特集・コラム

小さい出会い、長い付き合い vol.3 「ミシン台と海色の書斎」
惹きつけられるように、何気なく偶然出会った“もの”が、生涯の相棒になったり、特別で忘れられない贈り物になったり。そんな、不思議な「ものとの出会い」をエッセイストの中前結花さんが綴る連載エッセイ「小さい出会い、長い付き合い」。今回は、お気に入りの書斎を作ったお話です。これまでわたしが勤めた会社にはすべて、「ハンガーラック」というものがあった。急な外出のためのスーツや、着てきたコートなんかをそこに吊っておくのだ。しかしわたしはこれを1度たりとも使ったことがなかった。ダラリと垂れるロングコートも、いつも椅子の背中や膝にかけておくようにしていたから、裾はすぐに汚れてしまう。けれど、10年ほどの会社員人生のなかで、わたしが自宅からハンガーを持っていくことは結局1度としてなかった。思い返せば、どの会社にも給湯室があって、そこに自分のマグカップを置いておく慣例もあったけれど、やっぱりわたしが自分のマグカップを会社に持っていくことはなかった。そんなだから、他人の家に着替えや洗面用具を置いてくる、ということもない。「まだ居場所ではない」ような、「いつ去るともわからない」ような、そんな気持ちがどんな場所に対しても常に心にあった気がする。片膝を立てているような、どこにもペタンと落ち着いて座り込むことのないような、どこにいてもそんな自分をいつも感じていたのだ。そしてそれは、困ったことにこの部屋に越してきてからも同じことだった。恋人との共同生活を始めたけれど、長らく使ってきた1人用の掛け布団もシーツもわたしはクローゼットに仕舞い込んで、捨てることができずにいた。長い時間うんうんと唸りながら物を書くような仕事をしているのに、仕事机を作ることはせずに、リビングの片隅でうんうんとやっていた。靴は冬ものしか並べず、夏や秋の洋服はまだ段ボールを開けてもいない。「本当に座り込んでいい場所なのだろうか……」いつもそんなことを傍で考え、どこか「仮暮らし」のようなことをこっそりひとりで続けてしまっている、ずっとそんな気分で過ごしていたのだ。けれど、出会いは突然やってきた。それは、きれいにオイルの塗られた古材のミシン台だった。惚れ惚れとするようなデザインで、わたしはどうしても自分のものにしたくなった。そして、どうしてもそれを「自分の席」にしたいと思ってしまったのだ。しばらく経ってもその気持ちは変わらなかった。思い切って安くはないミシン台を手に入れると、今度はそれに似合う椅子も欲しくなった。茶色いレザーに包まれたアンティーク調のものを手頃な価格で手に入れると、今度は「仮に」と本なんかを積んでいたワゴンも、ミシン台に合わせて自分で塗装をしたくなった。そうして気づけば、お気に入りに囲まれた小さな「書斎」が部屋の片隅に完成しようとしていた。窓向きのその席は、腰を下ろすだけで気分が晴れやかになったし、何よりも「おお、ここだったか」という心地がした。けれど、あと一歩だった。なにかもうひとつ、わたしはそこに“目をやりたくなるもの”を加えたいと考える。できれば、ちょっと華やかでそれでもしっくりと馴染むものがいい。そして「そうか、花でも挿せたらいいのにな」と思うのだった。生まれ育った兵庫には、「丹波焼」という伝統工芸があった。特に青や緑、鳶色(とびいろ)が有名で、なかでも青みが深い緑がわたしはすきだった。さりげない濃淡が海みたいに見える。兵庫という縁で「こんな花器がありますよ」と仕事先の人におしえてもらったのだ。「ああ、これだ」とわたしはひとりごと。ポン、と置いてみるとそれはその場所にしっくりと馴染んだ。器より深い色の薔薇のドライフラワーを挿すと、もう本当にぴったりだったのだ。好きなお店で見つけた、小物入れを横にそっと添える。「こんなものでいいのかしら」数百円で買った、なんでもない小皿だったけれどふたつはとてもお似合いだった。そうっと座ってみると、そこには何の違和感もなくて、とてもとても心地が良かった。ようやく、“わたしらしい席”が完成したのだ。