特集・コラム

12月のCRAFT陶器市にむけ、小石原焼の産地に行ってきました
CRAFT陶器市に向けて、今回は朝倉市東峰村へこんにちは、CRAFT STOREの湯浅です。先日、福岡県の朝倉市東峰村(旧小石原町)に行ってきました。昭和時代から「用の美」として知られる小石原焼の産地です。目的は12月13~15日、27日~29日に当店で行われるCRAFT陶器市の商品選び。個人的には16年ぶりに訪れる町です。かすかな記憶を遡りながらいくつかの窯元を訪問してきました。今回の陶器市、なぜ小石原焼なのか?今回、小石原焼を選んだ理由は大きくふたつです。ひとつ目は創業の地「福岡」、ふたつ目は2017年に起きた九州北部豪雨。私は福岡出身で、物心付く前から小石原焼には馴染みがありました。家には小石原焼のお皿がたくさんあり、実家で使うMy茶碗も小石原焼です。(20年くらい使っています)少し話が脱線してしまいましたが、小石原焼の産地である福岡県は私の出身地でもあり、CRAFTSTOREを運営するニューワールド株式会社の創業の地でもあります。弊社には福岡出身のスタッフも多いため、「いつか小石原焼の窯元さんと一緒に。」という強い思いがあり、今回の『CRAFT陶器市 - 小石原焼編』の実現へと繋がりました。ふたつ目の理由「九州北部豪雨」。平成29年7月、福岡県大分県を中心とする九州北部で発生した集中豪雨により川が氾濫、土砂崩れにより東峰村も大きな被害を受けました。東峰村にある約50の窯元も多数が、浸水などで商品の生産を止めなければいけない状況に。今では多くの窯が復旧していますが、あまりそのことを知らない方も多いようで、実際に僕たちが他地域の産地に行き福岡出身であることを伝えると「小石原は大丈夫か?」と聞かれることも少なくないです。小石原は元気です。今回のCRAFT陶器市をきっかけに、少しでも多くの方に小石原焼や東峰村の今を知っていただければと思います。今回のCRAFT陶器市では小石原復興支援のお手伝いとして、復興支援Tシャツの販売も行います。Tシャツの売上は復興支援のため、全額寄付致します。皆様の温かいご支援をお待ちしております。小石原焼のこと小石原焼の特徴は、なんと言っても「飛び鉋(とびがんな)」などの技法で表現される独特の紋様。素朴で温かさのある風合いが特徴です。あとはその分厚さからも分かる丈夫さも特徴の一つだと思います。冒頭でお話した通り、僕が愛用する小石原焼の茶碗は20年以上使っています。「どんな食卓にも馴染む。」そんな器です。原料は小石原で採れる陶土を使っています。また小石原焼は1975年(昭和50年)に陶磁器としては初めて、通産省(現:経済産業省)の「伝統的工芸品」に指定されています。5つの窯元から商品を集めました今回は小石原焼のカネハ窯、上鶴窯、蔵人窯、マルダイ窯、マルワ窯(50音順)の5つの窯を巡らせていただきました。各窯の皆様、この度は快く企画を引き受けていただき、誠にありがとうございます。「小石原焼らしさ」が詰まった商品や伝統技法を活かしながらも、これまでの小石原焼とは一風違う商品を選んできました。12月13日(金)から始まるCRAFT陶器市、お楽しみに!イベント概要期間:12月13日(金)〜12月15日(日) 12月27日(金)〜12月29日(日)※12月27日(金)〜12月29日(日)の期間でご注文いただいた商品は年明けの発送となります。予めご了承ください。取扱商品:小石原焼(福岡県)価格帯:220円〜21,780円場所:CRAFT STORE13日はLINE@先行発売日となります。>>ご登録はこちらから
12月のCRAFT陶器市にむけ、小石原焼の産地に行ってきました
CRAFT陶器市に向けて、今回は朝倉市東峰村へこんにちは、CRAFT STOREの湯浅です。先日、福岡県の朝倉市東峰村(旧小石原町)に行ってきました。昭和時代から「用の美」として知られる小石原焼の産地です。目的は12月13~15日、27日~29日に当店で行われるCRAFT陶器市の商品選び。個人的には16年ぶりに訪れる町です。かすかな記憶を遡りながらいくつかの窯元を訪問してきました。今回の陶器市、なぜ小石原焼なのか?今回、小石原焼を選んだ理由は大きくふたつです。ひとつ目は創業の地「福岡」、ふたつ目は2017年に起きた九州北部豪雨。私は福岡出身で、物心付く前から小石原焼には馴染みがありました。