特集・コラム

HASAMI仕掛け人が語る、ソークシリーズの舞台裏【後編】
当店でも大人気の波佐見焼ブランド「HASAMI」を展開する有限会社マルヒロ。そのブランドマネージャー・馬場匡平(ばば きょうへい)さんと、「ソークシリーズ」の製造を手がける窯元 菊祥陶器の代表・木下博昭(きのした ひろあき)さん。波佐見焼の可能性を切り拓き続ける二人が語る、「ソークシリーズ」制作秘話の一部を、前編後編でご紹介します。今回は、このソークシリーズで表現したかったこと、そして届けたかった人物像について切り込みます。波佐見焼のフロントランナーが語った、意外なターゲットとは?ソークシリーズを作るにあたって大切にしたところはなんでしたか?マルヒロ馬場さん(以下、馬場さん):この製品を作るにあたって念頭に置いていたのは、職人の実力を打ち出したいというところ。なおかつという"色土(粘土に顔料を混ぜて焼き上げる手法)"という今で世の中に売れているものに対して、量産でもそういった形ができるというのを売りにしたいという、2つの部分が大きかったですもんね。現在今まで日常食器を作っている中で、使いやすさの面とかである意味技術を...んー、排除しましょうとか、値段が上がるからやっぱりある程度のところで止めましょう、というものばっかりが流通していると思うんですよね。でもやっぱり使う人に対して緊張感をもってもらうとか、パッと見では分からない技術っていうのがこのソークシリーズにはいっぱい入っているので、そう言うところが売る人間からすると「語れる」というか、こういうところにこの意味があるんですよというのが言える。これはやっぱり多く売れるというよりかは、共感してくれた人たちに、例えば割れちゃってもまた買おう、と思ってもらえるように職人さんの技術を込めるって言う。それが今回のソークシリーズの企画の中で念頭に置いた部分ですね。菊祥陶器木下さん(以下、木下さん):前回のシリーズから新しくリニューアルしてシリーズ化するにあたって、もともと練り込みの土を使って、土自体に色を付けて商品化しようか、と言うところから始まったんですよね。"色土"ってなるとやっぱりコストの問題とか、現場管理の問題とかスムーズにいかない点がいくつかあったので、どうすればいいかと。じゃあ液体を生地の中に浸透させる「ソーク(染み込ませる)シリーズ」ならどうか、という流れで開発したのがそもそもの原点で。そこから、海外の製品などをマルヒロさんに取り寄せてもらって、その題材を参考にオリジナリティのある製品にすればどうすればいいか、というのを研究していったんです。とにかくよそにない、「なんだこれは」という製品を目指していきました。馬場さん:展示会とかでお客さんに触ってもらっても、ぱっと焼き物だと分かる人って少ないですもんね。で、実際焼き物ですって言った時にその薄さや質感にびっくりして貰えるって言うのは、狙い通り、といったら変だけどやっぱり一つ嬉しいところではありますもんね。それと、今まで釉薬をいっぱい作ってきた中で、絶対的にこの液体じゃないと出せない色ってのがわかったんです。釉薬で同じような色が出せますかって言われても、色合いは合わせられたとして、質感は全然別物になってしまう。ちょっとおこがましいかもしれないけど、唯一無二と呼べるぐらいの基準値のものになったのかな、って言う実感はあります。木下さん:ある程度方向性が決まった段階で色々に詰めていきながらスタートして、生地を作るのも通常の工程だったらありきたりの商品になってしまう。この薄さ、持った時の軽さ、上品さ、手触り感というのをお客様に喜んでもらえれば、気に入った人たちが「今までにない陶器だ、食器だ」と言ってくれる。食卓に新しい風を吹き込むきっかけになればなと思います。そんな商品をお客様手元に届ける戦略みたいなところはマルヒロさんにお願いしつつ、引き続き製品として煮詰めていきたいですね。HASAMI/ソークカップ(M)の詳細を見るこだわり抜いたソークシリーズ。ターゲットはどんな方達なんですか?馬場さん:今まで実はあんまりターゲットを絞ってなかったんですよね。「いいな」って思ってくれたらありがとうございます!って感じで。でも一つこの商品で意味合いが変わってきそうなのは、日常の中で使いやすいのはもちろんなんですけど、ちょっと特別な日だったり、やっぱりこれじゃないとって言って選んでもらえるものになってほしい。だから、こういう人のためにっていうよりかは、うーん難しいですね。。。(笑)木下さん:通常であれば商品開発にあたって、男性向け女性向け年齢層っていうのを絞りながら、そこに大した商品を作っていきますよね。でも匡平君も言った通りターゲットが先にないんですよ。それよか自分たちの新しい器、業界の固定観念を壊してしまうような商品を作ることで、それに共感できる人が若い人だったり、伝統的な焼き物が好きな方だったりが、「これが焼き物なんだ!」て思いながら共感して使ってもらえるような、しかもそれが海外に行った時に、「日本の焼き物ってこんな表現ができるんだ」っていうのも広げていけるような切り口の製品として作ろうと思ったんですよ。だから、正直具体的なターゲットって言うのはそんなに、ないっちゃんね。馬場さん:そう、でもやっぱり譲れなかったのは、レンジで使えたり食洗機もいけたりっていう最低限の使い勝手。僕らの街では400年も焼き物を作っているので、そこは守りながらも、使う時にちょっとだけ繊細になってもらえるような商品にしたいなっていうのがあって。そういったもうちょい別のベクトルで活きる商品を気に入ってくれる方が、若い人でもお年寄りでも、買ってくれたら損はさせませんよ、っていうのは思いとしてありますよね。木下さん:今までにない商品を開発することで、今まで陶器や焼き物に興味がなかった人に「こういうのもあるんだ」って言うことで、「こういうのを使いたい」と思ってもらえる人が一人でも増えてくれると嬉しいなと思って作ってます。製造工程も規格外なら、コンセプト設計も一般的なそれとは一線を画している「ソークシリーズ」。共感してくれる人に使い続けてもらえれば嬉しい、という心意気。グッときてしまいました。有田焼の下請けとされていた波佐見焼をブランド化し「おしゃれで手頃で使いやすい焼き物」というイメージを確立した有限会社マルヒロ。そしてそのものづくりを技術で支える窯元 菊祥陶器。現代的な感性で波佐見焼を食卓の主役にする作り手たちが見据える次のステージを垣間見ることができたような気がします。こだわり抜いて作られたその質感、色味、形状。ぜひお一つ手に取ってみてはいかがでしょうか!
