておける小皿に。フタと湯のみが重なったカプセルみたいな形は、キッチンからデスクに持ち運びやすい形。ささやかなことですが、これがとても効率的。リモートワークも捗ります。お茶によって、仕事の合間にちょっとひと息「一区切り」が生まれる湯のみです。CHAPTER 湯のみ 4,378円湯のみには、そば猪口もおすすめ。もう色々なところでおすすめしていますが、そば猪口は湯のみとしても使える器。そば猪口ひとつで何役もこなせるのです。良いそば猪口をもっておくと、数が必要な来客時も対応できて便利だったりもするのです。>>そば猪口は蕎麦だけならず。いろいろな使い方と、おすすめを集めました。

夜長は良いグラスと共に。お酒を美味しく楽しむアイテムたち
夜が長くなってきた季節。酒飲みの私にとっては、しっぽりお酒を楽しみたくなってくる季節です。ちょっといいお酒、いやいやふだんのお酒も、良いグラスで飲み方を変えるとずっと美味しく感じられるもの。今回はCRAFT STOREきってのお酒好きを自負する私が、実際に使った上で特におすすめしたいアイテムをあつめました。気軽で上質、丁度いいワイングラス木村硝子店の「チャオ 12ozホワイトワイン」は個人的に特に気に入っているアイテムの一つ。夜長とは言ったものの、早速お昼からよく冷えた白ワインを飲みたくなってしまいます。丸っこく可愛げのあるシルエット。ボウルがコンパクトで普段遣いによく、ワインの温度を唇で感じる極薄すぎない薄さ。なんとも気軽に使える「ちょうど良さ」があるのです。それでいて、職人による手吹きのハンドメイド。ステムに継ぎ目がなく、映り込みもきれいなハリは、自称グラスオタクとしても納得です。この品質でこの価格は正直他に思い当たらないかも。スペイン南部の街で、罪悪感なくお昼から白ワインを楽しんだ心地いい思い出が蘇るのは、その気軽な使い心地のせいかもしれない。チャオはイタリア語だけどチャオ 12ozホワイトワイン 3,630円赤ワインをさらに楽しむ、次の一脚当店では勝手に「チャオ」とは兄弟分のように紹介している、同じく木村硝子店の「ギャルソン 24ozブルゴーニュ」。ちょっとワンランク上に、リッチに赤ワインを楽しみたいグラス。赤白問わず使えるような「よくある形」のワイングラスから一歩進んで、より赤ワインを楽しむための次の一脚。ギャルソンは、ふくよかな赤ワインの香りを存分に楽しめる形にデザインされています。大きく膨らんだボウルから、すぼまった飲み口へと香りが流れ、口に運ぶたび華やかな香りが鼻を抜けていく感覚。そんなにワインに詳しくないし、美味しく飲めればいい。という方でもこのグラスは楽しんで頂けると思います。いつもの赤ワインでも、驚くほど変わりますから。ギャルソン 24ozブルゴーニュ 4,840円ビールの美味しさを引き出す。二重タンブラーは巷でよく見かけますが、磨き屋シンジケートの二重タンブラーはひと味違います。一昔前に世界を圧巻した、あの某音楽プレイヤーの背面の鏡面を覚えているでしょうか。仕上げていたのは新潟、燕三条の職人たちというのは有名な話。見た目の美しさもさることながら、持ったときの気持ちよさ。あまりにもつるつるで手にピタッと馴染む触りごこちは、口だけでなく、指や唇でもプレミアム感を味わえます。美味しいビールは温度も大事。二重構造だから気温や手の温度を伝えにくく、冷たさを保ちます。反対に、お湯割りも冷めにくい。ちなみに冷蔵庫で冷やしておくと、より一層冷たさをキープできるのでおすすめ。その際冷凍庫はお避けください。ぬるくならないというのは、ゆっくりお酒を楽しむ人にとってはささやかに嬉しいことなのです。鏡面をきれいに保とうと気を使いがちですが、傷を恐れなくてもいいかなと個人的には思っています。使ううちに刻まれていく傷は、永く一緒に過ごしている「自分だけの」という証ですから。