Eld Trivet（エルド トリベット）

日常に馴染む、伝統工芸の鍋敷き。

「Eld Trivet M」は、大阪は深江の伝統工芸である「菅細工（すげざいく）」で作られた鍋敷きです。素材の菅（すげ）は機能的かつ丈夫なので、経年変化を楽しみながら長くお使いいただけます。

「菅（すげ）」という素材をご存知でしょうか。現代の日常生活ではあまり馴染みがない素材ですが、江戸時代の旅支度に欠かせなかった編み笠の材料だった素材です。熱に強く、防水透湿性も高いことから、かつては釜敷きにも使われていたのだとか。

撥水性のある繊維が水を弾くのはもちろん、湿気が多ければ編んだ菅が膨らんで内部に通さず、乾燥すれば菅が戻って自然に風通しが良くなるというから驚き。自然素材は扱いが難しいイメージがありますが、菅はむしろお手入れいらずです。

均一に並ぶ綺麗な網目は、一点一点職人さんの手作業で編まれています。フチ部分の編み込みがアクセントになって、どこか北欧の白樺細工にも通じるようなデザイン性を感じられるから面白い。

サイズは直径約16.5cmで、同じEldシリーズのスキレット「Skillet M」にぴったりのサイズで作られています。安定感も考えられた形状なので、食卓にそのままスキレットを置くシーンでぜひ使いたい鍋敷きです。他にも、片手鍋などに丁度いいサイズ感なので、一枚あると何かと使えます。

Eld Skillet（エルド スキレット）

5,500円

カラーはPLANE（プレーン）とGREEN（グリーン）の2色。

PLANEは天然素材らしいナチュラルな色味で、どんな食卓にも馴染む万能カラーです。インテリアとしてキッチンに出しておきたい、雰囲気のいい佇まいです。

差し色になるGREEN（グリーン）は、網目が際立つので職人技を堪能できる仕上がりです。いずれのカラーも使っているうちに多少色が変化するので、経年変化も楽しむことができますよ。

伝統を伝えていく、現代の道具。

Eld Trivetは、同シリーズのスキレット「Eld Skillet」をしっかり置ける「厚みが薄く編み込まれた鍋敷き」を追求して生まれました。

「編み込んだ素材」であり、熱々のスキレットを置いても安定する「厚みが薄い」ものがなかなか見つからない。そんな中で出会ったのが、機能性とデザイン性の良さが揃った「菅細工」だったそう。

程よく薄い厚みで置いたものが安定する形なので、熱々のものも安心して置くことができます。

長い時間愛されてきた天然素材の使い勝手の良さと職人技を体感できるEld Trivetは、伝統工芸である菅細工の良さを伝えていく現代の道具でもあるのです。

商品詳細

使用上の注意