HASAMI仕掛け人が語る、ソークシリーズの舞台裏【後編】
当店でも大人気の波佐見焼ブランド「HASAMI」を展開する有限会社マルヒロ。そのブランドマネージャー・馬場匡平(ばば きょうへい)さんと、「ソークシリーズ」の製造を手がける窯元 菊祥陶器の代表・木下博昭(きのした ひろあき)さん。波佐見焼の可能性を切り拓き続ける二人が語る、「ソークシリーズ」制作秘話の一部を、前編後編でご紹介します。今回は、このソークシリーズで表現したかったこと、そして届けたかった人物像について切り込みます。波佐見焼のフロントランナーが語った、意外なターゲットとは?ソークシリーズを作るにあたって大切にしたところはなんでしたか?マルヒロ馬場さん(以下、馬場さん):この製品を作るにあたって念頭に置いていたのは、職人の実力を打ち出したいというところ。なおかつという"色土(粘土に顔料を混ぜて焼き上げる手法)"という今で世の中に売れているものに対して、量産でもそういった形ができるというのを売りにしたいという、2つの部分が大きかったですもんね。現在今まで日常食器を作っている中で、使いやすさの面とかである意味技術を...んー、排除しましょうとか、値段が上がるからやっぱりある程度のところで止めましょう、というものばっかりが流通していると思うんですよね。でもやっぱり使う人に対して緊張感をもってもらうとか、パッと見では分からない技術っていうのがこのソークシリーズにはいっぱい入っているので、そう言うところが売る人間からすると「語れる」というか、こういうところにこの意味があるんですよというのが言える。これはやっぱり多く売れるというよりかは、共感してくれた人たちに、例えば割れちゃってもまた買おう、と思ってもらえるように職人さんの技術を込めるって言う。それが今回のソークシリーズの企画の中で念頭に置いた部分ですね。菊祥陶器木下さん(以下、木下さん):前回のシリーズから新しくリニューアルしてシリーズ化するにあたって、もともと練り込みの土を使って、土自体に色を付けて商品化しようか、と言うところから始まったんですよね。"色土"ってなるとやっぱりコストの問題とか、現場管理の問題とかスムーズにいかない点がいくつかあったので、どうすればいいかと。じゃあ液体を生地の中に浸透させる「ソーク(染み込ませる)シリーズ」ならどうか、という流れで開発したのがそもそもの原点で。そこから、海外の製品などをマルヒロさんに取り寄せてもらって、その題材を参考にオリジナリティのある製品にすればどうすればいいか、というのを研究していったんです。とにかくよそにない、「なんだこれは」という製品を目指していきました。馬場さん:展示会とかでお客さんに触ってもらっても、ぱっと焼き物だと分かる人って少ないですもんね。で、実際焼き物ですって言った時にその薄さや質感にびっくりして貰えるって言うのは、狙い通り、といったら変だけどやっぱり一つ嬉しいところではありますもんね。それと、今まで釉薬をいっぱい作ってきた中で、絶対的にこの液体じゃないと出せない色ってのがわかったんです。釉薬で同じような色が出せますかって言われても、色合いは合わせられたとして、質感は全然別物になってしまう。ちょっとおこがましいかもしれないけど、唯一無二と呼べるぐらいの基準値のものになったのかな、って言う実感はあります。木下さん:ある程度方向性が決まった段階で色々に詰めていきながらスタートして、生地を作るのも通常の工程だったらありきたりの商品になってしまう。この薄さ、持った時の軽さ、上品さ、手触り感というのをお客様に喜んでもらえれば、気に入った人たちが「今までにない陶器だ、食器だ」と言ってくれる。食卓に新しい風を吹き込むきっかけになればなと思います。そんな商品をお客様手元に届ける戦略みたいなところはマルヒロさんにお願いしつつ、引き続き製品として煮詰めていきたいですね。HASAMI/ソークカップ(M)の詳細を見るこだわり抜いたソークシリーズ。ターゲットはどんな方達なんですか?馬場さん:今まで実はあんまりターゲットを絞ってなかったんですよね。「いいな」って思ってくれたらありがとうございます!って感じで。でも一つこの商品で意味合いが変わってきそうなのは、日常の中で使いやすいのはもちろんなんですけど、ちょっと特別な日だったり、やっぱりこれじゃないとって言って選んでもらえるものになってほしい。だから、こういう人のためにっていうよりかは、うーん難しいですね。。。(笑)木下さん:通常であれば商品開発にあたって、男性向け女性向け年齢層っていうのを絞りながら、そこに大した商品を作っていきますよね。でも匡平君も言った通りターゲットが先にないんですよ。それよか自分たちの新しい器、業界の固定観念を壊してしまうような商品を作ることで、それに共感できる人が若い人だったり、伝統的な焼き物が好きな方だったりが、「これが焼き物なんだ!」て思いながら共感して使ってもらえるような、しかもそれが海外に行った時に、「日本の焼き物ってこんな表現ができるんだ」っていうのも広げていけるような切り口の製品として作ろうと思ったんですよ。だから、正直具体的なターゲットって言うのはそんなに、ないっちゃんね。馬場さん:そう、でもやっぱり譲れなかったのは、レンジで使えたり食洗機もいけたりっていう最低限の使い勝手。僕らの街では400年も焼き物を作っているので、そこは守りながらも、使う時にちょっとだけ繊細になってもらえるような商品にしたいなっていうのがあって。そういったもうちょい別のベクトルで活きる商品を気に入ってくれる方が、若い人でもお年寄りでも、買ってくれたら損はさせませんよ、っていうのは思いとしてありますよね。木下さん:今までにない商品を開発することで、今まで陶器や焼き物に興味がなかった人に「こういうのもあるんだ」って言うことで、「こういうのを使いたい」と思ってもらえる人が一人でも増えてくれると嬉しいなと思って作ってます。製造工程も規格外なら、コンセプト設計も一般的なそれとは一線を画している「ソークシリーズ」。共感してくれる人に使い続けてもらえれば嬉しい、という心意気。グッときてしまいました。有田焼の下請けとされていた波佐見焼をブランド化し「おしゃれで手頃で使いやすい焼き物」というイメージを確立した有限会社マルヒロ。そしてそのものづくりを技術で支える窯元 菊祥陶器。現代的な感性で波佐見焼を食卓の主役にする作り手たちが見据える次のステージを垣間見ることができたような気がします。こだわり抜いて作られたその質感、色味、形状。ぜひお一つ手に取ってみてはいかがでしょうか!