家には小石原焼のお皿がたくさんあり、実家で使うMy茶碗も小石原焼です。(20年くらい使っています)少し話が脱線してしまいましたが、小石原焼の産地である福岡県は私の出身地でもあり、CRAFTSTOREを運営するニューワールド株式会社の創業の地でもあります。弊社には福岡出身のスタッフも多いため、「いつか小石原焼の窯元さんと一緒に。」という強い思いがあり、今回の『CRAFT陶器市 - 小石原焼編』の実現へと繋がりました。ふたつ目の理由「九州北部豪雨」。平成29年7月、福岡県大分県を中心とする九州北部で発生した集中豪雨により川が氾濫、土砂崩れにより東峰村も大きな被害を受けました。東峰村にある約50の窯元も多数が、浸水などで商品の生産を止めなければいけない状況に。今では多くの窯が復旧していますが、あまりそのことを知らない方も多いようで、実際に僕たちが他地域の産地に行き福岡出身であることを伝えると「小石原は大丈夫か?」と聞かれることも少なくないです。小石原は元気です。今回のCRAFT陶器市をきっかけに、少しでも多くの方に小石原焼や東峰村の今を知っていただければと思います。今回のCRAFT陶器市では小石原復興支援のお手伝いとして、復興支援Tシャツの販売も行います。Tシャツの売上は復興支援のため、全額寄付致します。皆様の温かいご支援をお待ちしております。小石原焼のこと小石原焼の特徴は、なんと言っても「飛び鉋(とびがんな)」などの技法で表現される独特の紋様。素朴で温かさのある風合いが特徴です。あとはその分厚さからも分かる丈夫さも特徴の一つだと思います。冒頭でお話した通り、僕が愛用する小石原焼の茶碗は20年以上使っています。「どんな食卓にも馴染む。」そんな器です。原料は小石原で採れる陶土を使っています。また小石原焼は1975年(昭和50年)に陶磁器としては初めて、通産省(現:経済産業省)の「伝統的工芸品」に指定されています。5つの窯元から商品を集めました今回は小石原焼のカネハ窯、上鶴窯、蔵人窯、マルダイ窯、マルワ窯(50音順)の5つの窯を巡らせていただきました。各窯の皆様、この度は快く企画を引き受けていただき、誠にありがとうございます。「小石原焼らしさ」が詰まった商品や伝統技法を活かしながらも、これまでの小石原焼とは一風違う商品を選んできました。12月13日(金)から始まるCRAFT陶器市、お楽しみに!イベント概要期間:12月13日(金)〜12月15日(日) 12月27日(金)〜12月29日(日)※12月27日(金)〜12月29日(日)の期間でご注文いただいた商品は年明けの発送となります。予めご了承ください。取扱商品:小石原焼(福岡県)価格帯:220円〜21,780円場所:CRAFT STORE13日はLINE@先行発売日となります。>>ご登録はこちらから

お気に入りのマグと過ごす、さむい日なりの楽しみ方
すっかり本格的な寒さがやってきましたね。「どうやったら寒い日を楽しめるのかな~」なんてメンバーと話していたのですが、わたしは寒い日にしか着れないものや、寒い日にしか飲めないものを勝手に決めて楽しむようにしています。分厚いセーターや、手袋。ニットのセットアップなどなど。着心地のいいもので外堀を埋めてしまいます。雨の日にも同じようなことをしますね。ムーンスターのレインシューズとか、雨の日に聞きたい音楽とか探せばあるんですよね……ありませんか?きょうは雨なのでサカナクションを聴いて出勤しました。雨=海=魚=サカナクションみたいな感じです。雨は川になって海にいって雲になって、また降ってくるのかと思うと「おかえり~」なんて気分にもなります。ゆらゆらと立ち上る湯気がすき。ところで、寒い日の楽しみといえばやっぱりあたたかい飲み物。特にお茶に目がないわたしは、湯気がたつ様子を眺められる冬の朝には小さな感動を覚えます。寒いことに加えて湿度が高ければ高いほど、湯気をはっきりと見ることができるそうです。『KAORU KITO YUZU』の「木頭柚子 ゆずしょうが蜜」は、無添加・無農薬で育てられた柚子からつくられたシロップ。高知県産の生姜も入っていて飲むとポカポカしてきますよ。のどが乾燥しやすいこの季節には嬉しいシロップです。ゆずしょうが蜜を夏はソーダ割、冬は紅茶にいれて飲むのが好きです。キャンドルもつけて目からもあたたかく。寒い日は寒い日なりの楽しみ方がある。「寒い寒い」と文句ばっかりいっていても勿体ない気がしてしまう。「仕方ないな~まぁいっか~ゆずしょうが蜜飲めるし」と謎のご褒美制度を設けているのです。「寒いのに起きれてえらい!」なんて自分を励ましながら寒い日だけにしか楽しめない、素敵な冬時間をお過ごしください。[eni_mug]text&Photo:minami