磨き屋シンジケート 二重タンブラー 8,800円唇で温度を楽しむグラスたち今まで缶ビールは350mlが入るグラスに全部注いで飲んでいましたが「コンパクト タンブラー 6oz」を家に迎えてからはスタイルが変わりました。缶から少しずつ注いで、クイッと飲む。一気に注ぐよりフレッシュな炭酸と温度を感じやすいのです。ジョッキではなく、瓶ビールで少しずつ飲むような楽しさもあります。そして、なんといってもキンキンの冷たさがガラス越しに唇に直撃するほどの薄さ。取り扱いにはちょっと気を使うものの、二重タンブラーとは違ったアプローチでビールを楽しめます。「ビールはちょっとで十分」という方にもおすすめのサイズ感。コンパクト タンブラー 1,870円唇で楽しむという点では、磨き屋シンジケートの「一口ビールタンブラー」も同様。こちらは金属だから薄いのに割れない、そして内面まで鏡面仕上げなので、長持ちするクリーミーな泡に仕上がるという嬉しい効果も。磨き屋シンジケート ビアタンブラー 4,400円熱伝導率という点で「銅」にかなう素材はそうありません。某珈琲店チェーンのアイスコーヒーマグも手掛ける新光金属の「ビアジョッキ リファインドマグ」は、これ以上無いほどのキンキンを味わえます。熱が伝わりやすい、ということは結露ができやすいということですが、持ち手と脚がついているおかげで、テーブルが濡れるのをなかなか防いでくれるのは目からウロコです。ビアジョッキ リファインドマグ 4,400円銅ほどではないものの、錫もまたキンキンを味わえる金属。くわえて、「お酒の味が変わる」と人気の素材です。ガラス製と比較してみると、確かに変わるな、と個人的にも感じました。日本酒だと特にわかりやすいのですが、具体的には雑味がなくなるような、角が取れたまろやかさが感じられます。これは普段のお酒もより美味しくなる優秀なアイテムで、当店ロングセラーの理由も納得です。ビアカップ 7,150円NAJIMIタンブラー 8,250円愛のあまり、ところどころご紹介に力が入りました。こうやって色々並べてみると、私がワインとビールばっかりこだわっている感じになってしまいました。いい感じに酔ってきたら、日本酒編、サワー編、焼酎編、ウイスキー編も出てくるかも知れません。ご期待ください。
夜長は良いグラスと共に。お酒を美味しく楽しむアイテムたち
夜が長くなってきた季節。酒飲みの私にとっては、しっぽりお酒を楽しみたくなってくる季節です。ちょっといいお酒、いやいやふだんのお酒も、良いグラスで飲み方を変えるとずっと美味しく感じられるもの。今回はCRAFT STOREきってのお酒好きを自負する私が、実際に使った上で特におすすめしたいアイテムをあつめました。気軽で上質、丁度いいワイングラス木村硝子店の「チャオ 12ozホワイトワイン」は個人的に特に気に入っているアイテムの一つ。夜長とは言ったものの、早速お昼からよく冷えた白ワインを飲みたくなってしまいます。丸っこく可愛げのあるシルエット。ボウルがコンパクトで普段遣いによく、ワインの温度を唇で感じる極薄すぎない薄さ。なんとも気軽に使える「ちょうど良さ」があるのです。それでいて、職人による手吹きのハンドメイド。ステムに継ぎ目がなく、映り込みもきれいなハリは、自称グラスオタクとしても納得です。この品質でこの価格は正直他に思い当たらないかも。スペイン南部の街で、罪悪感なくお昼から白ワインを楽しんだ心地いい思い出が蘇るのは、その気軽な使い心地のせいかもしれない。チャオはイタリア語だけどチャオ 12ozホワイトワイン 3,630円赤ワインをさらに楽しむ、次の一脚当店では勝手に「チャオ」とは兄弟分のように紹介している、同じく木村硝子店の「ギャルソン 24ozブルゴーニュ」。ちょっとワンランク上に、リッチに赤ワインを楽しみたいグラス。