なんだか久方ぶりに「これが自分の場所だ」と心の底から思うのだった。いつも、「まだ自分の居場所ではない」そんな気がして本当は不安だった。気に食わないのではない。特別に居心地が悪いのでもない。ただなんとなく「こんなわたしでいいのかしら」と会社にいてもどこにいても、それが気がかりで仕方なかった。ひとりで暮らす自宅だけが、そんな心配から解放される唯一気楽でやさしい場所だったけれど、彼と暮らすこの部屋はやっぱり「こんなわたしでいいのかしら」で満ちていた。それが徐々に徐々に潮が引くように、薄れていくのがわかる。ミシン台を仕事机にして、花を飾って、小皿を添えた。それだけで、なんだか部屋を見違えるように思った。けれど —— 。それを変えてくれたのは、本当にミシン台だったろうか?そのミシン台を「いいね」と言って、一緒に部屋へと運び入れてくれた人がいた。「へえ、同じ兵庫生まれなの」と話を聴いて、まじまじとその器を見つめてくれる、そんな人だと改めてわかったからではなかったろうか。今日も外は晴れて、わたしの机は気持ちがいい。「丹波焼」には季節の花も、みずみずしい緑も、くすんだドライフラワーもよく似合った。傍に置いた小皿には、大事な指輪を入れた。「こんなものでいいのかしら」とは、もうちっとも思わない。中前結花エッセイスト・ライター。元『minneとものづくりと』編集長。現在は、エッセイの執筆やブランドのコピーなどを手がける。ものづくりの手間暇と、蚤の市、本とコーヒーが好き。Twitter:@merumae_yukaLittle Happiness ギフトセット 3,850円「小さい出会い、長い付き合い」 他のストーリー小さい出会い、長い付き合い vol.1 「ハンカチのあの子」小さい出会い、長い付き合い vol.2 「クリスマスのお詫び」小さい出会い、長い付き合い vol.4 「レジャーシートは魔法のじゅうたん」小さい出会い、長い付き合い vol.5 「ぐいっと呑むもの、呑まないもの」
小さい出会い、長い付き合い vol.3 「ミシン台と海色の書斎」
惹きつけられるように、何気なく偶然出会った“もの”が、生涯の相棒になったり、特別で忘れられない贈り物になったり。そんな、不思議な「ものとの出会い」をエッセイストの中前結花さんが綴る連載エッセイ「小さい出会い、長い付き合い」。今回は、お気に入りの書斎を作ったお話です。これまでわたしが勤めた会社にはすべて、「ハンガーラック」というものがあった。急な外出のためのスーツや、着てきたコートなんかをそこに吊っておくのだ。しかしわたしはこれを1度たりとも使ったことがなかった。ダラリと垂れるロングコートも、いつも椅子の背中や膝にかけておくようにしていたから、裾はすぐに汚れてしまう。けれど、10年ほどの会社員人生のなかで、わたしが自宅からハンガーを持っていくことは結局1度としてなかった。思い返せば、どの会社にも給湯室があって、そこに自分のマグカップを置いておく慣例もあったけれど、やっぱりわたしが自分のマグカップを会社に持っていくことはなかった。そんなだから、他人の家に着替えや洗面用具を置いてくる、ということもない。「まだ居場所ではない」ような、「いつ去るともわからない」ような、そんな気持ちがどんな場所に対しても常に心にあった気がする。片膝を立てているような、どこにもペタンと落ち着いて座り込むことのないような、どこにいてもそんな自分をいつも感じていたのだ。そしてそれは、困ったことにこの部屋に越してきてからも同じことだった。恋人との共同生活を始めたけれど、長らく使ってきた1人用の掛け布団もシーツもわたしはクローゼットに仕舞い込んで、捨てることができずにいた。長い時間うんうんと唸りながら物を書くような仕事をしているのに、仕事机を作ることはせずに、リビングの片隅でうんうんとやっていた。靴は冬ものしか並べず、夏や秋の洋服はまだ段ボールを開けてもいない。「本当に座り込んでいい場所なのだろうか……」いつもそんなことを傍で考え、どこか「仮暮らし」のようなことをこっそりひとりで続けてしまっている、ずっとそんな気分で過ごしていたのだ。