HASAMI仕掛け人が語る、ソークシリーズの舞台裏【前編】
当店でも大人気の波佐見焼ブランド「HASAMI」を展開する有限会社マルヒロ。そのブランドマネージャー・馬場匡平(ばば きょうへい)さんと、「ソークシリーズ」の製造を手がける窯元 菊祥陶器の代表・木下博昭(きのした ひろあき)さん。波佐見焼の可能性を切り拓き続ける二人が語る、「ソークシリーズ」制作秘話の一部を、前編後編でご紹介します。HASAMI/ソークカップ(M)の詳細を見るソークシリーズで最も手を焼いたところ、大変だったところ、こだわったところは?マルヒロ馬場さん(以下、馬場さん):大変だったのは圧倒的に2点、色の付き具合と色の出し具合ですかね。菊祥陶器木下さん(以下、木下さん):厚みによって色が変化しやすいんですよね。土と液体と火の加減の3つの許容範囲が狭くて、色の変化がすごく出やすい。底の色がうまく出なくて、乾燥の具合や液体をつける時間、タイミング、濃度を複合的にテストを重ねていったんですよ。でも、そこまでやっても窯の中の温度によって色に差が出てしまう。馬場さん:みんなが初めてのことをやっているから、出た結果に対する修正を答えがないまま試さないといけないのが一番きつかったですよね。木下さん:今までのものを使ってデザインだけ新しくするの時のアプローチが全く通用しない、カテゴリ自体が違うようなところで物事を進めていったので、予期しないことが色々起きすぎて、なんでだろうなんでだろうっていう壁の連続でした。そこをどうやって安定化させるか。。。ある程度の生地の厚みの安定はクリアできたけど、馬場さん:そういうの得意ですもんね(笑)。木下さん:(笑)。でもその生地の些細な厚みで液体の染み具合が変わったり、液体の塩梅で色の出方が変わってくるから、そこでもテストしながら、煮詰めるのに手探り状態であらゆる可能性を試しました。今までの陶器で意識しなかったところまで意識しないと安定した商品にならなかった。馬場さん:そこがこのシリーズ(Season5ソークシリーズ)でやりたかったことの一つでもありますよね。ある程度こなす感覚で作れるものだったら、売り物に対して気を遣うっていう感覚がどうしても薄れていく。それが、言い方は悪いけど通常の今までの商品だと思うんですけど、でもそれだったら売る方も買う方も見えてきちゃうものが出てくる。「最初の方が良かったね」とか。そうならないためには、やっぱりちょっと難しかったり新しいもので売っていくことに意味があると思ったんですよね。この商品を詳しく見るその未体験なところである程度商品になったというのは、(木下さんの)技術と僕ら(マルヒロ)の売り方の幅を広げてくれたかな、と思います。木下さん:今回良かったのは、器の内側も外側も、ましてや通常ありえない高台(裏側)まで色を表現するっていうのは、本当に新しい取り組みでしたね。馬場さん:無謀な製品によくチャレンジしてくれたなぁ、って思います(笑)。これに関しては無謀な挑戦ですもんね。木下さん:有田焼技術センターでも見たことのない、「なんだろうか」って首を傾げてしまうようなことが多くて。一点ものでもないのでしっかりと量産をしないといけないから、ある程度の幅の中に発色を抑えないと商品価値が生まれない。しっかりと市場に送り出せる製品になるまで、本当に色々と研究を重ねましたね。手探りに近い状態から方法を模索し、400年培った技術力で製品として着地させる。その姿勢に作り手の情熱が伝わってきます。そんな苦労の末に生まれた、一見陶器とは思えない質感をもった「ソークシリーズ」。一体どんな方に向けて製品開発をスタートさせたんでしょうか。尋ねてみると、お二人から意外な返答が。この続きは後編で!
HASAMI仕掛け人が語る、ソークシリーズの舞台裏【前編】
当店でも大人気の波佐見焼ブランド「HASAMI」を展開する有限会社マルヒロ。そのブランドマネージャー・馬場匡平(ばば きょうへい)さんと、「ソークシリーズ」の製造を手がける窯元 菊祥陶器の代表・木下博昭(きのした ひろあき)さん。波佐見焼の可能性を切り拓き続ける二人が語る、「ソークシリーズ」制作秘話の一部を、前編後編でご紹介します。HASAMI/ソークカップ(M)の詳細を見るソークシリーズで最も手を焼いたところ、大変だったところ、こだわったところは?マルヒロ馬場さん(以下、馬場さん):大変だったのは圧倒的に2点、色の付き具合と色の出し具合ですかね。菊祥陶器木下さん(以下、木下さん):厚みによって色が変化しやすいんですよね。土と液体と火の加減の3つの許容範囲が狭くて、色の変化がすごく出やすい。底の色がうまく出なくて、乾燥の具合や液体をつける時間、タイミング、濃度を複合的にテストを重ねていったんですよ。でも、そこまでやっても窯の中の温度によって色に差が出てしまう。馬場さん:みんなが初めてのことをやっているから、出た結果に対する修正を答えがないまま試さないといけないのが一番きつかったですよね。木下さん:今までのものを使ってデザインだけ新しくするの時のアプローチが全く通用しない、カテゴリ自体が違うようなところで物事を進めていったので、予期しないことが色々起きすぎて、なんでだろうなんでだろうっていう壁の連続でした。そこをどうやって安定化させるか。。。ある程度の生地の厚みの安定はクリアできたけど、馬場さん:そういうの得意ですもんね(笑)。木下さん:(笑)。でもその生地の些細な厚みで液体の染み具合が変わったり、液体の塩梅で色の出方が変わってくるから、そこでもテストしながら、煮詰めるのに手探り状態であらゆる可能性を試しました。今までの陶器で意識しなかったところまで意識しないと安定した商品にならなかった。馬場さん:そこがこのシリーズ(Season5ソークシリーズ)でやりたかったことの一つでもありますよね。ある程度こなす感覚で作れるものだったら、売り物に対して気を遣うっていう感覚がどうしても薄れていく。それが、言い方は悪いけど通常の今までの商品だと思うんですけど、でもそれだったら売る方も買う方も見えてきちゃうものが出てくる。「最初の方が良かったね」とか。そうならないためには、やっぱりちょっと難しかったり新しいもので売っていくことに意味があると思ったんですよね。この商品を詳しく見るその未体験なところである程度商品になったというのは、(木下さんの)技術と僕ら(マルヒロ)の売り方の幅を広げてくれたかな、と思います。木下さん:今回良かったのは、器の内側も外側も、ましてや通常ありえない高台(裏側)まで色を表現するっていうのは、本当に新しい取り組みでしたね。馬場さん:無謀な製品によくチャレンジしてくれたなぁ、って思います(笑)。これに関しては無謀な挑戦ですもんね。木下さん:有田焼技術センターでも見たことのない、「なんだろうか」って首を傾げてしまうようなことが多くて。一点ものでもないのでしっかりと量産をしないといけないから、ある程度の幅の中に発色を抑えないと商品価値が生まれない。しっかりと市場に送り出せる製品になるまで、本当に色々と研究を重ねましたね。手探りに近い状態から方法を模索し、400年培った技術力で製品として着地させる。その姿勢に作り手の情熱が伝わってきます。そんな苦労の末に生まれた、一見陶器とは思えない質感をもった「ソークシリーズ」。一体どんな方に向けて製品開発をスタートさせたんでしょうか。尋ねてみると、お二人から意外な返答が。この続きは後編で!