赤白問わず使えるような「よくある形」のワイングラスから一歩進んで、より赤ワインを楽しむための次の一脚。ギャルソンは、ふくよかな赤ワインの香りを存分に楽しめる形にデザインされています。大きく膨らんだボウルから、すぼまった飲み口へと香りが流れ、口に運ぶたび華やかな香りが鼻を抜けていく感覚。そんなにワインに詳しくないし、美味しく飲めればいい。という方でもこのグラスは楽しんで頂けると思います。いつもの赤ワインでも、驚くほど変わりますから。ギャルソン 24ozブルゴーニュ 4,840円ビールの美味しさを引き出す。二重タンブラーは巷でよく見かけますが、磨き屋シンジケートの二重タンブラーはひと味違います。一昔前に世界を圧巻した、あの某音楽プレイヤーの背面の鏡面を覚えているでしょうか。仕上げていたのは新潟、燕三条の職人たちというのは有名な話。見た目の美しさもさることながら、持ったときの気持ちよさ。あまりにもつるつるで手にピタッと馴染む触りごこちは、口だけでなく、指や唇でもプレミアム感を味わえます。美味しいビールは温度も大事。二重構造だから気温や手の温度を伝えにくく、冷たさを保ちます。反対に、お湯割りも冷めにくい。ちなみに冷蔵庫で冷やしておくと、より一層冷たさをキープできるのでおすすめ。その際冷凍庫はお避けください。ぬるくならないというのは、ゆっくりお酒を楽しむ人にとってはささやかに嬉しいことなのです。鏡面をきれいに保とうと気を使いがちですが、傷を恐れなくてもいいかなと個人的には思っています。使ううちに刻まれていく傷は、永く一緒に過ごしている「自分だけの」という証ですから。磨き屋シンジケート 二重タンブラー 8,800円唇で温度を楽しむグラスたち今まで缶ビールは350mlが入るグラスに全部注いで飲んでいましたが「コンパクト タンブラー 6oz」を家に迎えてからはスタイルが変わりました。缶から少しずつ注いで、クイッと飲む。一気に注ぐよりフレッシュな炭酸と温度を感じやすいのです。ジョッキではなく、瓶ビールで少しずつ飲むような楽しさもあります。そして、なんといってもキンキンの冷たさがガラス越しに唇に直撃するほどの薄さ。取り扱いにはちょっと気を使うものの、二重タンブラーとは違ったアプローチでビールを楽しめます。「ビールはちょっとで十分」という方にもおすすめのサイズ感。コンパクト タンブラー 1,870円唇で楽しむという点では、磨き屋シンジケートの「一口ビールタンブラー」も同様。こちらは金属だから薄いのに割れない、そして内面まで鏡面仕上げなので、長持ちするクリーミーな泡に仕上がるという嬉しい効果も。磨き屋シンジケート ビアタンブラー 4,400円熱伝導率という点で「銅」にかなう素材はそうありません。某珈琲店チェーンのアイスコーヒーマグも手掛ける新光金属の「ビアジョッキ リファインドマグ」は、これ以上無いほどのキンキンを味わえます。熱が伝わりやすい、ということは結露ができやすいということですが、持ち手と脚がついているおかげで、テーブルが濡れるのをなかなか防いでくれるのは目からウロコです。ビアジョッキ リファインドマグ 4,400円銅ほどではないものの、錫もまたキンキンを味わえる金属。くわえて、「お酒の味が変わる」と人気の素材です。ガラス製と比較してみると、確かに変わるな、と個人的にも感じました。日本酒だと特にわかりやすいのですが、具体的には雑味がなくなるような、角が取れたまろやかさが感じられます。これは普段のお酒もより美味しくなる優秀なアイテムで、当店ロングセラーの理由も納得です。ビアカップ 7,150円NAJIMIタンブラー 8,250円愛のあまり、ところどころご紹介に力が入りました。こうやって色々並べてみると、私がワインとビールばっかりこだわっている感じになってしまいました。いい感じに酔ってきたら、日本酒編、サワー編、焼酎編、ウイスキー編も出てくるかも知れません。ご期待ください。