けれど、出会いは突然やってきた。それは、きれいにオイルの塗られた古材のミシン台だった。惚れ惚れとするようなデザインで、わたしはどうしても自分のものにしたくなった。そして、どうしてもそれを「自分の席」にしたいと思ってしまったのだ。しばらく経ってもその気持ちは変わらなかった。思い切って安くはないミシン台を手に入れると、今度はそれに似合う椅子も欲しくなった。茶色いレザーに包まれたアンティーク調のものを手頃な価格で手に入れると、今度は「仮に」と本なんかを積んでいたワゴンも、ミシン台に合わせて自分で塗装をしたくなった。そうして気づけば、お気に入りに囲まれた小さな「書斎」が部屋の片隅に完成しようとしていた。窓向きのその席は、腰を下ろすだけで気分が晴れやかになったし、何よりも「おお、ここだったか」という心地がした。けれど、あと一歩だった。なにかもうひとつ、わたしはそこに“目をやりたくなるもの”を加えたいと考える。できれば、ちょっと華やかでそれでもしっくりと馴染むものがいい。そして「そうか、花でも挿せたらいいのにな」と思うのだった。生まれ育った兵庫には、「丹波焼」という伝統工芸があった。特に青や緑、鳶色(とびいろ)が有名で、なかでも青みが深い緑がわたしはすきだった。さりげない濃淡が海みたいに見える。兵庫という縁で「こんな花器がありますよ」と仕事先の人におしえてもらったのだ。「ああ、これだ」とわたしはひとりごと。ポン、と置いてみるとそれはその場所にしっくりと馴染んだ。器より深い色の薔薇のドライフラワーを挿すと、もう本当にぴったりだったのだ。好きなお店で見つけた、小物入れを横にそっと添える。「こんなものでいいのかしら」数百円で買った、なんでもない小皿だったけれどふたつはとてもお似合いだった。そうっと座ってみると、そこには何の違和感もなくて、とてもとても心地が良かった。ようやく、“わたしらしい席”が完成したのだ。なんだか久方ぶりに「これが自分の場所だ」と心の底から思うのだった。いつも、「まだ自分の居場所ではない」そんな気がして本当は不安だった。気に食わないのではない。特別に居心地が悪いのでもない。ただなんとなく「こんなわたしでいいのかしら」と会社にいてもどこにいても、それが気がかりで仕方なかった。ひとりで暮らす自宅だけが、そんな心配から解放される唯一気楽でやさしい場所だったけれど、彼と暮らすこの部屋はやっぱり「こんなわたしでいいのかしら」で満ちていた。それが徐々に徐々に潮が引くように、薄れていくのがわかる。ミシン台を仕事机にして、花を飾って、小皿を添えた。それだけで、なんだか部屋を見違えるように思った。けれど —— 。それを変えてくれたのは、本当にミシン台だったろうか?そのミシン台を「いいね」と言って、一緒に部屋へと運び入れてくれた人がいた。「へえ、同じ兵庫生まれなの」と話を聴いて、まじまじとその器を見つめてくれる、そんな人だと改めてわかったからではなかったろうか。今日も外は晴れて、わたしの机は気持ちがいい。「丹波焼」には季節の花も、みずみずしい緑も、くすんだドライフラワーもよく似合った。傍に置いた小皿には、大事な指輪を入れた。「こんなものでいいのかしら」とは、もうちっとも思わない。中前結花エッセイスト・ライター。元『minneとものづくりと』編集長。現在は、エッセイの執筆やブランドのコピーなどを手がける。ものづくりの手間暇と、蚤の市、本とコーヒーが好き。Twitter:@merumae_yukaLittle Happiness ギフトセット 3,850円「小さい出会い、長い付き合い」 他のストーリー小さい出会い、長い付き合い vol.1 「ハンカチのあの子」小さい出会い、長い付き合い vol.2 「クリスマスのお詫び」小さい出会い、長い付き合い vol.4 「レジャーシートは魔法のじゅうたん」小さい出会い、長い付き合い vol.5 「ぐいっと呑むもの、呑まないもの」

「CRAFT STORE×昇陽窯」初のコラボレーションアイテムが登場!