3WAY MINI WALLETと過ごす一日
FABRIK の 3WAY MINI WALLET。これまでの特集でご紹介したりもしている、CRAFTのイチオシアイテムです。素材や縫製、革製品の醍醐味であるエイジングも存分に楽しめるアイテムなんですが、最大の魅力はなんといってもその計算しつくされた設計。この小ささの中に3つの用途を秘めたマルチなアイテムなんです。変形させることで名刺入れ、ミニ財布、コインケースとして使えるので、一日のシーンに応じて使い分けが可能。FABRIK/3WAY MINI WALLETの詳細を見る一つの用途に固定して使ってもいいんですが、せっかくのポテンシャルを活かすためにクロスオーバーして使ってあげたくなります。そこで今回は、3WAY MINI WALLET とともに過ごす平日の様子をご紹介!スタッフが実際に丸一日使用してみました。先に感想を言っておくと、「全てがちょうどいい」という感じ。小物をいくつも持ちたくない、出かける時の荷物をコンパクトにしたい、そんな方に改めておすすめしたいアイテムです。ベースは名刺入れで買った時にはこの「カードケース」モードで届きます。収納できる枚数は名刺で15枚前後と、大容量というほどではありませんが、少なくとも2,3日の仕事で使う分は問題なく収納できます。普段超大容量の名刺入れを使っている私ですが、逆にこれぐらいの枚数の方が名刺を溜めずに管理する習慣ができていいな、と思ってしまいました。容量が大きいとつい管理をサボってしまうんですよね。。。FABRIK/KEY CASE & CARDの詳細を見る厚手のカードも8枚程度収納できるのでICカードなどを入れるのもアリですが、個人的には名刺入れとして使って、真ん中の仕切りで自分用/相手用の名刺を分けるのが便利だなと感じました。スタイリッシュなデザインが名刺交換の時の好感度を上げてくれそうなのも◎。ブラックやチョコレート、グリーンで落ち着きを演出してみたり、ターコイズやイエローで遊びを効かせてみたり、ホワイトやキャメルで清潔感を出してみたり、と戦略的に選ベるカラーバリエーションも嬉しいですね。昼休み、ちょっとした外出にはミニ財布さて時刻もお昼時。近所のお店にランチに行ったりやサクッとコンビニで済ませようという時、わざわざ大きな財布を持っていくのって面倒ですよね。でも直接ポケットに入れるというのもアレなもの。現金を持っていないとクレカやICカードが使えないお店だった時がピンチ。そんな時は、名刺のところに千円札を挟んでサッとお出かけ。お釣りが出た時は「ミニ財布」モードの出番です。真ん中の仕切りを折りたたんで、999円分のコインを収納可能。毎日やってくるランチタイムだからこそ、ストレスや無駄を極力減らしたいですよね。そんな気分にフィットするサイズ感になっているんです。ランニングのお供はコインケース帰宅後、軽く汗を流しにランニング。自分は2km程度走った後、コンビニのアイスでクールダウンしながら帰ってくるのが日課。気分転換以外の効果はないんだろうなぁ、と思いながらもついやってしまうんですよね。それはさておき、ランニングやお散歩に持っていく時は最終形態の「コインケース」モードが優秀。ランニングの時にはポケットに直接小銭を入れる方が多いみたいですが、その金額って結構難しくありませんか?上述の通り無駄買いをしてしまう自分としては100円じゃ心もとないし、500円は多すぎるし。そもそもお釣りの音で気が散ってしまいます。このコインケースであれば金額もお釣りの音も気にせず、なおかつコンパクトにお金を持ち運ぶことができます。小さい、多彩なミニウォレットシチュエーションに応じて用途を柔軟に変えられるこの 3WAY MINI WALLET 。絶妙に「ちょうどいい」と感じさせられるその設計には脱帽です。性別、年齢を問わず手に取りやすいデザインと価格、そして機能性。メインのお財布として使うのはもちろん、玄関の鍵置きに置いておくサブ財布としても活躍してくれそう。そんな控えめなところも可愛いアイテムです。
3WAY MINI WALLETと過ごす一日
FABRIK の 3WAY MINI WALLET。これまでの特集でご紹介したりもしている、CRAFTのイチオシアイテムです。素材や縫製、革製品の醍醐味であるエイジングも存分に楽しめるアイテムなんですが、最大の魅力はなんといってもその計算しつくされた設計。この小ささの中に3つの用途を秘めたマルチなアイテムなんです。変形させることで名刺入れ、ミニ財布、コインケースとして使えるので、一日のシーンに応じて使い分けが可能。FABRIK/3WAY MINI WALLETの詳細を見る一つの用途に固定して使ってもいいんですが、せっかくのポテンシャルを活かすためにクロスオーバーして使ってあげたくなります。そこで今回は、3WAY MINI WALLET とともに過ごす平日の様子をご紹介!スタッフが実際に丸一日使用してみました。先に感想を言っておくと、「全てがちょうどいい」という感じ。小物をいくつも持ちたくない、出かける時の荷物をコンパクトにしたい、そんな方に改めておすすめしたいアイテムです。ベースは名刺入れで買った時にはこの「カードケース」モードで届きます。収納できる枚数は名刺で15枚前後と、大容量というほどではありませんが、少なくとも2,3日の仕事で使う分は問題なく収納できます。普段超大容量の名刺入れを使っている私ですが、逆にこれぐらいの枚数の方が名刺を溜めずに管理する習慣ができていいな、と思ってしまいました。容量が大きいとつい管理をサボってしまうんですよね。。。FABRIK/KEY CASE & CARDの詳細を見る厚手のカードも8枚程度収納できるのでICカードなどを入れるのもアリですが、個人的には名刺入れとして使って、真ん中の仕切りで自分用/相手用の名刺を分けるのが便利だなと感じました。スタイリッシュなデザインが名刺交換の時の好感度を上げてくれそうなのも◎。ブラックやチョコレート、グリーンで落ち着きを演出してみたり、ターコイズやイエローで遊びを効かせてみたり、ホワイトやキャメルで清潔感を出してみたり、と戦略的に選ベるカラーバリエーションも嬉しいですね。