土鍋よりも手軽に鍋しよう。休みの食べもの Vol.4
いつの間にかセミの声が消え、つい最近まで「暑い暑い」と言っていたはずなのに、だんだん肌寒くなってきた今日この頃。寒さを吹き飛ばし、温まれる料理と言えばやっぱり鍋料理。CRAFT STOREスタッフが休日に、いろんな料理をしてみる企画の4回目、今回はこれからの寒い季節に向けた、おすすめの鍋アイテムを集めてみました。登場人物 こいぬまさん:料理が上手いせいで休日に撮影に呼び出されるデザイナー。 清水(筆者):休日に写真を撮って飲んで食べるデザイナー。 うどんすき鍋まずご紹介したいのは、中尾アルミの「アルミ打出 うどんすき鍋」。プロ用調理器具で信頼の厚い中尾アルミらしい、しっかり厚いアルミ製。なのに片手でラクラク持てる重さ。華やかで食卓でも映えるアイテムです。うどんすき鍋の特徴は、具材が沈みこまないように底が浅く開けていて、麺を取る時に汁が飛びにくいよう、縁部分が広く水平に設計されているところ。熱伝導に優れたアルミ製なので、熱ムラがなくサッと火が通るのもいいですね。その名の通り「うどんすき」に使われることが多いうどんすき鍋ですが、今回は「魚介のトマトスープパスタすき」なんてものを作ってみました。 平らな形だから、中身が見やすくてすごい華やかだよね。 トマト系は鮮やかだから特にいいね。平らなフチのおかげで汁はねしづらいのも確かにって感じ。 軽くて丈夫でめちゃくちゃ扱いやすいから、サッと鍋ものつくるのに良い。土鍋より好きだな。 アルミ打出 うどんすき鍋 8,580円キッチンから食卓に、KOKURYUそのまま調理ができて、保温性に優れた器、KAGETSUのKOKURYU。萬古焼のKOKURYUはオリジナル配合された土で耐火成分の含有率が高く、そのまま火にかけてもOK。そしてそのまま食卓に運んで食べることができるのでとても楽ちんなのです。 調理した鍋のまま食べられるから、器に移したり洗い物の手間が減らせるね。 なんともありがたいのが保温性。食卓に運んだ時に冷めてしまっては意味がない。そんな時こそ「KOKURYU」の出番。独自の耐火技術と保温性が保たれる丁度いい厚みになっているので、火から降ろしてもしばらくは温かさが持続します。 器に移し替えるのが面倒な料理とか、ちょっとずつつまむように食べるのにいいよね。お酒のお供とか。 それはね、最高。もしかしたら呑んべえのための器かも知れない 実際、10分くらいでしょうか。ちょっと席を外して戻ってもまだ湯気が上がって温かかったのはちょっと驚きでした。あたたかいのはいいことです。 すごい気軽になんちゃって鍋ができる。サイズも1,2人にちょうどいいな。 そのまま火にかければまた温め直せるってのもいいね。お酒飲みながら、のこりの出汁でシメれるってのもまた最高。 KOKURYU 4,400円pot dishシンプルなデザインと使いやすさを重視したい方には、耐火皿「pot dish」がおすすめ。その名の通り、直火にかけられるお鍋としても食卓に出すお皿としてもかわいいのがpot dish。 程よくマットな質感とニュアンスなカラー、そしてミミが食卓に出すお皿としてもかわいいよ。 えっ、見た目以上に軽いんだけど。すごい。 「pot dish」もそのまま食卓へ運ぶことができます。薄く耐久性がある有田焼らしい磁器製。レストランでおなじみの「お熱いのでお気をつけください」がお家でもできるって、なんだか気持ちがあがります。 食卓で熱々という意味ではスキレットも近いけど、お鍋の形と磁器という素材のおかげで用途が広く、もっと扱いやすい印象だね。 土鍋だと「鍋にしよう」という意気込みじゃないとなかなか取り出す気にならないけど、これならずっとラクな感じがする。...