長く受け継がれてきた丹波焼の伝統を守りつつ、変化を続ける人々の生活に寄り添ったものづくりを続ける昇陽窯(しょうようがま)。 当店では人気の浅鉢をはじめ、さまざまな器をお取り扱いしています。 そしてこの度「CRAFT STORE×昇陽窯」初のコラボレーションアイテムが登場することになりました! 発売は2022年4月13日。今までにない素敵な器ができあがりました。 3種類の新作が登場 新登場のコラボアイテムは「角皿」「深鉢」「そば猪口」の3種類。 「碧(みどり)」と呼ばれる特徴的な青色とマットな質感はそのままに、昔ながらの素朴さが残る器はぬくもりを感じさせ、心がほっとするアイテムたちです。 昇陽窯 角皿 【小サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:2,376円(税込) 【中サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:3,168円(税込) 【大サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:3,960円(税込) 昇陽窯 角皿 2,376円昇陽窯 深鉢【小サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:2,376円(税込) 【大サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:4,620円(税込) 昇陽窯 深鉢 2,904円昇陽窯 そば猪口 カラー:碧/栗茶 価格:1,980円(税込) 昇陽窯 そば猪口 2,640円今回のコラボにあたっての背景 CRAFT STOREでは2020年7月にオンライン陶器市「CRAFT陶器市-丹波焼編-」にて昇陽窯のお取り扱いをスタートいたしました。 当時コロナ禍で初めてのネット販売に挑戦したばかりだった昇陽窯さん。 当店では人気のあまりオンライン陶器市終了後も、常時お取り扱いを開始いたしました。...
「CRAFT STORE×昇陽窯」初のコラボレーションアイテムが登場!
長く受け継がれてきた丹波焼の伝統を守りつつ、変化を続ける人々の生活に寄り添ったものづくりを続ける昇陽窯(しょうようがま)。 当店では人気の浅鉢をはじめ、さまざまな器をお取り扱いしています。 そしてこの度「CRAFT STORE×昇陽窯」初のコラボレーションアイテムが登場することになりました! 発売は2022年4月13日。今までにない素敵な器ができあがりました。 3種類の新作が登場 新登場のコラボアイテムは「角皿」「深鉢」「そば猪口」の3種類。 「碧(みどり)」と呼ばれる特徴的な青色とマットな質感はそのままに、昔ながらの素朴さが残る器はぬくもりを感じさせ、心がほっとするアイテムたちです。 昇陽窯 角皿 【小サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:2,376円(税込) 【中サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:3,168円(税込) 【大サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:3,960円(税込) 昇陽窯 角皿 2,376円昇陽窯 深鉢【小サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:2,376円(税込) 【大サイズ】カラー:碧/栗茶 価格:4,620円(税込) 昇陽窯 深鉢 2,904円昇陽窯 そば猪口 カラー:碧/栗茶 価格:1,980円(税込) 昇陽窯 そば猪口 2,640円今回のコラボにあたっての背景 CRAFT STOREでは2020年7月にオンライン陶器市「CRAFT陶器市-丹波焼編-」にて昇陽窯のお取り扱いをスタートいたしました。 当時コロナ禍で初めてのネット販売に挑戦したばかりだった昇陽窯さん。 当店では人気のあまりオンライン陶器市終了後も、常時お取り扱いを開始いたしました。...

