特集・コラム

日本のいいものと過ごす1日|クリスマスをもっと特別にする伝統工芸品8選
大切な人たちと過ごすクリスマス。街中はイルミネーションが輝き、たくさんの人の目を惹きつける。そんな賑やかなムードに心が躍らされ、特別な日だと改めて感じます。CRAFT STOREではそんなクリスマスをもっと特別に演出してくれる日本の伝統工芸品をご紹介します。クリスマスの1日を華やかにする伝統工芸品クリスマスは元々イエス・キリストの誕生を祝うものとして知られていますが、風習や食事などは国によってさまざまです。日本ではクリスマスツリーを飾りケーキでお祝いしたり、恋人と2人で過ごしたり。毎年のことなので、企画する人たちにとっては慌ただしい日になるでしょう。「いつも同じ演出なので、今回はちょっとこだわりたい」今回はディナータイムだけでなく、1日のスタートから思い出に残る素敵なクリスマスを演出してくれる日本の伝統工芸品をご紹介します。ナガエプリュス「cygne(シーニュ)」クリスマスの朝に鏡を覗き込む。「ちょっとむくんでるかも。」写真もたくさん取るし、一年に一度のクリスマスは笑顔で過ごしたいですよね。NAGAE+のセルフケアグッズcygne(シーニュ)はクリスマスという特別な日を気持ち良くスタートさせてくれるでしょう。リフトアップツールでクリスマスの朝を笑顔でスタート美容業界で有名な小田切ヒロさんが監修したリフトアップツールcygne(シーニュ)。チタン製のその佇まいはなめらかで美しく、アート作品に見えます。軽くて錆びにくいので洗面所やお風呂場でも使えるのは便利。すっきりした笑顔でクリスマスの朝を迎えられそう。NAGAE+/cygne - シーニュの詳細を見る杉の木クラフト「うるしの弁当箱」クリスマスが平日であれば、仕事が終わってお祝いする人も多いでしょう。そんな時はお弁当にこだわってみるのも楽しい。料理を引き立ててくれ、ランチタイムを癒しの香りで演出してくれるお弁当箱が杉の木クラフトのうるしの弁当箱です。クリスマスのお弁当箱は「曲げわっぱ」で演出「曲げわっぱ」はスギやヒノキなどの薄板を熱湯に浸しながら曲げて作る箱のこと。歴史は奈良時代までさかのぼります。濃い茶色のシンプルな見た目に一つ一つ独特の木目が入ったデザイン。ご飯をふっくらに保ち、フタを開けた時の杉の香りが美味しさをより感じさせてくれます。クリスマスに食べたい料理を盛りつけて、職場で小さなクリスマスランチを楽しんでみるのもおしゃれです。杉の木クラフト/うるしの弁当箱の詳細を見るCRAFT STORE 「eni(エニ)」クリスマスディナーを自宅で用意するなら、いつもの食器ではちょっと物足りない。「お祝いの日は特別感のある食器で彩りたい」家族や恋人など、大切な人と食卓を囲む時にぴったりのCRAFT STOREのペア食器eni(エニ)。誰かに贈りたくなる縁起の良いペア食器はクリスマスの食卓を華やかに演出してくれるでしょう。クリスマスディナーはお祝いの気持ちを込めた波佐見焼の食器eni(エニ)は八角形のデザイン。「8」は末広がりを意味し、中央に描かれたまるい縁は円満の意味が込められています。和洋選ばず料理を映えさせてくれるので、クリスマスに合わせた料理を盛り付けてもおしゃれ。結婚祝いなどのギフトとして贈ることも、毎日の食卓でも使えます。「かるがる陶土」という特殊素材でできているので、軽くて丈夫なのが嬉しい。陶磁器の表面に塗る釉薬(ゆうやく)にもこだわり、油汚れもさっと洗い流せるのでクリスマスディナーの片付けも手間がかかりません。eni(エニ)Plate ホワイトの詳細を見るトーダイ 「アルミ アイスクリームスプーン」食後にすぐケーキを食べるにはお腹がいっぱい。「ケーキの前にちょっとしたデザートが欲しい」そんな時は小さいカップのアイスクリームがおすすめです。トーダイのアルミ アイスクリームスプーンはアイスクリーム専用のスプーン。クリスマスケーキを食べる前のちょっとしたデザートに金属加工技術が有名な新潟県燕市から生まれたアルミ アイスクリームスプーン。スプーンの先端はアイスクリームをすくいやすいデザインになっています。カラーバリエーションは6種類と豊富にあるので色違いで揃えたい。熱伝導率もすぐれ、体温をアイスクリームに伝えやすくなっているので食べやすいです。トーダイ/アルミ アイスクリームスプーンの詳細を見る西海陶器Common「ポット」と「マグ」この日のために予約したクリスマスケーキ。クリスマスディナーに欠かせないケーキをこだわりのテーブルウェアと一緒に楽しみたいですよね。食卓を華やかに魅せてくれるテーブルウェアは大切なもの。西海陶器のCommonのマグとポットを組み合わせて食卓を可愛らしく演出しましょう。クリスマスケーキに添える波佐見焼の食器現代の生活に馴染む波佐見焼の食器を作るブランドCommon。6色展開のカラフルなポットとマグはシンプルで光沢のある佇まいで、クリスマスカラーの赤や緑で揃えて楽しめます。ポットとマグを同じ色で揃えても、違う色でもおしゃれ。丸みを帯びたフォルムは両手でつい持ちたくなり、温かい紅茶やコーヒーのぬくもりを感じさせてくれます。Common「ポット」は陶器素材のおしゃれなティーポット。選べる6色展開シンプルさを追求した陶器素材のマグカップCANDLE LIGHTS 「GREEN CANDLE (グリーンキャンドル)」クリスマスツリーなど、お部屋の雰囲気づくりは大切ですよね。家族や恋人と過ごすゆったりと落ち着いた空間。GREEN CANDLE(グリーンキャンドル)はプレゼントを渡す時など、その場のムードの演出にぴったりです。キャンドルがクリスマスのゆったりとした空間を演出MAHORAMA STUFFのGREEN CANDLEはドライフラワーがキャンドルの中に入っています。明かりを消して暗くすると中の花や葉が浮かび上がる。クリスマスディナーやプレゼント交換の時など、二人の時間をロマンチックな雰囲気に演出してくれるGREEN CANDLE。大切な人とキャンドルのゆらめく火を眺めながら過ごす空間は、クリスマスのひとときを特別で、癒しのあるものにしてくれます。CANDLE LIGHTS/GREEN CANDLE Mの詳細を見るナガエプリュス「TIN BREATH 40mm」クリスマスディナーの後はプレゼント交換。大切な人にあげるものにはこだわりたいですよね。誰もが持っているブランドものではなく、人とかぶらないものが良い。伝統技術が施されたアイテムは表情も独特で特別に感じられます。TIN BREATHは佇まいが美しい変幻自在のバングルです。大切な人へ錫のバングルを贈ろう錫の風合いと繊細な紙のテクスチャーが特徴のTIN BREATH。表には越前和紙、裏側には水彩紙のテクスチャーが入っているのがおしゃれ。裏表で表情を楽しむことができ、形状を自由に変化できるので気分に合わせたサイズ感で楽しめます。女性、男性問わずつけられるデザインです。NAGAE+/TIN BREATH 40mmの詳細を見るナガエプリュス「TIN BREATH...