土鍋よりも手軽に鍋しよう。休みの食べもの Vol.4
いつの間にかセミの声が消え、つい最近まで「暑い暑い」と言っていたはずなのに、だんだん肌寒くなってきた今日この頃。寒さを吹き飛ばし、温まれる料理と言えばやっぱり鍋料理。CRAFT STOREスタッフが休日に、いろんな料理をしてみる企画の4回目、今回はこれからの寒い季節に向けた、おすすめの鍋アイテムを集めてみました。登場人物 こいぬまさん:料理が上手いせいで休日に撮影に呼び出されるデザイナー。 清水(筆者):休日に写真を撮って飲んで食べるデザイナー。 うどんすき鍋まずご紹介したいのは、中尾アルミの「アルミ打出 うどんすき鍋」。プロ用調理器具で信頼の厚い中尾アルミらしい、しっかり厚いアルミ製。なのに片手でラクラク持てる重さ。華やかで食卓でも映えるアイテムです。うどんすき鍋の特徴は、具材が沈みこまないように底が浅く開けていて、麺を取る時に汁が飛びにくいよう、縁部分が広く水平に設計されているところ。熱伝導に優れたアルミ製なので、熱ムラがなくサッと火が通るのもいいですね。その名の通り「うどんすき」に使われることが多いうどんすき鍋ですが、今回は「魚介のトマトスープパスタすき」なんてものを作ってみました。 平らな形だから、中身が見やすくてすごい華やかだよね。 トマト系は鮮やかだから特にいいね。平らなフチのおかげで汁はねしづらいのも確かにって感じ。 軽くて丈夫でめちゃくちゃ扱いやすいから、サッと鍋ものつくるのに良い。土鍋より好きだな。 アルミ打出 うどんすき鍋 8,580円キッチンから食卓に、KOKURYUそのまま調理ができて、保温性に優れた器、KAGETSUのKOKURYU。萬古焼のKOKURYUはオリジナル配合された土で耐火成分の含有率が高く、そのまま火にかけてもOK。そしてそのまま食卓に運んで食べることができるのでとても楽ちんなのです。 調理した鍋のまま食べられるから、器に移したり洗い物の手間が減らせるね。 なんともありがたいのが保温性。食卓に運んだ時に冷めてしまっては意味がない。そんな時こそ「KOKURYU」の出番。独自の耐火技術と保温性が保たれる丁度いい厚みになっているので、火から降ろしてもしばらくは温かさが持続します。 器に移し替えるのが面倒な料理とか、ちょっとずつつまむように食べるのにいいよね。お酒のお供とか。 それはね、最高。もしかしたら呑んべえのための器かも知れない 実際、10分くらいでしょうか。ちょっと席を外して戻ってもまだ湯気が上がって温かかったのはちょっと驚きでした。あたたかいのはいいことです。 すごい気軽になんちゃって鍋ができる。サイズも1,2人にちょうどいいな。 そのまま火にかければまた温め直せるってのもいいね。お酒飲みながら、のこりの出汁でシメれるってのもまた最高。 KOKURYU 4,400円pot dishシンプルなデザインと使いやすさを重視したい方には、耐火皿「pot dish」がおすすめ。その名の通り、直火にかけられるお鍋としても食卓に出すお皿としてもかわいいのがpot dish。 程よくマットな質感とニュアンスなカラー、そしてミミが食卓に出すお皿としてもかわいいよ。 えっ、見た目以上に軽いんだけど。すごい。 「pot dish」もそのまま食卓へ運ぶことができます。薄く耐久性がある有田焼らしい磁器製。レストランでおなじみの「お熱いのでお気をつけください」がお家でもできるって、なんだか気持ちがあがります。 食卓で熱々という意味ではスキレットも近いけど、お鍋の形と磁器という素材のおかげで用途が広く、もっと扱いやすい印象だね。 土鍋だと「鍋にしよう」という意気込みじゃないとなかなか取り出す気にならないけど、これならずっとラクな感じがする。...