お気に入りのマグと過ごす、さむい日なりの楽しみ方
すっかり本格的な寒さがやってきましたね。「どうやったら寒い日を楽しめるのかな~」なんてメンバーと話していたのですが、わたしは寒い日にしか着れないものや、寒い日にしか飲めないものを勝手に決めて楽しむようにしています。分厚いセーターや、手袋。ニットのセットアップなどなど。着心地のいいもので外堀を埋めてしまいます。雨の日にも同じようなことをしますね。ムーンスターのレインシューズとか、雨の日に聞きたい音楽とか探せばあるんですよね……ありませんか?きょうは雨なのでサカナクションを聴いて出勤しました。雨=海=魚=サカナクションみたいな感じです。雨は川になって海にいって雲になって、また降ってくるのかと思うと「おかえり~」なんて気分にもなります。ゆらゆらと立ち上る湯気がすき。ところで、寒い日の楽しみといえばやっぱりあたたかい飲み物。特にお茶に目がないわたしは、湯気がたつ様子を眺められる冬の朝には小さな感動を覚えます。寒いことに加えて湿度が高ければ高いほど、湯気をはっきりと見ることができるそうです。『KAORU KITO YUZU』の「木頭柚子 ゆずしょうが蜜」は、無添加・無農薬で育てられた柚子からつくられたシロップ。高知県産の生姜も入っていて飲むとポカポカしてきますよ。のどが乾燥しやすいこの季節には嬉しいシロップです。ゆずしょうが蜜を夏はソーダ割、冬は紅茶にいれて飲むのが好きです。キャンドルもつけて目からもあたたかく。寒い日は寒い日なりの楽しみ方がある。「寒い寒い」と文句ばっかりいっていても勿体ない気がしてしまう。「仕方ないな~まぁいっか~ゆずしょうが蜜飲めるし」と謎のご褒美制度を設けているのです。「寒いのに起きれてえらい!」なんて自分を励ましながら寒い日だけにしか楽しめない、素敵な冬時間をお過ごしください。[eni_mug]text&Photo:minami

ミニマルでシンプル。思い出を一緒に持ち歩く「eni」デザイナー Yukiさんのカバンの中身
CRAFT STOREスタッフのカバンの中身をご紹介する連載「スタッフのカバンの中身」。持ち物って不思議とその人らしさや個性があらわれて、見ているだけでも楽しいですよね。一体どんな持ち物がでてくるのでしょうか。今回は「eniマグ」の発売を記念して特別に、eniデザイナー Yukiさんのカバンの中身をご紹介します。働くママ目線のアイテムをとくとご覧ください。シンプルでミニマル。思い出を一緒に持ち歩こうお財布とコインケースは、スペインのブランド『LOEWE(ロエベ)』の「コンチネンタルウォレット」。全体にあしらわれたロゴが印象的な牛革のお財布です。同じシリーズのコインケースを揃えることで、より使いやすくなったんだとか。LOEWEのお財布は、出産のお祝いにプレゼントでいただいたものだそう。毎日使うものを記念に、と贈ってもらえると思い出も一緒に持ち歩けて素敵ですよね。節目節目で、いいものを足していく……。ぜひ真似したいアイデアです。ママに嬉しい両手の空くスマホケース&バッグ首にかけられる上、ジッパーポケット付きがなにかと便利!というスマホケースは『ajew(エジュー)』のもの。リングは開閉式なので、バッグに付けることもできるそうです。付属のポケットはボタンを外すと、スマホスタンドにもなるという優れもの。見ているだけで欲しくなってきました……。バッグはフランスのブランド『CELINE(セリーヌ)』の「Trio Bag(トリオバッグ)」です。一見ふつうのショルダーバッグかと思いきや、ポーチが3連になっている構造なんです。1個体で取り外して、マザーズバッグにいれてポーチとして使用することもできる。とても使い勝手のいいバッグです。両手の空くバッグは、子どもと一緒におでかけする際のマストハブアイテム。一緒におでかけが楽しくなりそうです。持ち歩きコスメは潔く「リップ」のみミニマルなバッグには、保湿用のモアリップとNARS(ナーズ)の1003番をポーチにイン。