日本のいいものと過ごす1日|クリスマスをもっと特別にする伝統工芸品8選
大切な人たちと過ごすクリスマス。街中はイルミネーションが輝き、たくさんの人の目を惹きつける。そんな賑やかなムードに心が躍らされ、特別な日だと改めて感じます。CRAFT STOREではそんなクリスマスをもっと特別に演出してくれる日本の伝統工芸品をご紹介します。クリスマスの1日を華やかにする伝統工芸品クリスマスは元々イエス・キリストの誕生を祝うものとして知られていますが、風習や食事などは国によってさまざまです。日本ではクリスマスツリーを飾りケーキでお祝いしたり、恋人と2人で過ごしたり。毎年のことなので、企画する人たちにとっては慌ただしい日になるでしょう。「いつも同じ演出なので、今回はちょっとこだわりたい」今回はディナータイムだけでなく、1日のスタートから思い出に残る素敵なクリスマスを演出してくれる日本の伝統工芸品をご紹介します。ナガエプリュス「cygne(シーニュ)」クリスマスの朝に鏡を覗き込む。「ちょっとむくんでるかも。」写真もたくさん取るし、一年に一度のクリスマスは笑顔で過ごしたいですよね。NAGAE+のセルフケアグッズcygne(シーニュ)はクリスマスという特別な日を気持ち良くスタートさせてくれるでしょう。リフトアップツールでクリスマスの朝を笑顔でスタート美容業界で有名な小田切ヒロさんが監修したリフトアップツールcygne(シーニュ)。チタン製のその佇まいはなめらかで美しく、アート作品に見えます。軽くて錆びにくいので洗面所やお風呂場でも使えるのは便利。すっきりした笑顔でクリスマスの朝を迎えられそう。NAGAE+/cygne - シーニュの詳細を見る杉の木クラフト「うるしの弁当箱」クリスマスが平日であれば、仕事が終わってお祝いする人も多いでしょう。そんな時はお弁当にこだわってみるのも楽しい。料理を引き立ててくれ、ランチタイムを癒しの香りで演出してくれるお弁当箱が杉の木クラフトのうるしの弁当箱です。クリスマスのお弁当箱は「曲げわっぱ」で演出「曲げわっぱ」はスギやヒノキなどの薄板を熱湯に浸しながら曲げて作る箱のこと。歴史は奈良時代までさかのぼります。濃い茶色のシンプルな見た目に一つ一つ独特の木目が入ったデザイン。ご飯をふっくらに保ち、フタを開けた時の杉の香りが美味しさをより感じさせてくれます。クリスマスに食べたい料理を盛りつけて、職場で小さなクリスマスランチを楽しんでみるのもおしゃれです。杉の木クラフト/うるしの弁当箱の詳細を見るCRAFT STORE 「eni(エニ)」クリスマスディナーを自宅で用意するなら、いつもの食器ではちょっと物足りない。「お祝いの日は特別感のある食器で彩りたい」家族や恋人など、大切な人と食卓を囲む時にぴったりのCRAFT STOREのペア食器eni(エニ)。誰かに贈りたくなる縁起の良いペア食器はクリスマスの食卓を華やかに演出してくれるでしょう。クリスマスディナーはお祝いの気持ちを込めた波佐見焼の食器eni(エニ)は八角形のデザイン。「8」は末広がりを意味し、中央に描かれたまるい縁は円満の意味が込められています。和洋選ばず料理を映えさせてくれるので、クリスマスに合わせた料理を盛り付けてもおしゃれ。結婚祝いなどのギフトとして贈ることも、毎日の食卓でも使えます。「かるがる陶土」という特殊素材でできているので、軽くて丈夫なのが嬉しい。陶磁器の表面に塗る釉薬(ゆうやく)にもこだわり、油汚れもさっと洗い流せるのでクリスマスディナーの片付けも手間がかかりません。eni(エニ)Plate ホワイトの詳細を見るトーダイ 「アルミ アイスクリームスプーン」食後にすぐケーキを食べるにはお腹がいっぱい。「ケーキの前にちょっとしたデザートが欲しい」そんな時は小さいカップのアイスクリームがおすすめです。トーダイのアルミ アイスクリームスプーンはアイスクリーム専用のスプーン。クリスマスケーキを食べる前のちょっとしたデザートに金属加工技術が有名な新潟県燕市から生まれたアルミ アイスクリームスプーン。スプーンの先端はアイスクリームをすくいやすいデザインになっています。カラーバリエーションは6種類と豊富にあるので色違いで揃えたい。熱伝導率もすぐれ、体温をアイスクリームに伝えやすくなっているので食べやすいです。トーダイ/アルミ アイスクリームスプーンの詳細を見る西海陶器Common「ポット」と「マグ」この日のために予約したクリスマスケーキ。クリスマスディナーに欠かせないケーキをこだわりのテーブルウェアと一緒に楽しみたいですよね。食卓を華やかに魅せてくれるテーブルウェアは大切なもの。西海陶器のCommonのマグとポットを組み合わせて食卓を可愛らしく演出しましょう。クリスマスケーキに添える波佐見焼の食器現代の生活に馴染む波佐見焼の食器を作るブランドCommon。6色展開のカラフルなポットとマグはシンプルで光沢のある佇まいで、クリスマスカラーの赤や緑で揃えて楽しめます。ポットとマグを同じ色で揃えても、違う色でもおしゃれ。丸みを帯びたフォルムは両手でつい持ちたくなり、温かい紅茶やコーヒーのぬくもりを感じさせてくれます。Common「ポット」は陶器素材のおしゃれなティーポット。選べる6色展開シンプルさを追求した陶器素材のマグカップCANDLE LIGHTS 「GREEN CANDLE (グリーンキャンドル)」クリスマスツリーなど、お部屋の雰囲気づくりは大切ですよね。家族や恋人と過ごすゆったりと落ち着いた空間。GREEN CANDLE(グリーンキャンドル)はプレゼントを渡す時など、その場のムードの演出にぴったりです。キャンドルがクリスマスのゆったりとした空間を演出MAHORAMA STUFFのGREEN CANDLEはドライフラワーがキャンドルの中に入っています。明かりを消して暗くすると中の花や葉が浮かび上がる。クリスマスディナーやプレゼント交換の時など、二人の時間をロマンチックな雰囲気に演出してくれるGREEN CANDLE。大切な人とキャンドルのゆらめく火を眺めながら過ごす空間は、クリスマスのひとときを特別で、癒しのあるものにしてくれます。CANDLE LIGHTS/GREEN CANDLE Mの詳細を見るナガエプリュス「TIN BREATH 40mm」クリスマスディナーの後はプレゼント交換。大切な人にあげるものにはこだわりたいですよね。誰もが持っているブランドものではなく、人とかぶらないものが良い。伝統技術が施されたアイテムは表情も独特で特別に感じられます。TIN BREATHは佇まいが美しい変幻自在のバングルです。大切な人へ錫のバングルを贈ろう錫の風合いと繊細な紙のテクスチャーが特徴のTIN BREATH。表には越前和紙、裏側には水彩紙のテクスチャーが入っているのがおしゃれ。裏表で表情を楽しむことができ、形状を自由に変化できるので気分に合わせたサイズ感で楽しめます。女性、男性問わずつけられるデザインです。NAGAE+/TIN BREATH 40mmの詳細を見るナガエプリュス「TIN BREATH...