昼休み、ちょっとした外出にはミニ財布さて時刻もお昼時。近所のお店にランチに行ったりやサクッとコンビニで済ませようという時、わざわざ大きな財布を持っていくのって面倒ですよね。でも直接ポケットに入れるというのもアレなもの。現金を持っていないとクレカやICカードが使えないお店だった時がピンチ。そんな時は、名刺のところに千円札を挟んでサッとお出かけ。お釣りが出た時は「ミニ財布」モードの出番です。真ん中の仕切りを折りたたんで、999円分のコインを収納可能。毎日やってくるランチタイムだからこそ、ストレスや無駄を極力減らしたいですよね。そんな気分にフィットするサイズ感になっているんです。ランニングのお供はコインケース帰宅後、軽く汗を流しにランニング。自分は2km程度走った後、コンビニのアイスでクールダウンしながら帰ってくるのが日課。気分転換以外の効果はないんだろうなぁ、と思いながらもついやってしまうんですよね。それはさておき、ランニングやお散歩に持っていく時は最終形態の「コインケース」モードが優秀。ランニングの時にはポケットに直接小銭を入れる方が多いみたいですが、その金額って結構難しくありませんか?上述の通り無駄買いをしてしまう自分としては100円じゃ心もとないし、500円は多すぎるし。そもそもお釣りの音で気が散ってしまいます。このコインケースであれば金額もお釣りの音も気にせず、なおかつコンパクトにお金を持ち運ぶことができます。小さい、多彩なミニウォレットシチュエーションに応じて用途を柔軟に変えられるこの 3WAY MINI WALLET 。絶妙に「ちょうどいい」と感じさせられるその設計には脱帽です。性別、年齢を問わず手に取りやすいデザインと価格、そして機能性。メインのお財布として使うのはもちろん、玄関の鍵置きに置いておくサブ財布としても活躍してくれそう。そんな控えめなところも可愛いアイテムです。

繊細な風合いの品々で、凛とした食卓に
普段使いするうつわを選ぶとき、どんなデザインのものを選ぶことが多いですか?シンプルで飾らないもの、食卓を明るくしてくれる鮮やかなもの、どっしりとして安心感のあるものなど、ある程度の基準があると食卓にまとまりが生まれますよね。ここでは、普段使いできる機能性を保ちながらも、洗練された風合いに仕上げられたうつわたちをご紹介。ちょっとだけ姿勢を正したくなるような、それでいて安心感を覚えるような。そんな食卓にしてくれる、繊細で凛とした表情のうつわが揃っています。伝統工芸士が紡ぐ新しい伝統の形漆屋はやし(和歌山) | さくらのお箸(夫婦)経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定された紀州漆器。無駄のないシルエットと、バイカラーに塗り分けられた漆が目を引くこちらは、その認定伝統工芸士・林克彦さんが丹精を込めて塗り上げた、漆の夫婦箸です。丁寧に塗られた本漆は見た目に鮮やかなだけでなく、しっとりとした指触りにもつながっています。お米もくっつきにくく、抗菌作用で気持ちよく使うことができるというのも嬉しいポイントです。本漆だからと言ってうやうやしく扱う必要はありません。木の国和歌山で作られる紀州漆器は、室町時代から現在に至るまで「人々の暮らしに寄り添う漆器」を生み出すスタイルを継承。耐久性も高く、見た目だけでない実用性が宿っています。代々受け継いだ伝統技法を土台に、現代の食卓にも馴染むデザインに仕上げられたこの夫婦箸。桜の枝には安産祈願の意味もあるので、ご自宅用だけでなくプレゼントにも喜ばれそうです。触れていたくなる、可憐な有田焼1616 / arita japan(佐賀) | TYパレスプレートしっとりとした質感と、思わず指を沿わせてしまう可憐な造形。このお皿、実は有田焼なんです。その無駄を排したデザインにより、和食はもちろん洋食にも使える懐の広さを備えています。その繊細な見た目から、取り扱いも繊細なのでは?と思ってしまうかもしれませんが、心配ご無用。密度の高い有田焼の粘土を高温で焼き上げているため、耐久性は一般的な磁器と比べても遜色がありません。釉薬を掛けずに焼き上げた表面は吸い付くような指ざわり。マットな質感が上品さを感じさせます。日本の美意識を感じさせ、なおかつ洋食にもマッチする。そんなデザインに、海外の愛用者も増えているんだそう。有田焼世界発信の旗手的存在、 1616 / arita japan 。その不動の人気アイテムであるパレスプレートは、一度触れてみていただきたい商品です。1616 arita japan/TYパレスプレートの詳細を見る木目に赤い帯を締めた、老舗の遊び心井助商店(京都) | MOKUシリーズ ボウル創業180年を数える漆器専門店、井助商店。そんな京都の老舗が生み出したモダンデザインのテーブルウェア「MOKU」シリーズのボウルです。「MOKU」はもちろん「木目」のこと。この「MOKU」シリーズのボウルは、「積み重ね」や「入れ子」構造をデザイン化。4サイズのボウルを全て積み重ねたときにできる波紋のような形状が特徴です。見た目だけでなく、収納もかさばらないので、機能面でも文句なし。2013年1月には世界最高峰のインテリア&デザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」で先行披露。その際欧州のバイヤーからも高い評価を受け、すでに有名ブランドからの受注が入っています。木目にすっと伸びた二本の赤い線が、温かみの中にも洗練された印象を与えてくれます。現代の日常に馴染むような漆器を、という老舗の粋なものづくりが伝わってくる木の器です。isuke/MOKU ボウルの詳細を見る食卓にさりげない上品さを毎日使う食器となると、どんな料理にも合わせやすいシンプルなものを選びたくなりますよね。シンプルという点だけで見れば本当にたくさんの食器が存在しますが、さりげない繊細さを併せもったものは意外と少なかったりします。落ち着きの中にちょっとした遊び心や奥ゆかしさを感じさせてくれるようなうつわたちは、ずっと使い続けるのにぴったり。是非みなさんも、一度手に取ってみてはいかがでしょう。
繊細な風合いの品々で、凛とした食卓に