今年は茶碗で「米映え」をねらってみよう。
毎年秋が近づいてくると儀式のように、シンプルなご飯のお供で新米を丁重にお迎えしている。「普段は炊飯器だけど、新米を買った最初のご飯は土鍋で炊く」「ご飯に合うおかずをお取り寄せして楽しんでいる」なんて声もあったり、さすが日本国民の主食だけあって新米をVIP待遇する家庭は意外と多いみたいだ。それなら今年は、いっそのこと新しい「米映え」茶碗を用意して新米をお迎えしてみよう。いろは茶碗白地に青い柄の茶碗は「これこそご飯茶碗」という感じがしてたまらない。よくある茶碗と比べてややすっきりしたフォルムと、気の利いたサイズ感が特徴のいろは茶碗には、日本の焼き物の美味しいところが詰まっている。波佐見焼いろは茶碗は長崎県、波佐見町を中心に生産される波佐見焼の茶碗。カタチはごくシンプルですっきり、石膏の型から作られることから歪みが少なく綺麗な造形で、他のいろんな器にも合わせやすい器用さが魅力。 呉須の絵付けいかにもらしい焼き物っぽさが無いカタチに表情を与えるこの絵付け。呉須という藍色の絵具で、職人が一つ一つ丁寧に筆を入れていく。シンプルで歪みの少ない形に対して、深い青の筆跡が唯一無二の個性を与えて完成する。美しいカタチに味わい深い青の化粧、庶民的な茶碗ながらその出立ちは何とも粋で、洗練されているのに飾らない雰囲気が秀逸な仕上がりだ。この茶碗にホカホカのご飯をこんもりよそうと「あー、日本人してるなぁ」なんて思えて、白いご飯を食べるのが妙に嬉しくなってしまう。いろは 茶碗 1,540円陶眞窯 4寸マカイ沖縄の焼き物「やちむん」には分厚くて少しぽってりしたものが多く、この4寸マカイもその例に漏れず、どことなくかわいい形をしている。ゆるやかな口先ほどのいろは茶碗と比べカーブが強く、口の部分はフワッと広がっている。このゆるやかな横顔が化けるのはご飯をよそう時、ドーム形に盛られた真っ白のご飯を柔らかく讃える口、この形が美しい。それに箸も入れやすく、ひたすらご飯にやさしい母性的な作りが魅力的な逸品だ。沖縄を感じる絵付け柔らかいアイボリーの上で優雅に広がる絵柄は、本州の焼き物にはない独特の雰囲気があり、沖縄のゆったりした空気の中、日に照らされた花を眺めているような気分にさせてくれる。そしてこの色彩と真っ白いご飯が生み出すコントラストが、お米をさらにおいしくしてくれる気がする。カタチと色合い、どんな角度からもやさしく美しく包み込んでくれる様は、まさに沖縄といった感じでたまらない。陶眞窯 4寸マカイ 茶碗 1,283円自分だけのお茶碗CRAFT STOREオリジナル IDentityのお茶碗は、その日その時の窯の状態で焼き上がる、偶然の表情が現れた器だ。一つずつ表情の出方がまったく違い、2つと同じ柄ができることはない。生成色とうぐいす色が淡くまざりあう様には、白米が映えるいかにも焼き物らしい素朴さがありながら、日本画のように美しくも映る。すっきりと立ち上がりる形は手を添えやすく、男性、女性、子どもと、誰でも使いやすい。お茶碗は家庭の中で唯一「自分専用」がある器だ。世に2つと生まれないアイデンティティを重ねてみるのも、器との面白い付き合い方かもしれない。IDentity 茶碗 1,467円しのぎの茶碗縞柄というのもなんとなく茶碗らしいくて良い雰囲気だ。しのぎの茶碗は岐阜県が誇る美濃焼『竹隆窯』で生まれる、小ぶりで持ちやすいサイズ感と温もりのある質感が特徴の一品。絵付けによる柄ではなく、職人がヘラやカンナで丁寧に表面を削ってラインをつくる、色の濃淡をつくり和食器にモダンな印象を与えてくれる。古くから伝わる技法を現代の食卓にいかしたデザインが、炊きたてご飯をさらに引きたててくれそうだ。