有田から波佐見へ…はじめての陶器市・陶器祭り~後編~
生まれて初めての陶器市に行ってきました。デザイナーの清水です。陶器市は全国各地で主に春と秋に開催されています。記事の最後には全国の陶器市・陶器祭りをまとめた情報も載せています。今回訪れたのは2018年春の「60th 波佐見陶器まつり」と「第115回有田陶器市」。いままでの人生の旅史上トップ3入りするくらいとにかく最高だったので、僕の経験を元にどんな雰囲気なのか、なにがあるのかなど今後行きたい人のために知っておくと良さそうなことも含めて前編後編にわけてレポートしたいと思います。前編はこちらお宝発掘で大興奮!はじめての陶器市・陶器祭り~前編~(とはいえ会場や駐車場の場所、時間、商品、価格などは開催毎に変わるかもしれないので、あくまでご参考程度に!)後編 波佐見陶器市めぐり5/29日(2日目)陶器市をめぐるさて、本題の波佐見陶器市です。僕たちは番号順に回りました。オレンジの県道1号線がメインストリートと言えます。行動範囲は「2.本会場」から「4.Oyane」までで約1.7km。まっすぐ歩いて30分弱でしょうか。道中にもお店が並んでいる&渋滞があるので、歩いて回ることをおすすめします。ただし地図にあるように、白山陶器など中心部から離れた会場もぽつぽつあるのでご注意。行きたいところを挙げてルートと手段を考えておきましょう。最初にマルヒロのガレージセールに行きたい、けどすごい並ぶ、という噂は耳にしていたので6:00に嬉野温泉の宿を出て、6:30くらいには波佐見に到着。道中、白山陶器の会場にはすでに場外にはみ出すほどの長蛇の列が!行きたかったところの一つでしたが、ちょっとしんどそうなのであきらめました…1.マルヒロガレージセール7:15ごろ会場につき、整理券を受け取りました。(ガレージセールは陶器市前日の28日から開催されていました。前日の混雑と行列を受け、整理券式にしたのだそうです。)会場内にあるお店でコーヒーを飲んだりして待ちましょう。覚悟していたより早く、およそ30分ほど待ったら順番が来ました。中に入ると、広い...この時はHASAMI、BARBAR、ものはらなどなど、各シリーズまんべんなくラインナップがありました。会場内はA品B品という具合に棚が分けられていて、価格は表で明記されています。このときはおおよそでA品は定価の1割引、B品は3割引、という具合のようでした。A品とB品で何が違うの?となりますよね。一概には言えませんが、よく見ると・ピンホール(小さな穴のようなへこみ)がある・裏面のロゴがぶれている・歪みがあるなどなどの程度で最低限機能上問題があるわけではないようですね。気になる方は、よく見て選んで買いましょう。それもまた楽しい。テスト品、サンプル品など、より規格外のものは個別に値札が貼られているようです。(「作ってみた感」のあるこのコーナーが個人的にいちばん一番面白かったので、ぜひ。)結局1時間30分くらいもかけて選び、予算と戦い抜きました。・クレジットカードが使えました。2.陶器市本会場大きなテントの下に、無数のショップがぎゅう詰めになった本会場です。それはもう見きれないくらい。超混雑&通路が狭めなので、元気のあるうちに行ったほうがいいかもしれません。小ネタ:波佐見陶磁器工業協同組合の建物。やきもの公園入り口と向かい合う、煙突が目印のこちらの建物。ここには飲食休憩スペースもさることながら、ショップも出店しています。このとき偶然見つけたのが、朝にあきらめた白山陶器の商品たち。さすがに”一部出店”という感じで商品数もそんなにありませんでしたが、欲しかったあの平茶碗を半値で売られているのを発見!3.西の原一言で言えば、スーパーおしゃれ街。カフェ・レストランや雑貨屋などが立ち並び、ちょっとしたテーマパークのよう。ここの建物はそれぞれかつて事務所、細工場、絵付け場、釉薬精製所、登り窯であり、 敷地内ですべての生産をしていた製陶所をリノベーションしているそう。面白い。hasami porcelainなどなど、通路や元資材置き場のようなところにまで所狭しと器や雑貨が並んでいました。小坂になった地形。製陶所だった面影を残す取り繕わない建物たち。とても気持ちのいい空気感があります。いや、本当にかっこよくて驚きました…またオフシーズンに来てゆっくりしたいです。4.OYANEその名の通り、大きな屋根の空間が気持ちいいOYANE。一階の最高にクールなギャラリーショップには西海陶器さんのアイテムが並んでいます。ここでは、陶器市の会期中問わず、定価の3割引きでお買い物できます。階段を降りた地下のショップ「陶器の窯蔵」ではそれはもう膨大な量のアイテムが並べられ、奥は倉庫のよう。宝探しです。このときは陶器市に合わせたセール中で、なんと50%OFFでした。5:和山Oyaneの向かい側にある、窯元直営ショップです。いくつかの某有名インテリアショップにも器を収めているようで、置いているものは実に様々。6:西海陶器西海陶器さんの本社で、道を挟んで2棟にショップがあります。ここでもいろいろ売られています。安価で絶妙なカラバリがかわいいCommonや、それはもう色々なものがあって宝探し系でした。買っておけばよかったと後悔しているやつ。こういうの大好きです。いよいよラストスパート!有田陶器市 気づけばもう15時。 波佐見を楽しみすぎた一行は足早に有田へと向かいました。 有田陶器市の会場は、波佐見から車で10分ほど。会場構成JR波佐見線と並行する通りが主な会場。有田駅から上有田駅までショップがずらりと軒を連ね、その距離なんと約3km。器への愛が試されます。通りは歩行者天国。一本道なので歩きやすく、左右を見渡しながら気になったショップにふらりと入りやすいスタイル。僕達は有田駅周辺の駐車場に止め、通りを見ながら上有田駅まで歩き、電車で有田駅に戻るプランでした。品揃え:伝統と創作私見ながら”量産”という印象をうけた波佐見に比べて、有田は個人の作家さんのものが多く見られました。加えて、やはりザ・有田焼と言えるようなカラフルできらびやかでオーセンティックなアイテムも多く並んでいます。非常に歴史のある店構えが多く、建物自体に「おお」となるものも。朝7時から歩き回り、足がかなり限界に近づいていました。「休憩しよう」と都度言いつつも、器を見たい一行の足取りは止まらず。気づいたら結局上有田駅までノンストップで到着。3kmと言えども寄り道しながら歩くので、想像以上に長いですね。疲れた我々はさすがにすべて見ることはできず、トータル2時間くらいで歩き切りました。Tips 知っておくとよさそうなこと■車移動のこと(※記述は2018年4月29日の体験に基づくレポートです。毎度異なることが予想されますので会期前/会期中の各団体のアナウンスや実際の状況に従ってください。)①人気会場近くの駐車場は7時には満車だった。陶器市の公式ページでは駐車場がいくつか案内されています。”東小学校”など、マルヒロなどの人気会場近くにも駐車場がありますが、午前7時頃には埋まっていました。次に向かった”長崎キヤノン”の超大型駐車場は中心部から離れており、午前8時からの開場とのことでした。(長崎キヤノンについては、かなり大きい&会場から離れているのでさすがに停めやすいと思います。中心部とのシャトルバスが出ており、乗車の行列がすごいそうですが渋滞に巻き込まれないで済むとの噂も。)事前に少なくとも公式ページの駐車場の場所はしっかりチェックし、ココが満車だったらココに行こうとシュミレーションしておくと無駄に探し回らなくて済みます。②便利な場所に有料駐車場がぽつぽつあった。公式サイトに載っていないようですが、波佐見や有田のメインエリア、県道一号線沿いには企業や個人と思しき方々が貸し出す有料駐車スペースがいくつもあったので、あまり遠くに止めたくない方はここを利用するとよさそうです。走っていると案外見つかりました。午前7時頃にはまだスカスカなところが多く見受けられ、駐車代の相場は、特に時間制限無しで500円前後のようです。僕はこの存在を知らなかったので右往左往してしまいました。③昼時のメインエリアの車移動は避けたほうがいいかも。お昼ごろには中心部の駐車場が埋まり気味で、県道一号線(至嬉野温泉方面)はかなり渋滞して身動きが取れない状況を目撃しました。(歩いたほうがずっと早いくらいの渋滞)14時ごろの様子。はじめての陶器市を振り返って波佐見と有田の街の規模感はやんわりと分かっていたけど、陶器市の規模感がここまでとはちょっと思わなかった。行くところをきっちり選ばない限り、1日で両方回ろうとするのはやめたほうがいいですね。まんべんなく回ってみたい!という場合は最低でも各地1日ずつあると良さそう。困ったのは、駐車場。ちゃんと公式ページで確認しておくといいです。