セミマットなウォームシナモンカラーは、決して派手なカラーではないものの、つけるとパッと顔色がよくなるから不思議。シンプルだけど、ちょっとモードっぽさもあるYukiさんのスタイルにぴったりです。アクセサリーはシルバーで統一平らなプレートを自分の好きなように曲げてリングにする「TIN BREATH Ring 15×80mm」は富山県高岡市にる『NAGAE+(ナガエプリュス)』のもの。シルバーに見えますが、柔らかな金属である錫(すず)だからできるアクセサリーです。太めのサイズを選ぶことで、手元にインパクトを与えてくれます。[nagae-tin-breath-ring-15x80-silver]自分も身の回りも大切にする気持ち会社の創業記念日にお花を持って駆けつけてくれたYukiさん。自分自身も周りも大切にするその行動力が、カバンの中からも伝わりました。持ち物には人となりが現れるといいますが、改めて自分自身の持ち物も思い入れのあるものや、好きなものに囲まれて過ごしたいと思ったのでした。YukiさんのInstagramはこちら@yukikokubuYukiさんデザインのeniシリーズはこちらeniスープマグ / マグ 3,490円eni(エニ)Plate ホワイト 2,645円eni(エニ)Plate プレーン 2,645円eni箸と箸置き 1,650円eni(エニ)Rim Plate ホワイト 3,800円あわせてよみたい共感を生むものづくりとは?シンプルで長く使えるうつわ「eni」デザイナーの言葉
ミニマルでシンプル。思い出を一緒に持ち歩く「eni」デザイナー Yukiさんのカバンの中身
CRAFT STOREスタッフのカバンの中身をご紹介する連載「スタッフのカバンの中身」。持ち物って不思議とその人らしさや個性があらわれて、見ているだけでも楽しいですよね。一体どんな持ち物がでてくるのでしょうか。今回は「eniマグ」の発売を記念して特別に、eniデザイナー Yukiさんのカバンの中身をご紹介します。働くママ目線のアイテムをとくとご覧ください。シンプルでミニマル。思い出を一緒に持ち歩こうお財布とコインケースは、スペインのブランド『LOEWE(ロエベ)』の「コンチネンタルウォレット」。全体にあしらわれたロゴが印象的な牛革のお財布です。同じシリーズのコインケースを揃えることで、より使いやすくなったんだとか。LOEWEのお財布は、出産のお祝いにプレゼントでいただいたものだそう。毎日使うものを記念に、と贈ってもらえると思い出も一緒に持ち歩けて素敵ですよね。節目節目で、いいものを足していく……。ぜひ真似したいアイデアです。ママに嬉しい両手の空くスマホケース&バッグ首にかけられる上、ジッパーポケット付きがなにかと便利!というスマホケースは『ajew(エジュー)』のもの。リングは開閉式なので、バッグに付けることもできるそうです。付属のポケットはボタンを外すと、スマホスタンドにもなるという優れもの。見ているだけで欲しくなってきました……。バッグはフランスのブランド『CELINE(セリーヌ)』の「Trio Bag(トリオバッグ)」です。一見ふつうのショルダーバッグかと思いきや、ポーチが3連になっている構造なんです。1個体で取り外して、マザーズバッグにいれてポーチとして使用することもできる。とても使い勝手のいいバッグです。両手の空くバッグは、子どもと一緒におでかけする際のマストハブアイテム。一緒におでかけが楽しくなりそうです。持ち歩きコスメは潔く「リップ」のみミニマルなバッグには、保湿用のモアリップとNARS(ナーズ)の1003番をポーチにイン。セミマットなウォームシナモンカラーは、決して派手なカラーではないものの、つけるとパッと顔色がよくなるから不思議。シンプルだけど、ちょっとモードっぽさもあるYukiさんのスタイルにぴったりです。アクセサリーはシルバーで統一平らなプレートを自分の好きなように曲げてリングにする「TIN BREATH Ring 15×80mm」は富山県高岡市にる『NAGAE+(ナガエプリュス)』のもの。シルバーに見えますが、柔らかな金属である錫(すず)だからできるアクセサリーです。太めのサイズを選ぶことで、手元にインパクトを与えてくれます。[nagae-tin-breath-ring-15x80-silver]自分も身の回りも大切にする気持ち会社の創業記念日にお花を持って駆けつけてくれたYukiさん。