これは便利。新生活に迎えたいアイテム特集
切ってそのまま食卓へ、コンロからそのまま食卓へ、調理からそのまま食卓、そして冷凍庫保存まで。「そのまま」がキーワードとなる今回のセレクト。そのまま2つも3つも工程をこなしてくれることで洗い物を減らし、新生活をラクにしてくれるものに注目しました。本来だったらいちいち移し替えていたけれど、言われてみればその必要無かったよね。確かにそこ、省略してもなんの問題も無いよね、と日々の無駄を削ぎ落としてくれる心強い面々をご紹介します。切ってそのまま食卓へ。CHOP(切る)とPLATE(板/皿)ふたつの意味をもつ造語の「CHOPLATE」。その名の通り、食材を切るためのまな板としても、食卓で使う器としても活躍してくれます。料理がひと揃い完成してから、あぁこの食材もあったんだ、と冷蔵庫の奥の方から見つけてしまうこと、ありますよね。でもまな板はとうに洗って干しているし、また使うとなると洗剤も洗う時間も二度手間に……。そんな時にCHOPLATE1枚あれば、サッとプレートの上でカットして、そのままサーブができちゃいます。これが出来るだけでせっかく完成したという気分もご機嫌ななめにならずにすみそうです!些細なことだけど、地味に嬉しいことはそれ以外にも。衣が繊細なとんかつやコロッケって、お惣菜パックからまな板の上に移して衣がパラパラ、まな板の上からお皿に盛り付ける最中にまたパラパラと衣が落ちてしまいますよね。台所も汚してしまうし、せっかくサクサク美味しい衣だから、余すことなくいただきたい!そんなころも愛あふれる方のためにも、CHOPLATEは活躍してくれるのです。お客様の声 4 友人のプレゼントとして購入しました!とっても気に入ってもらえて良かったです。自分の分も買うか検討中です。。。 CHOPLATE 1,870円おすすめのナイフkasane ペティナイフ 9,900円h tag テーブルナイフ 3,300円コンロからそのまま食卓へ。続いてのそのままアイテムは、三重県 萬古焼の土鍋 Kokuryuです。古くから土鍋の産地としても名を馳せるこの地で作られるアイテムは陶磁器ながら直火OK。土鍋特有の重くて分厚い印象をアップデートし、毎日の食卓でも使いやすい器として生まれ変わりました。キッチンのコンロで調理してからそのまま食卓に持っていけるKokuryuの長所はその冷めにくさにあります。アツアツの湯豆腐をフーフー冷ましながら口に運ぶのは、食の喜びそのもの。ゆっくり会話を楽しみながら食事をして、時間が経ってもまだあたたかい!立ち上る湯気を眺めつつ、こころも身体もあたたまる食卓をお楽しみください。さてお次はお手軽水餃子の番。お手軽ですもの、自分でタネをこねたり面倒な包む作業はいつかやればいいとして、今回は便利な冷凍水餃子に頼っちゃいましょう。沸かしたお湯に鶏ガラスープの素を入れて、水餃子、中途半端に残っていたネギを適当な大きさにカットしてくつくつ煮込むだけ。スープのようにそのままでも十分美味しいですが、お酢とラー油、黒酢、オイスターソース、甜麺醤あたりを適当に混ぜてつけダレにすれば、なんとなく現地っぽい味でいただけます。この1人用、多くても2人に丁度いい大きさ。これは一人鍋がはかどります。コンロを出さなくてもちょっとした卓上鍋が楽しめるのは、保温性のおかげです。ファミリーには小さいサイズですが、2つ、3つ、あるいはお好みの味付けが出来るよう人数分の鍋を用意するのもいいですね。お客様の声 5 お値段高めで 悩みましたが 買って良かった!冷凍の おうどんも 水餃子も ビビンバも 一人前ずつ チャチャっとできて後片付けも簡単。冷めない事も この冬に買って正解。今まで使ってた一人前の 土鍋、処分しました。 