マルヒロさんのようにSNS等で発信してくださるところもありますが、この会場はどこにあって何時からどこの駐車場がいいのかなど、まとまった情報が得られる場所がなかったので困りました。というのも、陶器市は大規模でも小規模でも無数の団体の方が出展しており、まとめにくい現状があるからなのでしょうね。陶器市を訪れる方は年々増大しているようで、予期せぬことも起きがちです。(イベントとはそういうものですね)繰り返しになりますが、これはあくまで2018年4月の陶器市のことです。予想外の出来事はつきものですが、毎シーズンごとに各公式ページや公式SNSで情報を得ておくと良いでしょう。春と秋に全国各地で行われる陶器市旅とうつわ。ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。おまけ全国各地の陶器市・陶器祭りについて調べてみました。おでかけの参考にしてみてくださいね!全国の陶器市・陶器まつり情報(※CRAFT STORE調べ)関東エリア益子陶器市(春・秋)笠間の陶炎祭(春)東海エリア土岐美濃焼まつり(春)たじみ陶器まつり(春)たじみ茶碗まつり(秋)せともの祭(秋)常滑焼まつり(秋)近畿エリア信楽陶器まつり(秋)丹波焼陶器まつり(秋)清水焼の郷まつり(秋)九州エリア有田陶器市(春)大川内山・伊万里 窯元市(春)唐津やきもん祭り(春)波佐見陶器まつり(春)北陸エリア九谷茶碗まつり(春)中国・四国エリア備前焼まつり(秋)萩焼まつり(春)砥部焼まつり(春・秋)
有田から波佐見へ…はじめての陶器市・陶器祭り~後編~
生まれて初めての陶器市に行ってきました。デザイナーの清水です。陶器市は全国各地で主に春と秋に開催されています。記事の最後には全国の陶器市・陶器祭りをまとめた情報も載せています。今回訪れたのは2018年春の「60th 波佐見陶器まつり」と「第115回有田陶器市」。いままでの人生の旅史上トップ3入りするくらいとにかく最高だったので、僕の経験を元にどんな雰囲気なのか、なにがあるのかなど今後行きたい人のために知っておくと良さそうなことも含めて前編後編にわけてレポートしたいと思います。前編はこちらお宝発掘で大興奮!はじめての陶器市・陶器祭り~前編~(とはいえ会場や駐車場の場所、時間、商品、価格などは開催毎に変わるかもしれないので、あくまでご参考程度に!)後編 波佐見陶器市めぐり5/29日(2日目)陶器市をめぐるさて、本題の波佐見陶器市です。僕たちは番号順に回りました。オレンジの県道1号線がメインストリートと言えます。行動範囲は「2.本会場」から「4.Oyane」までで約1.7km。まっすぐ歩いて30分弱でしょうか。道中にもお店が並んでいる&渋滞があるので、歩いて回ることをおすすめします。ただし地図にあるように、白山陶器など中心部から離れた会場もぽつぽつあるのでご注意。行きたいところを挙げてルートと手段を考えておきましょう。最初にマルヒロのガレージセールに行きたい、けどすごい並ぶ、という噂は耳にしていたので6:00に嬉野温泉の宿を出て、6:30くらいには波佐見に到着。道中、白山陶器の会場にはすでに場外にはみ出すほどの長蛇の列が!行きたかったところの一つでしたが、ちょっとしんどそうなのであきらめました…1.マルヒロガレージセール7:15ごろ会場につき、整理券を受け取りました。(ガレージセールは陶器市前日の28日から開催されていました。前日の混雑と行列を受け、整理券式にしたのだそうです。)会場内にあるお店でコーヒーを飲んだりして待ちましょう。覚悟していたより早く、およそ30分ほど待ったら順番が来ました。中に入ると、広い...この時はHASAMI、BARBAR、ものはらなどなど、各シリーズまんべんなくラインナップがありました。会場内はA品B品という具合に棚が分けられていて、価格は表で明記されています。このときはおおよそでA品は定価の1割引、B品は3割引、という具合のようでした。A品とB品で何が違うの?となりますよね。一概には言えませんが、よく見ると・ピンホール(小さな穴のようなへこみ)がある・裏面のロゴがぶれている・歪みがあるなどなどの程度で最低限機能上問題があるわけではないようですね。気になる方は、よく見て選んで買いましょう。それもまた楽しい。テスト品、サンプル品など、より規格外のものは個別に値札が貼られているようです。(「作ってみた感」のあるこのコーナーが個人的にいちばん一番面白かったので、ぜひ。)結局1時間30分くらいもかけて選び、予算と戦い抜きました。・クレジットカードが使えました。2.陶器市本会場大きなテントの下に、無数のショップがぎゅう詰めになった本会場です。それはもう見きれないくらい。超混雑&通路が狭めなので、元気のあるうちに行ったほうがいいかもしれません。小ネタ:波佐見陶磁器工業協同組合の建物。やきもの公園入り口と向かい合う、煙突が目印のこちらの建物。ここには飲食休憩スペースもさることながら、ショップも出店しています。このとき偶然見つけたのが、朝にあきらめた白山陶器の商品たち。さすがに”一部出店”という感じで商品数もそんなにありませんでしたが、欲しかったあの平茶碗を半値で売られているのを発見!3.西の原一言で言えば、スーパーおしゃれ街。カフェ・レストランや雑貨屋などが立ち並び、ちょっとしたテーマパークのよう。ここの建物はそれぞれかつて事務所、細工場、絵付け場、釉薬精製所、登り窯であり、 敷地内ですべての生産をしていた製陶所をリノベーションしているそう。面白い。hasami porcelainなどなど、通路や元資材置き場のようなところにまで所狭しと器や雑貨が並んでいました。小坂になった地形。製陶所だった面影を残す取り繕わない建物たち。とても気持ちのいい空気感があります。いや、本当にかっこよくて驚きました…またオフシーズンに来てゆっくりしたいです。4.OYANEその名の通り、大きな屋根の空間が気持ちいいOYANE。一階の最高にクールなギャラリーショップには西海陶器さんのアイテムが並んでいます。ここでは、陶器市の会期中問わず、定価の3割引きでお買い物できます。階段を降りた地下のショップ「陶器の窯蔵」ではそれはもう膨大な量のアイテムが並べられ、奥は倉庫のよう。宝探しです。このときは陶器市に合わせたセール中で、なんと50%OFFでした。5:和山Oyaneの向かい側にある、窯元直営ショップです。いくつかの某有名インテリアショップにも器を収めているようで、置いているものは実に様々。6:西海陶器西海陶器さんの本社で、道を挟んで2棟にショップがあります。ここでもいろいろ売られています。安価で絶妙なカラバリがかわいいCommonや、それはもう色々なものがあって宝探し系でした。買っておけばよかったと後悔しているやつ。こういうの大好きです。いよいよラストスパート!有田陶器市 気づけばもう15時。 波佐見を楽しみすぎた一行は足早に有田へと向かいました。 有田陶器市の会場は、波佐見から車で10分ほど。会場構成JR波佐見線と並行する通りが主な会場。有田駅から上有田駅までショップがずらりと軒を連ね、その距離なんと約3km。器への愛が試されます。通りは歩行者天国。一本道なので歩きやすく、左右を見渡しながら気になったショップにふらりと入りやすいスタイル。僕達は有田駅周辺の駐車場に止め、通りを見ながら上有田駅まで歩き、電車で有田駅に戻るプランでした。品揃え:伝統と創作私見ながら”量産”という印象をうけた波佐見に比べて、有田は個人の作家さんのものが多く見られました。加えて、やはりザ・有田焼と言えるようなカラフルできらびやかでオーセンティックなアイテムも多く並んでいます。非常に歴史のある店構えが多く、建物自体に「おお」となるものも。朝7時から歩き回り、足がかなり限界に近づいていました。「休憩しよう」と都度言いつつも、器を見たい一行の足取りは止まらず。気づいたら結局上有田駅までノンストップで到着。3kmと言えども寄り道しながら歩くので、想像以上に長いですね。疲れた我々はさすがにすべて見ることはできず、トータル2時間くらいで歩き切りました。Tips 知っておくとよさそうなこと■車移動のこと(※記述は2018年4月29日の体験に基づくレポートです。毎度異なることが予想されますので会期前/会期中の各団体のアナウンスや実際の状況に従ってください。)①人気会場近くの駐車場は7時には満車だった。陶器市の公式ページでは駐車場がいくつか案内されています。”東小学校”など、マルヒロなどの人気会場近くにも駐車場がありますが、午前7時頃には埋まっていました。次に向かった”長崎キヤノン”の超大型駐車場は中心部から離れており、午前8時からの開場とのことでした。(長崎キヤノンについては、かなり大きい&会場から離れているのでさすがに停めやすいと思います。