普段使いするうつわを選ぶとき、どんなデザインのものを選ぶことが多いですか?シンプルで飾らないもの、食卓を明るくしてくれる鮮やかなもの、どっしりとして安心感のあるものなど、ある程度の基準があると食卓にまとまりが生まれますよね。ここでは、普段使いできる機能性を保ちながらも、洗練された風合いに仕上げられたうつわたちをご紹介。ちょっとだけ姿勢を正したくなるような、それでいて安心感を覚えるような。そんな食卓にしてくれる、繊細で凛とした表情のうつわが揃っています。伝統工芸士が紡ぐ新しい伝統の形漆屋はやし(和歌山) | さくらのお箸(夫婦)経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定された紀州漆器。無駄のないシルエットと、バイカラーに塗り分けられた漆が目を引くこちらは、その認定伝統工芸士・林克彦さんが丹精を込めて塗り上げた、漆の夫婦箸です。丁寧に塗られた本漆は見た目に鮮やかなだけでなく、しっとりとした指触りにもつながっています。お米もくっつきにくく、抗菌作用で気持ちよく使うことができるというのも嬉しいポイントです。本漆だからと言ってうやうやしく扱う必要はありません。木の国和歌山で作られる紀州漆器は、室町時代から現在に至るまで「人々の暮らしに寄り添う漆器」を生み出すスタイルを継承。耐久性も高く、見た目だけでない実用性が宿っています。代々受け継いだ伝統技法を土台に、現代の食卓にも馴染むデザインに仕上げられたこの夫婦箸。桜の枝には安産祈願の意味もあるので、ご自宅用だけでなくプレゼントにも喜ばれそうです。触れていたくなる、可憐な有田焼1616 / arita japan(佐賀) | TYパレスプレートしっとりとした質感と、思わず指を沿わせてしまう可憐な造形。このお皿、実は有田焼なんです。その無駄を排したデザインにより、和食はもちろん洋食にも使える懐の広さを備えています。その繊細な見た目から、取り扱いも繊細なのでは?と思ってしまうかもしれませんが、心配ご無用。密度の高い有田焼の粘土を高温で焼き上げているため、耐久性は一般的な磁器と比べても遜色がありません。釉薬を掛けずに焼き上げた表面は吸い付くような指ざわり。マットな質感が上品さを感じさせます。日本の美意識を感じさせ、なおかつ洋食にもマッチする。そんなデザインに、海外の愛用者も増えているんだそう。有田焼世界発信の旗手的存在、 1616 / arita japan 。その不動の人気アイテムであるパレスプレートは、一度触れてみていただきたい商品です。1616 arita japan/TYパレスプレートの詳細を見る木目に赤い帯を締めた、老舗の遊び心井助商店(京都) | MOKUシリーズ ボウル創業180年を数える漆器専門店、井助商店。そんな京都の老舗が生み出したモダンデザインのテーブルウェア「MOKU」シリーズのボウルです。「MOKU」はもちろん「木目」のこと。この「MOKU」シリーズのボウルは、「積み重ね」や「入れ子」構造をデザイン化。4サイズのボウルを全て積み重ねたときにできる波紋のような形状が特徴です。見た目だけでなく、収納もかさばらないので、機能面でも文句なし。2013年1月には世界最高峰のインテリア&デザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」で先行披露。その際欧州のバイヤーからも高い評価を受け、すでに有名ブランドからの受注が入っています。木目にすっと伸びた二本の赤い線が、温かみの中にも洗練された印象を与えてくれます。現代の日常に馴染むような漆器を、という老舗の粋なものづくりが伝わってくる木の器です。isuke/MOKU ボウルの詳細を見る食卓にさりげない上品さを毎日使う食器となると、どんな料理にも合わせやすいシンプルなものを選びたくなりますよね。シンプルという点だけで見れば本当にたくさんの食器が存在しますが、さりげない繊細さを併せもったものは意外と少なかったりします。落ち着きの中にちょっとした遊び心や奥ゆかしさを感じさせてくれるようなうつわたちは、ずっと使い続けるのにぴったり。是非みなさんも、一度手に取ってみてはいかがでしょう。

日本のものづくりで暮らしのスパイスに、「!」のあるアイテムたち
DIYやハンドメイドアイテムなど、手作りのもので暮らしを豊かにするスタイルが一般的になったここ数年。既製品にはない風合いは、その愛着を更に深めてくれます。CRAFTが取り扱っているのも、職人さんの手仕事による、ストーリーが宿ったアイテムたち。日本のものづくりによって生まれた、そんなラインナップの中でも、一味違うアイデアを秘めたアイテムたちをご紹介します。見て関心、触って感動、使って驚き、知って納得!そんなワクワクするような品々です!自由自在に曲がる、錫100%の”KAGO”能作 | KAGO スクエア(M)その時々によって、自由自在に形を変えるインテリア。株式会社能作が展開するKAGO(カゴ)シリーズの商品たちは、そんな魔法のようなアイテムです。錫が持つ「柔らかい」という特徴により、世界にひとつだけのオンリーワンインテリア雑貨を自分の手で作る感覚を楽しむことができます。小さな頃に遊んでいたときのような、物の形を変えて自由な発想で表現をする体験。錫を曲げることで生じる「錫鳴き」と呼ばれる小さな音も相まって、使うことで感覚を刺激してくれるようなアイテムです。能作/KAGO スクエアの詳細を見る水を吸う、卵生まれのバスマット日本エムテクス株式会社(東京) | uhuhu バスマットこちらは卵の殻からできたバスマット。ユニークな素材と確かな機能性、そしておしゃれなタイル状のデザインと三拍子揃ったバスマットとして、早くも評判に。UFUFU を生み出した日本エムテクス株式会社は“長期的な環境視野での「ものづくり」”を掲げ、限りある地球資源をできるだけ損なわない、環境に優しい製品を開発している会社。住宅資材をはじめとした暮らしに関わる製品を生み出しています。このものづくりの哲学は UFUFU にも。使われている卵の殻は、キユーピー株式会社で製品に使用されたものを再利用。