しのぎの茶碗 1,650円Pヘリンボーン茶碗Pヘリンボーン 茶碗は、ツイードなどの「ヘリンボーン柄」を表面にあしらった変わり柄の茶碗。お椀型といえばたわんだ形が多いけれど、Pヘリンボーン 茶碗は膨らまないシュッと上に広がるフォルムが特徴的。膨らみのあるお茶碗のかわいらしい印象に比べて、Pヘリンボーン 茶碗はスタイリッシュな印象で、白の陶器のやわらかい風合いとヘリンボーン柄が全体の印象をかわいらしくまとめてくれている。この絶妙な濃淡と幾何学的な雰囲気で「米映え」を狙ってみるのも良いかもしれない。Pヘリンボーン 茶碗 1,540円 新米を楽しむ最終兵器 お米の美味しさを芯から追求するなら、もはや茶碗だけでは語れない。 炊飯器でも土鍋でもない、釜で炊いたご飯は最強の米料理だ。 とはいえお米を愛していても、釜まで買うとなるとなかなかハードルが高いがこれはすごい、一合炊きの飯釜である。 ご存知の方も多いであろう駅弁「峠の釜めし」の容器がこのkamaccoのルーツであり、製造を行っている益子焼の「つかもと」が、釜めしファンの要望に答えて生まれた逸品だ。 Kamaccoの大きな特徴は優れた「耐熱性」と「耐火性」。 炊き方はガスコンロの弱火に20分、火を消して15分蒸らすだけで、面倒な火加減や炊く時間のストレスもない。炊いたご飯が冷めたら、そのまま電子レンジで温められるという優れもの。 ご飯のおいしさを引き出す土釜本来の機能もしっかり備わっているから、お米の粒がしっかり立ち、ふっくらした炊き上がりが楽しめる。 少し長めに火にかければ、おまけにおこげまで作ってくれるから驚きだ。 蓋は本格的な二重構造、内蓋は炊く時の軽量カップとして、さらに外蓋は炊き上がった後の茶碗として使える無駄のなさも素晴らしい。 ロマンにあふれる飴色の土釜がなんとも味わい深く、お釜ご飯の美味しいところをまるっと叶えてしまう、米好きには夢のような存在だ。 土鍋(土釜)ご飯...
今年は茶碗で「米映え」をねらってみよう。
毎年秋が近づいてくると儀式のように、シンプルなご飯のお供で新米を丁重にお迎えしている。「普段は炊飯器だけど、新米を買った最初のご飯は土鍋で炊く」「ご飯に合うおかずをお取り寄せして楽しんでいる」なんて声もあったり、さすが日本国民の主食だけあって新米をVIP待遇する家庭は意外と多いみたいだ。それなら今年は、いっそのこと新しい「米映え」茶碗を用意して新米をお迎えしてみよう。いろは茶碗白地に青い柄の茶碗は「これこそご飯茶碗」という感じがしてたまらない。よくある茶碗と比べてややすっきりしたフォルムと、気の利いたサイズ感が特徴のいろは茶碗には、日本の焼き物の美味しいところが詰まっている。波佐見焼いろは茶碗は長崎県、波佐見町を中心に生産される波佐見焼の茶碗。カタチはごくシンプルですっきり、石膏の型から作られることから歪みが少なく綺麗な造形で、他のいろんな器にも合わせやすい器用さが魅力。 呉須の絵付けいかにもらしい焼き物っぽさが無いカタチに表情を与えるこの絵付け。呉須という藍色の絵具で、職人が一つ一つ丁寧に筆を入れていく。シンプルで歪みの少ない形に対して、深い青の筆跡が唯一無二の個性を与えて完成する。美しいカタチに味わい深い青の化粧、庶民的な茶碗ながらその出立ちは何とも粋で、洗練されているのに飾らない雰囲気が秀逸な仕上がりだ。この茶碗にホカホカのご飯をこんもりよそうと「あー、日本人してるなぁ」なんて思えて、白いご飯を食べるのが妙に嬉しくなってしまう。いろは 茶碗 1,540円陶眞窯 4寸マカイ沖縄の焼き物「やちむん」には分厚くて少しぽってりしたものが多く、この4寸マカイもその例に漏れず、どことなくかわいい形をしている。ゆるやかな口先ほどのいろは茶碗と比べカーブが強く、口の部分はフワッと広がっている。