中心部とのシャトルバスが出ており、乗車の行列がすごいそうですが渋滞に巻き込まれないで済むとの噂も。)事前に少なくとも公式ページの駐車場の場所はしっかりチェックし、ココが満車だったらココに行こうとシュミレーションしておくと無駄に探し回らなくて済みます。②便利な場所に有料駐車場がぽつぽつあった。公式サイトに載っていないようですが、波佐見や有田のメインエリア、県道一号線沿いには企業や個人と思しき方々が貸し出す有料駐車スペースがいくつもあったので、あまり遠くに止めたくない方はここを利用するとよさそうです。走っていると案外見つかりました。午前7時頃にはまだスカスカなところが多く見受けられ、駐車代の相場は、特に時間制限無しで500円前後のようです。僕はこの存在を知らなかったので右往左往してしまいました。③昼時のメインエリアの車移動は避けたほうがいいかも。お昼ごろには中心部の駐車場が埋まり気味で、県道一号線(至嬉野温泉方面)はかなり渋滞して身動きが取れない状況を目撃しました。(歩いたほうがずっと早いくらいの渋滞)14時ごろの様子。はじめての陶器市を振り返って波佐見と有田の街の規模感はやんわりと分かっていたけど、陶器市の規模感がここまでとはちょっと思わなかった。行くところをきっちり選ばない限り、1日で両方回ろうとするのはやめたほうがいいですね。まんべんなく回ってみたい!という場合は最低でも各地1日ずつあると良さそう。困ったのは、駐車場。ちゃんと公式ページで確認しておくといいです。マルヒロさんのようにSNS等で発信してくださるところもありますが、この会場はどこにあって何時からどこの駐車場がいいのかなど、まとまった情報が得られる場所がなかったので困りました。というのも、陶器市は大規模でも小規模でも無数の団体の方が出展しており、まとめにくい現状があるからなのでしょうね。陶器市を訪れる方は年々増大しているようで、予期せぬことも起きがちです。(イベントとはそういうものですね)繰り返しになりますが、これはあくまで2018年4月の陶器市のことです。予想外の出来事はつきものですが、毎シーズンごとに各公式ページや公式SNSで情報を得ておくと良いでしょう。春と秋に全国各地で行われる陶器市旅とうつわ。ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。おまけ全国各地の陶器市・陶器祭りについて調べてみました。おでかけの参考にしてみてくださいね!全国の陶器市・陶器まつり情報(※CRAFT STORE調べ)関東エリア益子陶器市(春・秋)笠間の陶炎祭(春)東海エリア土岐美濃焼まつり(春)たじみ陶器まつり(春)たじみ茶碗まつり(秋)せともの祭(秋)常滑焼まつり(秋)近畿エリア信楽陶器まつり(秋)丹波焼陶器まつり(秋)清水焼の郷まつり(秋)九州エリア有田陶器市(春)大川内山・伊万里 窯元市(春)唐津やきもん祭り(春)波佐見陶器まつり(春)北陸エリア九谷茶碗まつり(春)中国・四国エリア備前焼まつり(秋)萩焼まつり(春)砥部焼まつり(春・秋)

お宝発掘で大興奮!はじめての陶器市・陶器祭り~前編~
生まれて初めての陶器市に行ってきました。デザイナーの清水です。陶器市は全国各地で主に春と秋に開催されています。記事の最後には全国の陶器市・陶器祭りをまとめた情報も載せています。今回訪れたのは2018年春の「60th 波佐見陶器まつり」と「第115回有田陶器市」。いままでの人生の旅史上トップ3入りするくらいとにかく最高だったので、僕の経験を元にどんな雰囲気なのか、なにがあるのかなど今後行きたい人のために知っておくと良さそうなことも含めて前編後編にわけてレポートしたいと思います。(とはいえ会場や駐車場の場所、時間、商品、価格などは開催毎に変わるかもしれないので、あくまでご参考程度に!)時間の関係でじっくり回れたのは波佐見の方だったので、主にそちらをレポしますね。後編はこちら有田から波佐見へ…はじめての陶器市・陶器祭り~後編~日程は5/28(土)~5/30(月)の3日間。陶器市は5/29(日)~5/5(土)だったので、一日早く現地入りしたことになります。5/28 10時頃福岡空港着 午前中に波佐見入り 幸楽窯のトレジャーハンティング 波佐見のお店を周る 5/29 朝から波佐見陶器市を回る お昼すぎに有田陶器市を回る 夕方ごろ福岡に戻る5/30 福岡をまわり、お昼の便で東京に帰る。有田・波佐見陶器市を回るのは実質1日しかありません!これはかなりの弾丸旅程です。初めての方、お間違いなきよう。波佐見と有田で少なくとも1日ずつ取っておくとじっくり回れると思いますよ。波佐見の方が会場が分散している分、時間を多めに取っておいたほうがいいかもしれません。旅の準備と費用なんだか近頃陶器市が人気なのは耳にしていたので、早め早めの宿と飛行機予約を心がけました。僕たちが「陶器市に行こう!」となったのはおよそ2ヶ月前、3月のこと。移動のあれこれ飛行機は成田から福岡で往復3万円程度。格安のLCC(Jetstar)を使いました。福岡からは車で1時間半ほどで有田・波佐見ICに付きます。1.5日のレンタルで7,600円でした。福岡はレンタカーが安い…宿のこと注意すべきは宿です。びっくりしたのは、既に有田・波佐見町内の宿が2ヶ月前にも関わらず空きが全然なかったこと!Airbnbもチェックしましたが、ほぼ空いていないor高かった記憶があります…ということで誰よりも早く朝から並びたい本気な方々は早め早めに予約しておくと良さそうですよ。僕たちは結局、嬉野温泉に泊まりました。車で下道を30分も走れば着きますし、宿がいっぱいありますよ。1日目(陶器市前日) トレジャーハンティング前述のとおり、5月28日はまだ陶器市は始まっていません。この日は午前中は移動、午後は有田・波佐見常設のショップなどをまわっておこうと設定していました。ぜひ紹介したいのが、幸楽窯のトレジャーハンティングが最高に楽しかったこと。場所は有田焼卸団地にほど近いところにあります。有田/波佐見ICから車で10分程度でつきます。トレジャーハンティング何をするかというと、広い倉庫に大量にある世に出れなかった有田焼のB品や「仕掛品(しかかりひん:製作途中のもの)」を自由に選んでカゴいっぱい詰め放題なのです。5,000円コース、10,000円コースがあり、複数人でシェアできますよ。5,000円コースは倉庫の6割くらいのエリア10,000円コースは倉庫すべてを探し回れます。何が違うのかというと、器のクオリティ、豪華さが違います。5,000円は呉須(青い顔料)で絵付けされたシンプルな器が並びますが、10,000円エリアは赤や金の絵付けもなされた豪華絢爛な器も並びます。僕たちは来る前まで「5,000円コースでいいよね」と思っていましたが、いざ10,000円エリアも見てみると「これは良い…」と変えてしまいました。倉庫を見まわしてからコースを決められるのでぜひ実際に見てみてくださいね。この時気づいたのが、「絵付けが途中の器」があること。これを僕は「主役不在シリーズ」と呼んで大興奮していました。たとえば、呉須(青い顔料)での絵付けは本焼きの前になされます。焼き上げてツルツルになったその上から金銀などの錦を施すわけですが、主役不在シリーズはその前に不良とされて、ここに並んでいるわけです。だから絵付けが途中で絵としてどこか欠けているのです。完成形は想像するしかありません。こんな、制作過程が見える器はふつう世に出ません。メーカーさんとしては正直複雑な心境かもしれませんが、これはプロダクトデザイナーとしての血が騒ぎました。(ちなみに後から知ったのですが、当店で扱っているマルヒロのそばちょこ 間取シリーズはまさにそれなのです。どうりで全種類プライベートで買ってしまったわけです。)この日はまだ陶器市前日だからなのか、人もまばらでした。前日入りしてよかった…家に帰ってこの旅で得たものを並べて見ると、ここでの収穫が一番気に入ってる気がします。これくらいが1つのカゴに入った量。3人でシェア。詰め方や大きさ、形状次第でもっと入るとおもいます。(僕がやたらデカい器や壺にハマってたのであまり入りませんでした)外の机で自分でダンボールに詰めて発送できます。送料は別料金。その後「アリタセラ」へ。※旧称:有田陶磁の里プラザ 有田焼卸団地とも。ここは2016 aritaや、1616で知られる百田陶園などなど、有田焼の22店舗が軒を連ねる抑えておくべきスポット。2016/のショップは特にかっこいいです。このブランドは有田焼の技術見本としての役割もあるのだそう。僕たちが行ったのは陶器市前日だったので人もまばら。着々と準備中でしたが、見る限り当日も賑わいそう。次回はいよいよ祭り本番!後編につづく…後編はこちら有田から波佐見へ…はじめての陶器市・陶器祭り~後編~全国の陶器市・陶器まつり情報(※CRAFT STORE調べ)関東エリア益子陶器市(春・秋)笠間の陶炎祭(春)東海エリア土岐美濃焼まつり(春)たじみ陶器まつり(春)たじみ茶碗まつり(秋)せともの祭(秋)常滑焼まつり(秋)近畿エリア信楽陶器まつり(秋)丹波焼陶器まつり(秋)清水焼の郷まつり(秋)九州エリア有田陶器市(春)大川内山・伊万里 窯元市(春)唐津やきもん祭り(春)波佐見陶器まつり(春)北陸エリア九谷茶碗まつり(春)中国・四国エリア備前焼まつり(秋)萩焼まつり(春)砥部焼まつり(春・秋)