捨てられるはずだった素材を、日本古来の製法やこだわり抜いた素材で蘇らせる。さらに、シンプルで愛着が湧くデザインと、毎日の生活をより快適にする機能性を備えたバスマットに仕上がっています。お風呂上がりでリラックスした心を、さらにご機嫌にしてくれること間違いなしです。日本エムテクス/UFUFU - ウフウフ 吸水バスマットの詳細を見るこの小ささで3WAY。ベジタブルタンニングレザーのミニ財布FABRIK - ファブリック(東京) | 3WAY MINI WALLETシンプルなデザインが目を引く FABRIK(ファブリック) のレザーアイテム。ライフスタイルに寄り添う“ちょっといい”ものづくりをテーマとして、柔軟な発想と伝統的な職人技が融合したものづくりを提案しています。完全国内生産にこだわり、デザイン、生産、販売まで一貫して手がけ、上質な天然皮革のしなやかさを最大限に引き出すパターンを設計することで、これまでにない機能性を携えた革製品が話題を呼んでいます。そんなFABRIKからちょっとしたお出かけの相棒になるコインケース、その名も3WAY WALLETは、「コンパクトで無駄のない設計」「3種類の使い方が可能」「エイジングも楽しいベジタブルタンニングレザー」という男心をくすぐる魅力満載のアイテムとなっています。カラーは全部で8色なので、ペアアイテムとして持っても素敵ですね。FABRIK/3WAY MINI WALLETの詳細を見る陶器でできた日本酒専用のワイングラス田代陶器店(佐賀) | rice wine glass陶磁器で有名な佐賀県有田の田代陶器店が生み出した、日本酒専用ワイングラス「rice wine glass」。日本酒の「香り」と「口当たり」の違いを実感していただきたい逸品です。ワイングラスを参考にしたシルエットにより、日本酒の香りが鼻にしっかりと伝わるのが特長。こだわって選んだ日本酒と、お気に入りのアテをつまみながら。いつもよりちょっと贅沢な時間を楽しんでみたくなります。通常、複雑で繊細な形状を陶磁器で表現する際、パーツごとに組み合わせるのが一般的ですが、この「rice...
日本のものづくりで暮らしのスパイスに、「!」のあるアイテムたち
DIYやハンドメイドアイテムなど、手作りのもので暮らしを豊かにするスタイルが一般的になったここ数年。既製品にはない風合いは、その愛着を更に深めてくれます。CRAFTが取り扱っているのも、職人さんの手仕事による、ストーリーが宿ったアイテムたち。日本のものづくりによって生まれた、そんなラインナップの中でも、一味違うアイデアを秘めたアイテムたちをご紹介します。見て関心、触って感動、使って驚き、知って納得!そんなワクワクするような品々です!自由自在に曲がる、錫100%の”KAGO”能作 | KAGO スクエア(M)その時々によって、自由自在に形を変えるインテリア。株式会社能作が展開するKAGO(カゴ)シリーズの商品たちは、そんな魔法のようなアイテムです。錫が持つ「柔らかい」という特徴により、世界にひとつだけのオンリーワンインテリア雑貨を自分の手で作る感覚を楽しむことができます。小さな頃に遊んでいたときのような、物の形を変えて自由な発想で表現をする体験。錫を曲げることで生じる「錫鳴き」と呼ばれる小さな音も相まって、使うことで感覚を刺激してくれるようなアイテムです。能作/KAGO スクエアの詳細を見る水を吸う、卵生まれのバスマット日本エムテクス株式会社(東京) | uhuhu バスマットこちらは卵の殻からできたバスマット。ユニークな素材と確かな機能性、そしておしゃれなタイル状のデザインと三拍子揃ったバスマットとして、早くも評判に。UFUFU を生み出した日本エムテクス株式会社は“長期的な環境視野での「ものづくり」”を掲げ、限りある地球資源をできるだけ損なわない、環境に優しい製品を開発している会社。住宅資材をはじめとした暮らしに関わる製品を生み出しています。このものづくりの哲学は UFUFU にも。使われている卵の殻は、キユーピー株式会社で製品に使用されたものを再利用。捨てられるはずだった素材を、日本古来の製法やこだわり抜いた素材で蘇らせる。さらに、シンプルで愛着が湧くデザインと、毎日の生活をより快適にする機能性を備えたバスマットに仕上がっています。お風呂上がりでリラックスした心を、さらにご機嫌にしてくれること間違いなしです。日本エムテクス/UFUFU - ウフウフ 吸水バスマットの詳細を見るこの小ささで3WAY。ベジタブルタンニングレザーのミニ財布FABRIK - ファブリック(東京) | 3WAY MINI WALLETシンプルなデザインが目を引く FABRIK(ファブリック) のレザーアイテム。ライフスタイルに寄り添う“ちょっといい”ものづくりをテーマとして、柔軟な発想と伝統的な職人技が融合したものづくりを提案しています。完全国内生産にこだわり、デザイン、生産、販売まで一貫して手がけ、上質な天然皮革のしなやかさを最大限に引き出すパターンを設計することで、これまでにない機能性を携えた革製品が話題を呼んでいます。そんなFABRIKからちょっとしたお出かけの相棒になるコインケース、その名も3WAY WALLETは、「コンパクトで無駄のない設計」「3種類の使い方が可能」「エイジングも楽しいベジタブルタンニングレザー」という男心をくすぐる魅力満載のアイテムとなっています。カラーは全部で8色なので、ペアアイテムとして持っても素敵ですね。FABRIK/3WAY MINI WALLETの詳細を見る陶器でできた日本酒専用のワイングラス田代陶器店(佐賀) | rice wine glass陶磁器で有名な佐賀県有田の田代陶器店が生み出した、日本酒専用ワイングラス「rice wine glass」。日本酒の「香り」と「口当たり」の違いを実感していただきたい逸品です。ワイングラスを参考にしたシルエットにより、日本酒の香りが鼻にしっかりと伝わるのが特長。こだわって選んだ日本酒と、お気に入りのアテをつまみながら。いつもよりちょっと贅沢な時間を楽しんでみたくなります。通常、複雑で繊細な形状を陶磁器で表現する際、パーツごとに組み合わせるのが一般的ですが、この「rice...