KOKURYU 4,400円調理からそのまま食卓、そして冷凍庫保存まで。最後に登場するのは調理・食事・保存までをひとつでこなしてくれる9°(クド)です。作り置きのお惣菜を、食べたい分だけ温めて、盛り付け用の器に乗せる。たったこれだけの何気ない食事の準備風景ですが、洗い物の数は同じようにはいきません。そんな日々のちょっとした面倒を解決してくれるのがこの9°です。たったひとつで調理器具、食器、保存容器の3役を果たすこのアイテムは、使いやすさがぎゅっと詰まった万能な器なのです。好きな食材を入れてレンチン!調味料で味を整えるだけの簡単調理から、本格的なものまで。レンジひとつで完結できるレシピであればなんでも叶えてくれる頼もしい存在です。蓋はアツアツの器が持てない時の受け皿代わりにしたり、取り皿としても活躍してくれます。冷凍ももちろん可能なので、余った食材はタッパーに移さずともそのまま冷凍庫へ。作りすぎてしまった時にも保存容器として使えます。作る時だけでなく、食事のその後のことまで考えられているのが嬉しいところ。スタッキングも可能なので、作りたいものに合わせてサイズの大小、いろんなカラーを揃えるのも楽しいですね。食卓になじむ6色は、9°の産地である富山県の白馬岳でみられる雪や大地、草木をイメージした優しい色味。「白無垢色」は白馬岳の雪、「初緑色」は雪の中の芽吹き、「大緑色」は太陽の光を受けて成長する緑、「茶大色」は命を育む大地、「深緑色」は豊かな森、「常緑色」は力強く成長する強い緑なのだそう。サイズと色の組み合わせも楽しんでみてくださいね。お客様の声 5 なんて使い勝手のいい器でしょう。レンジも冷凍庫もOKということで、形と色の良さにも後押しされ購入したのですが大正解でした。丼、スープ、カレー、シチュー、パスタ、サラダ…色んな料理に使えます。そして、映える。 9° (クド) 2,640円これさえあれば。基本の器セット新生活を迎えるにあたってとりあえず揃えておきたい、波佐見焼の基本の器セットができました。トーストやおかずを置ける「ちょい使い」のプレート。ラーメンのような汁物から、丼までいけるボウル。そしてシンプルなデザインのお茶碗の3点セット。スタンダードなデザインだから、毎日つい手にとってしまうような便利な器たちです。新生活の器セット 5,005円
これは便利。新生活に迎えたいアイテム特集
切ってそのまま食卓へ、コンロからそのまま食卓へ、調理からそのまま食卓、そして冷凍庫保存まで。「そのまま」がキーワードとなる今回のセレクト。そのまま2つも3つも工程をこなしてくれることで洗い物を減らし、新生活をラクにしてくれるものに注目しました。本来だったらいちいち移し替えていたけれど、言われてみればその必要無かったよね。確かにそこ、省略してもなんの問題も無いよね、と日々の無駄を削ぎ落としてくれる心強い面々をご紹介します。切ってそのまま食卓へ。CHOP(切る)とPLATE(板/皿)ふたつの意味をもつ造語の「CHOPLATE」。その名の通り、食材を切るためのまな板としても、食卓で使う器としても活躍してくれます。料理がひと揃い完成してから、あぁこの食材もあったんだ、と冷蔵庫の奥の方から見つけてしまうこと、ありますよね。でもまな板はとうに洗って干しているし、また使うとなると洗剤も洗う時間も二度手間に……。そんな時にCHOPLATE1枚あれば、サッとプレートの上でカットして、そのままサーブができちゃいます。これが出来るだけでせっかく完成したという気分もご機嫌ななめにならずにすみそうです!些細なことだけど、地味に嬉しいことはそれ以外にも。衣が繊細なとんかつやコロッケって、お惣菜パックからまな板の上に移して衣がパラパラ、まな板の上からお皿に盛り付ける最中にまたパラパラと衣が落ちてしまいますよね。