お宝発掘で大興奮!はじめての陶器市・陶器祭り~前編~
生まれて初めての陶器市に行ってきました。デザイナーの清水です。陶器市は全国各地で主に春と秋に開催されています。記事の最後には全国の陶器市・陶器祭りをまとめた情報も載せています。今回訪れたのは2018年春の「60th 波佐見陶器まつり」と「第115回有田陶器市」。いままでの人生の旅史上トップ3入りするくらいとにかく最高だったので、僕の経験を元にどんな雰囲気なのか、なにがあるのかなど今後行きたい人のために知っておくと良さそうなことも含めて前編後編にわけてレポートしたいと思います。(とはいえ会場や駐車場の場所、時間、商品、価格などは開催毎に変わるかもしれないので、あくまでご参考程度に!)時間の関係でじっくり回れたのは波佐見の方だったので、主にそちらをレポしますね。後編はこちら有田から波佐見へ…はじめての陶器市・陶器祭り~後編~日程は5/28(土)~5/30(月)の3日間。陶器市は5/29(日)~5/5(土)だったので、一日早く現地入りしたことになります。5/28 10時頃福岡空港着 午前中に波佐見入り 幸楽窯のトレジャーハンティング 波佐見のお店を周る 5/29 朝から波佐見陶器市を回る お昼すぎに有田陶器市を回る 夕方ごろ福岡に戻る5/30 福岡をまわり、お昼の便で東京に帰る。有田・波佐見陶器市を回るのは実質1日しかありません!これはかなりの弾丸旅程です。初めての方、お間違いなきよう。波佐見と有田で少なくとも1日ずつ取っておくとじっくり回れると思いますよ。波佐見の方が会場が分散している分、時間を多めに取っておいたほうがいいかもしれません。旅の準備と費用なんだか近頃陶器市が人気なのは耳にしていたので、早め早めの宿と飛行機予約を心がけました。僕たちが「陶器市に行こう!」となったのはおよそ2ヶ月前、3月のこと。移動のあれこれ飛行機は成田から福岡で往復3万円程度。格安のLCC(Jetstar)を使いました。福岡からは車で1時間半ほどで有田・波佐見ICに付きます。1.5日のレンタルで7,600円でした。福岡はレンタカーが安い…宿のこと注意すべきは宿です。びっくりしたのは、既に有田・波佐見町内の宿が2ヶ月前にも関わらず空きが全然なかったこと!Airbnbもチェックしましたが、ほぼ空いていないor高かった記憶があります…ということで誰よりも早く朝から並びたい本気な方々は早め早めに予約しておくと良さそうですよ。僕たちは結局、嬉野温泉に泊まりました。車で下道を30分も走れば着きますし、宿がいっぱいありますよ。1日目(陶器市前日) トレジャーハンティング前述のとおり、5月28日はまだ陶器市は始まっていません。この日は午前中は移動、午後は有田・波佐見常設のショップなどをまわっておこうと設定していました。ぜひ紹介したいのが、幸楽窯のトレジャーハンティングが最高に楽しかったこと。場所は有田焼卸団地にほど近いところにあります。有田/波佐見ICから車で10分程度でつきます。トレジャーハンティング何をするかというと、広い倉庫に大量にある世に出れなかった有田焼のB品や「仕掛品(しかかりひん:製作途中のもの)」を自由に選んでカゴいっぱい詰め放題なのです。5,000円コース、10,000円コースがあり、複数人でシェアできますよ。5,000円コースは倉庫の6割くらいのエリア10,000円コースは倉庫すべてを探し回れます。何が違うのかというと、器のクオリティ、豪華さが違います。5,000円は呉須(青い顔料)で絵付けされたシンプルな器が並びますが、10,000円エリアは赤や金の絵付けもなされた豪華絢爛な器も並びます。僕たちは来る前まで「5,000円コースでいいよね」と思っていましたが、いざ10,000円エリアも見てみると「これは良い…」と変えてしまいました。倉庫を見まわしてからコースを決められるのでぜひ実際に見てみてくださいね。この時気づいたのが、「絵付けが途中の器」があること。これを僕は「主役不在シリーズ」と呼んで大興奮していました。たとえば、呉須(青い顔料)での絵付けは本焼きの前になされます。焼き上げてツルツルになったその上から金銀などの錦を施すわけですが、主役不在シリーズはその前に不良とされて、ここに並んでいるわけです。だから絵付けが途中で絵としてどこか欠けているのです。完成形は想像するしかありません。こんな、制作過程が見える器はふつう世に出ません。メーカーさんとしては正直複雑な心境かもしれませんが、これはプロダクトデザイナーとしての血が騒ぎました。(ちなみに後から知ったのですが、当店で扱っているマルヒロのそばちょこ 間取シリーズはまさにそれなのです。どうりで全種類プライベートで買ってしまったわけです。)この日はまだ陶器市前日だからなのか、人もまばらでした。前日入りしてよかった…家に帰ってこの旅で得たものを並べて見ると、ここでの収穫が一番気に入ってる気がします。これくらいが1つのカゴに入った量。3人でシェア。詰め方や大きさ、形状次第でもっと入るとおもいます。(僕がやたらデカい器や壺にハマってたのであまり入りませんでした)外の机で自分でダンボールに詰めて発送できます。送料は別料金。その後「アリタセラ」へ。※旧称:有田陶磁の里プラザ 有田焼卸団地とも。ここは2016 aritaや、1616で知られる百田陶園などなど、有田焼の22店舗が軒を連ねる抑えておくべきスポット。2016/のショップは特にかっこいいです。このブランドは有田焼の技術見本としての役割もあるのだそう。僕たちが行ったのは陶器市前日だったので人もまばら。着々と準備中でしたが、見る限り当日も賑わいそう。次回はいよいよ祭り本番!後編につづく…後編はこちら有田から波佐見へ…はじめての陶器市・陶器祭り~後編~全国の陶器市・陶器まつり情報(※CRAFT STORE調べ)関東エリア益子陶器市(春・秋)笠間の陶炎祭(春)東海エリア土岐美濃焼まつり(春)たじみ陶器まつり(春)たじみ茶碗まつり(秋)せともの祭(秋)常滑焼まつり(秋)近畿エリア信楽陶器まつり(秋)丹波焼陶器まつり(秋)清水焼の郷まつり(秋)九州エリア有田陶器市(春)大川内山・伊万里 窯元市(春)唐津やきもん祭り(春)波佐見陶器まつり(春)北陸エリア九谷茶碗まつり(春)中国・四国エリア備前焼まつり(秋)萩焼まつり(春)砥部焼まつり(春・秋)

キラキラ輝くグラスの秘密に迫る…菅原工芸硝子の工場見学へ行ってきました
CRAFT編集部の足立です!都内から車で約1時間半千葉の九十九里にある菅原工芸硝子の工場へ編集部4人で行ってきました。実は、私が小学生のときから実家で大事にしているグラスがありまして、それがsghrのデュオというグラス。コバルトブルー色の二層に重なったガラスが本当に綺麗で。わが家のお祝い事や、ちょっぴりいいお酒を飲むときなど特別な時は必ず食卓を彩ってくれていました。どうやって作られているのか、どんな方たちが作っているのかそれが知れるということでわくわく。sghrができるまでパーキング奥に進むと工場があり、さっそく二階の工場へと案内していただきました。工場の中央に、ひと際存在感を放つ大きな溶解炉。「ルツボ」というガラスを溶解する窯が10個入っていてその溶解炉のその温度はなんと1,400度以上!近くに寄るだけでも肌が焼けちゃいそうなくらい、凄まじい熱を感じました。立っているだけでも汗がぽたぽたと落ちてくる工場内。私の代謝が良すぎるのか……と必死に汗を拭っておりましたが壁に掛けてある温度計を見てみると、な、なんと50度を上回っていました。一年中、溶解炉は稼働しているので、常に室温は30度以上。夏は室温50度を超えることは珍しいことではないのだそう。私たちが見学に行ったその日は連日酷暑の続く、7月の半ば。最高気温は32度。それなのに外に出ると涼しく感じちゃいました。涼しげに輝くスガハラのグラスのイメージからはかけ離れた暑さですが、日々、職人さんたちはこの炉の熱と向き合って、繊細で美しいグラスがひとつひとつ出来上がっているんですね。ガラス作りで大事なのが、一番最初に行う、ルツボからガラスを巻き取る「玉とり」という作業。これによって製品の善し悪しが決まるのだそう。職人さんの感覚によって正確な量を巻き取り、長いパイプに息を吹いてガラスを均一に膨らませる。適当な大きさに膨らませたガラスは、型に入れ回し吹きをする。