食卓を温かくする、木目が活きたテーブルウェア
ほっこりとした温もりを感じることができる「木」。木目が活きたお碗やコップは食材との相性も抜群です。そんな、食卓を優しく彩ってくれるアイテムをご紹介します!想いと伝統が詰まった汁椀我戸幹男商店(石川) | TSUMUGIシリーズ 汁椀「富士(FUJI)」エッジの効いたデザインが目を引く汁椀。石川県は山中で漆器を製造する我戸幹男商店の TSUMUGI というシリーズのアイテムです。この FUJI というモデルは、使う人の長寿や幸せを願い「不死」という意味を持つ富士を象っています。近年人気が高まっている和モダンデザインの食器。そんな中で、2016年のグッドデザイン賞を受賞した我戸幹男商店の TSUMUGI は国内外から高い評価を受けているアイテムです。我戸幹男商店/TSUMUGI 汁椀 富士 - FUJIの詳細を見る収納するときまで美しく株式会社井助商店(京都) | MOKUYシリーズ ボウル京都の漆器の老舗、井助商店からモダンデザインのテーブルウェア「MOKU」シリーズ。「MOKU」はもちろん「木目」の木です。デザイン良し、使い勝手良し、機能面でも文句なしの木の器です。「積み重ね」や「入れ子」構造をデザイン化した「MOKU」シリーズのボウルは4サイズ展開です。全て積み重ねたときにできる構造が特徴です。2013年1月には世界最高峰のインテリア&デザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」にて先行披露し、欧州のバイヤーからも高い評価を受け、すでに有名ブランドからも受注した実績もあります。isuke/MOKU ボウルの詳細を見る素朴な優しさに包まれるお弁当箱杉の木クラフト(福岡) | うるしのお弁当箱私たちの暮らしの中で馴染み深い木材の一つである杉。素材が持つ柔らかな表情と、その魅力を引き出そうとする作り手さんによって生み出されるお弁当箱です。杉の木が湿気を吸い取ってくれるので、お昼になってもご飯がべタッとせず美味しく食べられます。冷めてもふっくら美味しいご飯にしてくれるようにと、あえて拭き漆で仕上げているところに、作り手さんの計らいを感じます。忙しくてランチもバタバタというときでも、杉の木の風合いや香りでちょっとリラックスできそう。杉の木クラフト/うるしの弁当箱の詳細を見る木のテーブルウェアで安らぎのひと時を使い手や料理を選ばず、そっと温かみを宿してくれる木のうつわ。素材や加工技術などに地域の差が出るのも面白いポイントです。自分用に使うのはもちろん、客人をもてなすにも清潔感のある木のテーブルウェアが活躍してくれそう。一つは持っておきたい万能なアイテムです。
食卓を温かくする、木目が活きたテーブルウェア
ほっこりとした温もりを感じることができる「木」。木目が活きたお碗やコップは食材との相性も抜群です。そんな、食卓を優しく彩ってくれるアイテムをご紹介します!想いと伝統が詰まった汁椀我戸幹男商店(石川) | TSUMUGIシリーズ 汁椀「富士(FUJI)」エッジの効いたデザインが目を引く汁椀。石川県は山中で漆器を製造する我戸幹男商店の TSUMUGI というシリーズのアイテムです。この FUJI というモデルは、使う人の長寿や幸せを願い「不死」という意味を持つ富士を象っています。近年人気が高まっている和モダンデザインの食器。そんな中で、2016年のグッドデザイン賞を受賞した我戸幹男商店の TSUMUGI は国内外から高い評価を受けているアイテムです。我戸幹男商店/TSUMUGI 汁椀 富士 - FUJIの詳細を見る収納するときまで美しく株式会社井助商店(京都) | MOKUYシリーズ ボウル京都の漆器の老舗、井助商店からモダンデザインのテーブルウェア「MOKU」シリーズ。「MOKU」はもちろん「木目」の木です。デザイン良し、使い勝手良し、機能面でも文句なしの木の器です。「積み重ね」や「入れ子」構造をデザイン化した「MOKU」シリーズのボウルは4サイズ展開です。全て積み重ねたときにできる構造が特徴です。2013年1月には世界最高峰のインテリア&デザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」にて先行披露し、欧州のバイヤーからも高い評価を受け、すでに有名ブランドからも受注した実績もあります。isuke/MOKU ボウルの詳細を見る素朴な優しさに包まれるお弁当箱杉の木クラフト(福岡) | うるしのお弁当箱私たちの暮らしの中で馴染み深い木材の一つである杉。素材が持つ柔らかな表情と、その魅力を引き出そうとする作り手さんによって生み出されるお弁当箱です。杉の木が湿気を吸い取ってくれるので、お昼になってもご飯がべタッとせず美味しく食べられます。冷めてもふっくら美味しいご飯にしてくれるようにと、あえて拭き漆で仕上げているところに、作り手さんの計らいを感じます。忙しくてランチもバタバタというときでも、杉の木の風合いや香りでちょっとリラックスできそう。杉の木クラフト/うるしの弁当箱の詳細を見る木のテーブルウェアで安らぎのひと時を使い手や料理を選ばず、そっと温かみを宿してくれる木のうつわ。素材や加工技術などに地域の差が出るのも面白いポイントです。自分用に使うのはもちろん、客人をもてなすにも清潔感のある木のテーブルウェアが活躍してくれそう。一つは持っておきたい万能なアイテムです。