自分自身も周りも大切にするその行動力が、カバンの中からも伝わりました。持ち物には人となりが現れるといいますが、改めて自分自身の持ち物も思い入れのあるものや、好きなものに囲まれて過ごしたいと思ったのでした。YukiさんのInstagramはこちら@yukikokubuYukiさんデザインのeniシリーズはこちらeniスープマグ / マグ 3,490円eni(エニ)Plate ホワイト 2,645円eni(エニ)Plate プレーン 2,645円eni箸と箸置き 1,650円eni(エニ)Rim Plate ホワイト 3,800円あわせてよみたい共感を生むものづくりとは?シンプルで長く使えるうつわ「eni」デザイナーの言葉

【インタビュー】eniマグを実現させた職人たちの技術|丸朝製陶所
2019年11月22日より発売を開始した「eniマグ」。縁起の良さや使いやすさにとことんこだわったマグカップは、岐阜県多治見市にある『丸朝製陶所』で、一つひとつ丁寧につくられています。「eni plate」をつくる『菊祥陶器』の木下さんにマグカップづくりを相談した時に、ご紹介いただいたことがきっかけで出会えた丸朝製陶所。“ご縁”を大切にするeniらしいものづくりになったな、と思います。今回は丸朝製陶所の松原 圭士郎さんにお話を伺いました。実現するのは本当に難しく、試行錯誤を繰り返してつくったという「eniマグ」。製造の裏側や、ものづくりに対する想いを聞くことができました。ー丸朝製陶所について教えて下さい。「丸朝製陶所は1916年に創業して、今年で103年目になります。創業当時からカップ&ソーサーをつくってきました。その頃は貿易がメインで、ほとんどの商品を北米へ輸出していました。国内向けにはほとんど商品をつくっておらず、海外向けのブランド食器メインで、ずっと100年間カップ&ソーサーをつくってきました。その名残があるので、マグカップづくりがメーカーの強みです。(マグカップの)ハンドルをつけることを、どのメーカーよりも得意としています。」ーeniマグをつくるときに、1番難しかったことは何ですか?「eniマグの1番難しかったことは、ダントツで釉薬を塗るところですね。eniマグはカチッと八角形を作ってるので、どうしても角がとがってしまいます。そうすると底が切れたり釉薬が角に溜まったりして、そこから切れが生じてしまうんです。だからその釉薬の塗り方や濃度を通常よりもすごく気をつけないと、全部不良がになってしまう。そこが1番難しかったですね。普通の食器よりも、塗るのは本当に苦労しています。(笑)これがまたマットなので難しいんですよ。マットの釉薬は、普通の食器よりも難しいんです。だから一般の雑貨屋さんにマットがないのはみんな逃げてる。逃げないと均一にできないし、商品、プロダクトとして均一性を保とうと思うと、マットっていうのは凄く難しい。一般市場に(マットが)あまりないのはそういうことなんです。これはメーカーの腕の見せ所ですね。」ー夢ってありますか?「僕や会社の夢としては、「世界一のカップメーカーになる」こと。これはずっと掲げている目標です。カップに特化したメーカーなら、世界一にいつかなれると思います。世界中から依頼を受けれるメーカーになりたいです。やっぱり「お客さんのために良い商品をつくる」というのが丸朝製陶所の役目なので、そこをどんどん世界に広めて行けたらなと思っています。」たくさんのこだわりと想い、そして丸朝製陶所の職人技が詰まった「eniマグ」。ぜひチェックしてください![eni_mug]
【インタビュー】eniマグを実現させた職人たちの技術|丸朝製陶所
2019年11月22日より発売を開始した「eniマグ」。縁起の良さや使いやすさにとことんこだわったマグカップは、岐阜県多治見市にある『丸朝製陶所』で、一つひとつ丁寧につくられています。「eni plate」をつくる『菊祥陶器』の木下さんにマグカップづくりを相談した時に、ご紹介いただいたことがきっかけで出会えた丸朝製陶所。“ご縁”を大切にするeniらしいものづくりになったな、と思います。今回は丸朝製陶所の松原 圭士郎さんにお話を伺いました。実現するのは本当に難しく、試行錯誤を繰り返してつくったという「eniマグ」。製造の裏側や、ものづくりに対する想いを聞くことができました。