みるみるうちにグラスの形に変化していく。ここでも均等な薄さなのかなど、職人さんの”感覚”がとても重要になってくるのです。その”感覚”が身につくまでには毎日毎日鍛錬して10年は必要なのだそうです。3人に一人が女性の職人工場を見学させていただいて印象的だったことが女性や若い職人さんの多いこと。なんと職人の31人中11人が女性なのだとか。製造工場で女性が主力で職人として働いているのはとても珍しいことで世界を見渡してもそんなに例はないのだそう。若い人がいる一方でその道50数年の職人さんも…。醸し出す雰囲気に圧倒されました。製品開発の現場ではデザイン部を設けずにキャリアに関係なく職人さんたちみんなが新商品の開発を考えるのだそう。個々でデザインした作品をプレゼンをしてそこで良いと思ったものは、よりブラッシュアップをして新商品を作っていく。ガラスのことを知り尽くしている職人さんたちへのリスペクトと信頼関係によって、繊細で美しく輝くsghrのガラスが出来上がっているのだなと感じました。実家で何年も大事にしているデュオのグラスも、この工場で職人さんの手によって炉の熱に向き合い、作りだされはるばる私の家に巡り逢ったのだと考えると愛着が更に湧いてきました。実家に帰ったらそのデュオのグラスで親と乾杯をしようっと。工場見学のあとはSHOPとCAFEで一休み同じ敷地内に、sghrのショップやカフェもあります。ショップではベーシックなものから現代アートのような形の器やグラス、花器などがずらり。さらっと食卓に出したら、きっと何倍も美味しく感じるだろうなぁ……幸せな妄想が止まりませんでした。千葉の夢の国はここにもあったんですね。笑ショップのほかに実際にsghrの製品を使ってランチやお茶を楽しむことができるカフェもありました。見るだけではなく、こうして使うことができるんだとカフェでもいろんな発見がありました。なにより、テーブルの上に並んでいるsghrのガラスたちが可愛すぎてカメラのシャッターをいくらでも押したくなってしまいます。恋人と、家族と、もちろん友人とでも誰と行っても楽しめる菅原工芸硝子でした。休日のおでかけプランに是非行ってみてはいかがでしょう。sghrガラス制作体験教室:http://www.sugahara.com/mini_school/
キラキラ輝くグラスの秘密に迫る…菅原工芸硝子の工場見学へ行ってきました
CRAFT編集部の足立です!都内から車で約1時間半千葉の九十九里にある菅原工芸硝子の工場へ編集部4人で行ってきました。実は、私が小学生のときから実家で大事にしているグラスがありまして、それがsghrのデュオというグラス。コバルトブルー色の二層に重なったガラスが本当に綺麗で。わが家のお祝い事や、ちょっぴりいいお酒を飲むときなど特別な時は必ず食卓を彩ってくれていました。どうやって作られているのか、どんな方たちが作っているのかそれが知れるということでわくわく。sghrができるまでパーキング奥に進むと工場があり、さっそく二階の工場へと案内していただきました。工場の中央に、ひと際存在感を放つ大きな溶解炉。「ルツボ」というガラスを溶解する窯が10個入っていてその溶解炉のその温度はなんと1,400度以上!近くに寄るだけでも肌が焼けちゃいそうなくらい、凄まじい熱を感じました。立っているだけでも汗がぽたぽたと落ちてくる工場内。私の代謝が良すぎるのか……と必死に汗を拭っておりましたが壁に掛けてある温度計を見てみると、な、なんと50度を上回っていました。一年中、溶解炉は稼働しているので、常に室温は30度以上。夏は室温50度を超えることは珍しいことではないのだそう。私たちが見学に行ったその日は連日酷暑の続く、7月の半ば。最高気温は32度。それなのに外に出ると涼しく感じちゃいました。涼しげに輝くスガハラのグラスのイメージからはかけ離れた暑さですが、日々、職人さんたちはこの炉の熱と向き合って、繊細で美しいグラスがひとつひとつ出来上がっているんですね。ガラス作りで大事なのが、一番最初に行う、ルツボからガラスを巻き取る「玉とり」という作業。これによって製品の善し悪しが決まるのだそう。職人さんの感覚によって正確な量を巻き取り、長いパイプに息を吹いてガラスを均一に膨らませる。適当な大きさに膨らませたガラスは、型に入れ回し吹きをする。みるみるうちにグラスの形に変化していく。ここでも均等な薄さなのかなど、職人さんの”感覚”がとても重要になってくるのです。その”感覚”が身につくまでには毎日毎日鍛錬して10年は必要なのだそうです。3人に一人が女性の職人工場を見学させていただいて印象的だったことが女性や若い職人さんの多いこと。なんと職人の31人中11人が女性なのだとか。製造工場で女性が主力で職人として働いているのはとても珍しいことで世界を見渡してもそんなに例はないのだそう。若い人がいる一方でその道50数年の職人さんも…。醸し出す雰囲気に圧倒されました。製品開発の現場ではデザイン部を設けずにキャリアに関係なく職人さんたちみんなが新商品の開発を考えるのだそう。個々でデザインした作品をプレゼンをしてそこで良いと思ったものは、よりブラッシュアップをして新商品を作っていく。ガラスのことを知り尽くしている職人さんたちへのリスペクトと信頼関係によって、繊細で美しく輝くsghrのガラスが出来上がっているのだなと感じました。実家で何年も大事にしているデュオのグラスも、この工場で職人さんの手によって炉の熱に向き合い、作りだされはるばる私の家に巡り逢ったのだと考えると愛着が更に湧いてきました。実家に帰ったらそのデュオのグラスで親と乾杯をしようっと。工場見学のあとはSHOPとCAFEで一休み同じ敷地内に、sghrのショップやカフェもあります。ショップではベーシックなものから現代アートのような形の器やグラス、花器などがずらり。さらっと食卓に出したら、きっと何倍も美味しく感じるだろうなぁ……幸せな妄想が止まりませんでした。千葉の夢の国はここにもあったんですね。笑ショップのほかに実際にsghrの製品を使ってランチやお茶を楽しむことができるカフェもありました。見るだけではなく、こうして使うことができるんだとカフェでもいろんな発見がありました。なにより、テーブルの上に並んでいるsghrのガラスたちが可愛すぎてカメラのシャッターをいくらでも押したくなってしまいます。恋人と、家族と、もちろん友人とでも誰と行っても楽しめる菅原工芸硝子でした。休日のおでかけプランに是非行ってみてはいかがでしょう。sghrガラス制作体験教室:http://www.sugahara.com/mini_school/

はじめてのお買い物ガイド【テーブルウェア編】
CRAFT STOREにできること。それは日本各地の”日本のいいもの”を選び皆さまの元へお届けすること。たくさんのアイテムがあり、どれもみなさんに見てほしいけれど、まず何からみていいか悩む方も多いかと思います。そこで今回は『はじめてのお買い物ガイド』と名付けて、酒器 / プレート,お皿 / ボウル,お椀 / グラス,ガラス / 木の器の5つのジャンルから厳選したアイテムをご紹介していきます。お酒好きが選ぶ日本の酒器雑貨店のセレクトって中の人の性格がでるものだと思っています。CARFT STOREは実に酒器の取り扱いが豊富。理由はご想像の通り!お酒が好きなメンバーが多いから。お酒が好きな人にはたまらない品揃えとなっているのです。日本酒好きなら三作の朝顔がおすすめです日本酒は温度で変わるお酒ですから、その温度が唇に伝わるように飲み口は薄く、持ち手の部分は体温が伝わらないように2重構造になっています。 日本酒に最適化された、ステンレスの酒器「三作 朝顔 morning glory」ビール派の方へ ビール好きに向けたビアカップや、タンブラーも種類豊富に取り扱っています。 中でもいま話題なアイテムといえば磨き屋シンジケートの「ビアタンブラー」 ”日本が誇るべきすぐれた地方産品”を選定し海外に広く伝えていくThe Wonder500 2018に入賞しました。 飲み口がひんやり極薄、ビールをスッと喉まで「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」ワインがお好きなら 木村硝子店「タサキシリーズ」 ワインの種類によってグラスを選べます。「通からビギナーまでワインをもっと楽しめるように」という思いでつくられたワイングラスです。 プロに選ばれるガラスメーカー「木村硝子」一目惚れした数だけ増えていく… 何枚あっても困らないから一目惚れした分だけ増えていくお皿たち。 器好きなら「うんうん。わかる」と頷いて分かってもらえるでしょうか。 CRAFT STOREの器好きを代表しておすすめしたいブランドは『丹波スタイル』 定番のTS...