このゆるやかな横顔が化けるのはご飯をよそう時、ドーム形に盛られた真っ白のご飯を柔らかく讃える口、この形が美しい。それに箸も入れやすく、ひたすらご飯にやさしい母性的な作りが魅力的な逸品だ。沖縄を感じる絵付け柔らかいアイボリーの上で優雅に広がる絵柄は、本州の焼き物にはない独特の雰囲気があり、沖縄のゆったりした空気の中、日に照らされた花を眺めているような気分にさせてくれる。そしてこの色彩と真っ白いご飯が生み出すコントラストが、お米をさらにおいしくしてくれる気がする。カタチと色合い、どんな角度からもやさしく美しく包み込んでくれる様は、まさに沖縄といった感じでたまらない。陶眞窯 4寸マカイ 茶碗 1,283円自分だけのお茶碗CRAFT STOREオリジナル IDentityのお茶碗は、その日その時の窯の状態で焼き上がる、偶然の表情が現れた器だ。一つずつ表情の出方がまったく違い、2つと同じ柄ができることはない。生成色とうぐいす色が淡くまざりあう様には、白米が映えるいかにも焼き物らしい素朴さがありながら、日本画のように美しくも映る。すっきりと立ち上がりる形は手を添えやすく、男性、女性、子どもと、誰でも使いやすい。お茶碗は家庭の中で唯一「自分専用」がある器だ。世に2つと生まれないアイデンティティを重ねてみるのも、器との面白い付き合い方かもしれない。IDentity 茶碗 1,467円しのぎの茶碗縞柄というのもなんとなく茶碗らしいくて良い雰囲気だ。しのぎの茶碗は岐阜県が誇る美濃焼『竹隆窯』で生まれる、小ぶりで持ちやすいサイズ感と温もりのある質感が特徴の一品。絵付けによる柄ではなく、職人がヘラやカンナで丁寧に表面を削ってラインをつくる、色の濃淡をつくり和食器にモダンな印象を与えてくれる。古くから伝わる技法を現代の食卓にいかしたデザインが、炊きたてご飯をさらに引きたててくれそうだ。しのぎの茶碗 1,650円Pヘリンボーン茶碗Pヘリンボーン 茶碗は、ツイードなどの「ヘリンボーン柄」を表面にあしらった変わり柄の茶碗。お椀型といえばたわんだ形が多いけれど、Pヘリンボーン 茶碗は膨らまないシュッと上に広がるフォルムが特徴的。膨らみのあるお茶碗のかわいらしい印象に比べて、Pヘリンボーン 茶碗はスタイリッシュな印象で、白の陶器のやわらかい風合いとヘリンボーン柄が全体の印象をかわいらしくまとめてくれている。この絶妙な濃淡と幾何学的な雰囲気で「米映え」を狙ってみるのも良いかもしれない。Pヘリンボーン 茶碗 1,540円 新米を楽しむ最終兵器 お米の美味しさを芯から追求するなら、もはや茶碗だけでは語れない。 炊飯器でも土鍋でもない、釜で炊いたご飯は最強の米料理だ。 とはいえお米を愛していても、釜まで買うとなるとなかなかハードルが高いがこれはすごい、一合炊きの飯釜である。 ご存知の方も多いであろう駅弁「峠の釜めし」の容器がこのkamaccoのルーツであり、製造を行っている益子焼の「つかもと」が、釜めしファンの要望に答えて生まれた逸品だ。 Kamaccoの大きな特徴は優れた「耐熱性」と「耐火性」。 炊き方はガスコンロの弱火に20分、火を消して15分蒸らすだけで、面倒な火加減や炊く時間のストレスもない。炊いたご飯が冷めたら、そのまま電子レンジで温められるという優れもの。 ご飯のおいしさを引き出す土釜本来の機能もしっかり備わっているから、お米の粒がしっかり立ち、ふっくらした炊き上がりが楽しめる。 少し長めに火にかければ、おまけにおこげまで作ってくれるから驚きだ。 蓋は本格的な二重構造、内蓋は炊く時の軽量カップとして、さらに外蓋は炊き上がった後の茶碗として使える無駄のなさも素晴らしい。 ロマンにあふれる飴色の土釜がなんとも味わい深く、お釜ご飯の美味しいところをまるっと叶えてしまう、米好きには夢のような存在だ。 土鍋(土釜)ご飯...