ー丸朝製陶所について教えて下さい。「丸朝製陶所は1916年に創業して、今年で103年目になります。創業当時からカップ&ソーサーをつくってきました。その頃は貿易がメインで、ほとんどの商品を北米へ輸出していました。国内向けにはほとんど商品をつくっておらず、海外向けのブランド食器メインで、ずっと100年間カップ&ソーサーをつくってきました。その名残があるので、マグカップづくりがメーカーの強みです。(マグカップの)ハンドルをつけることを、どのメーカーよりも得意としています。」ーeniマグをつくるときに、1番難しかったことは何ですか?「eniマグの1番難しかったことは、ダントツで釉薬を塗るところですね。eniマグはカチッと八角形を作ってるので、どうしても角がとがってしまいます。そうすると底が切れたり釉薬が角に溜まったりして、そこから切れが生じてしまうんです。だからその釉薬の塗り方や濃度を通常よりもすごく気をつけないと、全部不良がになってしまう。そこが1番難しかったですね。普通の食器よりも、塗るのは本当に苦労しています。(笑)これがまたマットなので難しいんですよ。マットの釉薬は、普通の食器よりも難しいんです。だから一般の雑貨屋さんにマットがないのはみんな逃げてる。逃げないと均一にできないし、商品、プロダクトとして均一性を保とうと思うと、マットっていうのは凄く難しい。一般市場に(マットが)あまりないのはそういうことなんです。これはメーカーの腕の見せ所ですね。」ー夢ってありますか?「僕や会社の夢としては、「世界一のカップメーカーになる」こと。これはずっと掲げている目標です。カップに特化したメーカーなら、世界一にいつかなれると思います。世界中から依頼を受けれるメーカーになりたいです。やっぱり「お客さんのために良い商品をつくる」というのが丸朝製陶所の役目なので、そこをどんどん世界に広めて行けたらなと思っています。」たくさんのこだわりと想い、そして丸朝製陶所の職人技が詰まった「eniマグ」。ぜひチェックしてください![eni_mug]

【eniシリーズに新作登場!】11月22日より一般発売開始!数量限定カラーも
当店大人気「eni」シリーズの新作はマグカップ!CRAFT STOREで大人気の「eni plate」。縁起の良さにこだわったデザインは、贈り物としても多くの方に選ばれています。そんなeniシリーズに、新しくマグカップが登場します!デザイナーYuki Ideと、創業100年以上のマグカップ専門メーカー「丸朝製陶所」のこだわりが詰まった逸品です。3色の「eni マグ」。数量限定カラーもあります「eni マグ」は定番カラーで「ホワイト」と「ブラック」、限定カラーで「グレージュ」の3色をご用意します。定番の「ホワイト」と「ブラック」はマットでやわらかい印象。表面がさらさらしていて、両手で持ちたくなる触り心地です。数量限定の「グレージュ」は、ツヤのある大人っぽいカラー。釉薬の味が出た、手づくりならではの表情が素敵なマグカップに仕上がりました。デザイナーYuki Ide × 丸朝製陶所で実現したものづくりeni マグをデザインしたのはもちろん、波佐見焼のペア食器「eni」を手がけたデザイナーのYuki Ide。eniマグは岐阜県多治見市で古くよりものづくりを続ける「丸朝製陶所」とのコラボによって生まれました。内側の底面は、こだわりの八角形。ここはつくるときに特に難しいポイントだったんだとか。底面の「eni」は、Yuki Ide直筆の文字です。贈り物にもぴったりの、グレーの専用ボックスeniマグはすべて、やわらかなグレーの専用ボックスに入れてお届けします。表面にある「eni」の手書き文字も、もちろんYuki Ideの文字です。手づくりならではの温かみと繊細な印象を与えてくれる箱に仕上がりました。販売開始についてeniマグは11月22日20時より、一般販売を開始しました![eni_mug]eni箸と箸置き 1,650円たくさんの想いを込めて完成した「eniマグ」が、みなさまがほっと一息つく時間に寄り添うマグカップになりますように。
【eniシリーズに新作登場!】11月22日より一般発売開始!数量限定カラーも