はじめてのお買い物ガイド【テーブルウェア編】
CRAFT STOREにできること。それは日本各地の”日本のいいもの”を選び皆さまの元へお届けすること。たくさんのアイテムがあり、どれもみなさんに見てほしいけれど、まず何からみていいか悩む方も多いかと思います。そこで今回は『はじめてのお買い物ガイド』と名付けて、酒器 / プレート,お皿 / ボウル,お椀 / グラス,ガラス / 木の器の5つのジャンルから厳選したアイテムをご紹介していきます。お酒好きが選ぶ日本の酒器雑貨店のセレクトって中の人の性格がでるものだと思っています。CARFT STOREは実に酒器の取り扱いが豊富。理由はご想像の通り!お酒が好きなメンバーが多いから。お酒が好きな人にはたまらない品揃えとなっているのです。日本酒好きなら三作の朝顔がおすすめです日本酒は温度で変わるお酒ですから、その温度が唇に伝わるように飲み口は薄く、持ち手の部分は体温が伝わらないように2重構造になっています。 日本酒に最適化された、ステンレスの酒器「三作 朝顔 morning glory」ビール派の方へ ビール好きに向けたビアカップや、タンブラーも種類豊富に取り扱っています。 中でもいま話題なアイテムといえば磨き屋シンジケートの「ビアタンブラー」 ”日本が誇るべきすぐれた地方産品”を選定し海外に広く伝えていくThe Wonder500 2018に入賞しました。 飲み口がひんやり極薄、ビールをスッと喉まで「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」ワインがお好きなら 木村硝子店「タサキシリーズ」 ワインの種類によってグラスを選べます。「通からビギナーまでワインをもっと楽しめるように」という思いでつくられたワイングラスです。 プロに選ばれるガラスメーカー「木村硝子」一目惚れした数だけ増えていく… 何枚あっても困らないから一目惚れした分だけ増えていくお皿たち。 器好きなら「うんうん。わかる」と頷いて分かってもらえるでしょうか。 CRAFT STOREの器好きを代表しておすすめしたいブランドは『丹波スタイル』 定番のTS...

【スタッフのお買い物】やさしさを運ぶ白いバターナイフ
~♪やさしさに包まれたならきっと~と映画『魔女の宅急便』のテーマソングが頭の中で流れだす。そう、「今日はパンは食べよう!」と思った時についつい思い出してしまいます。さて、スタッフのお買い物コラムでは実際にスタッフが自腹買いして愛用しているCRAFT STOREのアイテムの使用感をゆるくお伝えしていきます。なんとなくラジオ番組のようなコーナーになればなと思っています。やさしさを運ぶelfinのミニバターナイフ新潟県燕市にある高桑金属株式会社が展開するブランド「elfin」。一つ一つ職人が手作業でホーローをふきつけ仕上げています。手にとると割れてしまうんじゃないかと思うほど繊細な見た目ですが、ホーローなので割れることもありません。そしてバターにとっても優しい存在。つるんとバターを取りパンに塗る。色のせいなのか素材のせいなのか不思議な感覚。elfin/ホーローのミニバターナイフの詳細を見るそもそもホーローのバターナイフを買おうと思ったきっかけはおとなりさんが「ホーローのカトラリーいいよ!口当たりが柔らかくて」と話していたのがきっかけで、スプーンもフォークも持ってるしちょうどバターナイフ欲しいなと思っていたのでまず買ってみました。肝心の”やさしい口当たり”のほどはまだ試せてないのですが……。塗るだけでもやさしい気持ちになれるものです。優しい気持ちになれるのはなんでだろうと考えたのですが「壊れそうなものを扱うとき、自ずと所作が丁寧になるから。」ではないかなと。もちろんホーローだから割れることもないし丈夫なんですけれどそっと扱いたくなるんですよ。スタッフおすすめのトーストレシピ最近は、トーストにバターを薄く塗ってその上にクリームチーズとたっぷりのマーマレードをのせる。そして仕上げにシナモンパウダーを振りかける。写真はカボスのマーマレードを使っているので緑ですが、オレンジ色のマーマレードは目にも鮮やかで元気がでます。そのほかにも、バターを塗ってはちみつを少し垂らしたあとバターナイフでバナナを切りながらトーストにのせ仕上げにシナモンパウダーを振りかけて食べるのもおすすめ。バターナイフ便利です。次はバターケースが欲しくなったので買い付けリストに追加をお願いしようかと思います。elfin/ホーローのミニバターナイフの詳細を見る
【スタッフのお買い物】やさしさを運ぶ白いバターナイフ
~♪やさしさに包まれたならきっと~と映画『魔女の宅急便』のテーマソングが頭の中で流れだす。そう、「今日はパンは食べよう!」と思った時についつい思い出してしまいます。さて、スタッフのお買い物コラムでは実際にスタッフが自腹買いして愛用しているCRAFT STOREのアイテムの使用感をゆるくお伝えしていきます。なんとなくラジオ番組のようなコーナーになればなと思っています。やさしさを運ぶelfinのミニバターナイフ新潟県燕市にある高桑金属株式会社が展開するブランド「elfin」。一つ一つ職人が手作業でホーローをふきつけ仕上げています。手にとると割れてしまうんじゃないかと思うほど繊細な見た目ですが、ホーローなので割れることもありません。そしてバターにとっても優しい存在。つるんとバターを取りパンに塗る。色のせいなのか素材のせいなのか不思議な感覚。elfin/ホーローのミニバターナイフの詳細を見るそもそもホーローのバターナイフを買おうと思ったきっかけはおとなりさんが「ホーローのカトラリーいいよ!口当たりが柔らかくて」と話していたのがきっかけで、スプーンもフォークも持ってるしちょうどバターナイフ欲しいなと思っていたのでまず買ってみました。肝心の”やさしい口当たり”のほどはまだ試せてないのですが……。塗るだけでもやさしい気持ちになれるものです。優しい気持ちになれるのはなんでだろうと考えたのですが「壊れそうなものを扱うとき、自ずと所作が丁寧になるから。」ではないかなと。もちろんホーローだから割れることもないし丈夫なんですけれどそっと扱いたくなるんですよ。スタッフおすすめのトーストレシピ最近は、トーストにバターを薄く塗ってその上にクリームチーズとたっぷりのマーマレードをのせる。そして仕上げにシナモンパウダーを振りかける。写真はカボスのマーマレードを使っているので緑ですが、オレンジ色のマーマレードは目にも鮮やかで元気がでます。そのほかにも、バターを塗ってはちみつを少し垂らしたあとバターナイフでバナナを切りながらトーストにのせ仕上げにシナモンパウダーを振りかけて食べるのもおすすめ。バターナイフ便利です。次はバターケースが欲しくなったので買い付けリストに追加をお願いしようかと思います。elfin/ホーローのミニバターナイフの詳細を見る