当店大人気「eni」シリーズの新作はマグカップ!CRAFT STOREで大人気の「eni plate」。縁起の良さにこだわったデザインは、贈り物としても多くの方に選ばれています。そんなeniシリーズに、新しくマグカップが登場します!デザイナーYuki Ideと、創業100年以上のマグカップ専門メーカー「丸朝製陶所」のこだわりが詰まった逸品です。3色の「eni マグ」。数量限定カラーもあります「eni マグ」は定番カラーで「ホワイト」と「ブラック」、限定カラーで「グレージュ」の3色をご用意します。定番の「ホワイト」と「ブラック」はマットでやわらかい印象。表面がさらさらしていて、両手で持ちたくなる触り心地です。数量限定の「グレージュ」は、ツヤのある大人っぽいカラー。釉薬の味が出た、手づくりならではの表情が素敵なマグカップに仕上がりました。デザイナーYuki Ide × 丸朝製陶所で実現したものづくりeni マグをデザインしたのはもちろん、波佐見焼のペア食器「eni」を手がけたデザイナーのYuki Ide。eniマグは岐阜県多治見市で古くよりものづくりを続ける「丸朝製陶所」とのコラボによって生まれました。内側の底面は、こだわりの八角形。ここはつくるときに特に難しいポイントだったんだとか。底面の「eni」は、Yuki Ide直筆の文字です。贈り物にもぴったりの、グレーの専用ボックスeniマグはすべて、やわらかなグレーの専用ボックスに入れてお届けします。表面にある「eni」の手書き文字も、もちろんYuki Ideの文字です。手づくりならではの温かみと繊細な印象を与えてくれる箱に仕上がりました。販売開始についてeniマグは11月22日20時より、一般販売を開始しました![eni_mug]eni箸と箸置き 1,650円たくさんの想いを込めて完成した「eniマグ」が、みなさまがほっと一息つく時間に寄り添うマグカップになりますように。

広島のレモン農家さん直伝!レモン鍋であったまろう。
瀬戸内海を見渡す「レモン畑」 レモンの名産地、広島県尾道市。瀬戸内海の穏やかな気候が育むレモンは、国内のおよそ5割以上が広島で収穫されているそうです。山の斜面に植えられたレモン畑は、まるでレモンが海を眺めているかのよう。まだ青く固いレモンの実の横には、可憐な白い花が……。レモンの花もとっても素敵です。長年レモンと蜜柑を育てている農家さんの畑を訪れました。農家さんご夫婦は本当に仲がよく、収穫をお手伝いしながら馴れ初めなんかも聞かせていただいて。「俺の一目惚れでさ、週に10回は会いに行ってたよ」と話すお父さんに「1週間は7日ですけど、1日に何回会いにいってたんですか!」とつっこむと、「もう恥ずかしい~」と照れるお母さん。おふたりのエピソードになんだか心がなごみました。愛情たっぷりに育てられた、出荷前のレモンたち。農協に運び機械で選別をしかたちや色で分けられています。いつもスーパーで見かけるレモンは黄色ですが、緑色の状態で収穫されます。艶やかな皮がなんとも美しい……。レモン農家さん直伝!レモン鍋さて前置きが長くなりましたが、レモン農家さんに教えていただいた「レモン鍋」をご紹介します。「レモンはなんでも入れるよ~鍋とか」とレモン農家のお父さんが話してくれたときは、かぼすみたいな感じで絞るのかな?と思ってみたのですが、よくよく聞いてみると鍋に直接レモンをいれるのだとか。聞いたときは驚いたものの、レモン鍋を教えていただいてからは、毎年わが家の定番鍋に。レモンのすっぱさがまた絶品なのです。作り方はとっても簡単。それでは早速ご紹介していきます。まずにんにくと鷹の爪をオリーブオイルで炒めて、いい香りがしてきたら出汁を加えます。いつもの鍋通りお好みの具材を入れて。今回はキノコたっぷり鍋にしました。最後に輪切りにしたレモンを入れて完成です!レモンの酸味とにんにくの風味が食欲をそそります。最後はレモンの酸味がかなり効いてくるので、ごはんとチーズをいれてイタリアンなシメもおすすめです。雑炊ならぬ「レモンリゾット」の完成です。簡単3ステップの「レモン鍋」・ニンニクと鷹の爪をオリーブオイルで炒める・出汁と鍋の具材を加える・仕上げにレモンスライスをのせるぜひこの冬に試してみてほしい鍋です。そして鍋料理には、火の通りが驚くほどはやい『ユニロイ』のキャセロールを使っています。料理をしているとはやく食べたい気持ちが先に出てしまうので、アッというまに火の通るユニロイ鍋は、せっかちなわたしにぴったりです。ハンバーグやロールキャベツといった中身に火の通りにくい料理も、驚くほど早く火が通りますよ。熱伝導率の高さ、鋳物にしてはとても軽い、蓋を取っ手に掛けられるといった、ちょっとした心遣いも嬉しいお鍋です。また行きたくなる広島穏やかな海と、明るい太陽。冬のはじまりだというのに、瀬戸内海はカラッと晴れて気持ちのいい天気でした。フェリーに乗って訪れた宮島では、海に浮かぶ厳島神社の鳥居が荘厳で美しい。観光客慣れした鹿たちは、マイペースでフレンドリー。見ているだけで癒されます。広島は気候のせいか朗らかな人が多いからか、同じ日本でも非日常を味わえる旅でした。次は離島をめぐって名建築を訪ねたり、美味しいレモンサワーを飲んだりしたいなと思います。みなさんも今年の冬は、ぜひ「レモン鍋」であたたまってくださいね!この記事で紹介した商品はこちらユニロイ キャセロール(22cm) 33,000円text&Photo:minami
広島のレモン農家さん直伝!レモン鍋であったまろう。
瀬戸内海を見渡す「レモン畑」 レモンの名産地、広島県尾道市。瀬戸内海の穏やかな気候が育むレモンは、国内のおよそ5割以上が広島で収穫されているそうです。山の斜面に植えられたレモン畑は、まるでレモンが海を眺めているかのよう。まだ青く固いレモンの実の横には、可憐な白い花が……。レモンの花もとっても素敵です。長年レモンと蜜柑を育てている農家さんの畑を訪れました。農家さんご夫婦は本当に仲がよく、収穫をお手伝いしながら馴れ初めなんかも聞かせていただいて。「俺の一目惚れでさ、週に10回は会いに行ってたよ」と話すお父さんに「1週間は7日ですけど、1日に何回会いにいってたんですか!」とつっこむと、「もう恥ずかしい~」と照れるお母さん。おふたりのエピソードになんだか心がなごみました。愛情たっぷりに育てられた、出荷前のレモンたち。農協に運び機械で選別をしかたちや色で分けられています。いつもスーパーで見かけるレモンは黄色ですが、緑色の状態で収穫されます。艶やかな皮がなんとも美しい……。レモン農家さん直伝!レモン鍋さて前置きが長くなりましたが、レモン農家さんに教えていただいた「レモン鍋」をご紹介します。「レモンはなんでも入れるよ~鍋とか」とレモン農家のお父さんが話してくれたときは、かぼすみたいな感じで絞るのかな?と思ってみたのですが、よくよく聞いてみると鍋に直接レモンをいれるのだとか。聞いたときは驚いたものの、レモン鍋を教えていただいてからは、毎年わが家の定番鍋に。レモンのすっぱさがまた絶品なのです。作り方はとっても簡単。それでは早速ご紹介していきます。まずにんにくと鷹の爪をオリーブオイルで炒めて、いい香りがしてきたら出汁を加えます。いつもの鍋通りお好みの具材を入れて。今回はキノコたっぷり鍋にしました。最後に輪切りにしたレモンを入れて完成です!レモンの酸味とにんにくの風味が食欲をそそります。最後はレモンの酸味がかなり効いてくるので、ごはんとチーズをいれてイタリアンなシメもおすすめです。雑炊ならぬ「レモンリゾット」の完成です。簡単3ステップの「レモン鍋」・ニンニクと鷹の爪をオリーブオイルで炒める・出汁と鍋の具材を加える・仕上げにレモンスライスをのせるぜひこの冬に試してみてほしい鍋です。そして鍋料理には、火の通りが驚くほどはやい『ユニロイ』のキャセロールを使っています。料理をしているとはやく食べたい気持ちが先に出てしまうので、アッというまに火の通るユニロイ鍋は、せっかちなわたしにぴったりです。ハンバーグやロールキャベツといった中身に火の通りにくい料理も、驚くほど早く火が通りますよ。熱伝導率の高さ、鋳物にしてはとても軽い、蓋を取っ手に掛けられるといった、ちょっとした心遣いも嬉しいお鍋です。また行きたくなる広島穏やかな海と、明るい太陽。冬のはじまりだというのに、瀬戸内海はカラッと晴れて気持ちのいい天気でした。フェリーに乗って訪れた宮島では、海に浮かぶ厳島神社の鳥居が荘厳で美しい。観光客慣れした鹿たちは、マイペースでフレンドリー。見ているだけで癒されます。広島は気候のせいか朗らかな人が多いからか、同じ日本でも非日常を味わえる旅でした。次は離島をめぐって名建築を訪ねたり、美味しいレモンサワーを飲んだりしたいなと思います。みなさんも今年の冬は、ぜひ「レモン鍋」であたたまってくださいね!この記事で紹介した商品はこちらユニロイ キャセロール(22cm) 33,000円text&Photo:minami