台所も汚してしまうし、せっかくサクサク美味しい衣だから、余すことなくいただきたい!そんなころも愛あふれる方のためにも、CHOPLATEは活躍してくれるのです。お客様の声 4 友人のプレゼントとして購入しました!とっても気に入ってもらえて良かったです。自分の分も買うか検討中です。。。 CHOPLATE 1,870円おすすめのナイフkasane ペティナイフ 9,900円h tag テーブルナイフ 3,300円コンロからそのまま食卓へ。続いてのそのままアイテムは、三重県 萬古焼の土鍋 Kokuryuです。古くから土鍋の産地としても名を馳せるこの地で作られるアイテムは陶磁器ながら直火OK。土鍋特有の重くて分厚い印象をアップデートし、毎日の食卓でも使いやすい器として生まれ変わりました。キッチンのコンロで調理してからそのまま食卓に持っていけるKokuryuの長所はその冷めにくさにあります。アツアツの湯豆腐をフーフー冷ましながら口に運ぶのは、食の喜びそのもの。ゆっくり会話を楽しみながら食事をして、時間が経ってもまだあたたかい!立ち上る湯気を眺めつつ、こころも身体もあたたまる食卓をお楽しみください。さてお次はお手軽水餃子の番。お手軽ですもの、自分でタネをこねたり面倒な包む作業はいつかやればいいとして、今回は便利な冷凍水餃子に頼っちゃいましょう。沸かしたお湯に鶏ガラスープの素を入れて、水餃子、中途半端に残っていたネギを適当な大きさにカットしてくつくつ煮込むだけ。スープのようにそのままでも十分美味しいですが、お酢とラー油、黒酢、オイスターソース、甜麺醤あたりを適当に混ぜてつけダレにすれば、なんとなく現地っぽい味でいただけます。この1人用、多くても2人に丁度いい大きさ。これは一人鍋がはかどります。コンロを出さなくてもちょっとした卓上鍋が楽しめるのは、保温性のおかげです。ファミリーには小さいサイズですが、2つ、3つ、あるいはお好みの味付けが出来るよう人数分の鍋を用意するのもいいですね。お客様の声 5 お値段高めで 悩みましたが 買って良かった!冷凍の おうどんも 水餃子も ビビンバも 一人前ずつ チャチャっとできて後片付けも簡単。冷めない事も この冬に買って正解。今まで使ってた一人前の 土鍋、処分しました。 KOKURYU 4,400円調理からそのまま食卓、そして冷凍庫保存まで。最後に登場するのは調理・食事・保存までをひとつでこなしてくれる9°(クド)です。作り置きのお惣菜を、食べたい分だけ温めて、盛り付け用の器に乗せる。たったこれだけの何気ない食事の準備風景ですが、洗い物の数は同じようにはいきません。そんな日々のちょっとした面倒を解決してくれるのがこの9°です。たったひとつで調理器具、食器、保存容器の3役を果たすこのアイテムは、使いやすさがぎゅっと詰まった万能な器なのです。好きな食材を入れてレンチン!調味料で味を整えるだけの簡単調理から、本格的なものまで。レンジひとつで完結できるレシピであればなんでも叶えてくれる頼もしい存在です。蓋はアツアツの器が持てない時の受け皿代わりにしたり、取り皿としても活躍してくれます。冷凍ももちろん可能なので、余った食材はタッパーに移さずともそのまま冷凍庫へ。作りすぎてしまった時にも保存容器として使えます。作る時だけでなく、食事のその後のことまで考えられているのが嬉しいところ。スタッキングも可能なので、作りたいものに合わせてサイズの大小、いろんなカラーを揃えるのも楽しいですね。食卓になじむ6色は、9°の産地である富山県の白馬岳でみられる雪や大地、草木をイメージした優しい色味。「白無垢色」は白馬岳の雪、「初緑色」は雪の中の芽吹き、「大緑色」は太陽の光を受けて成長する緑、「茶大色」は命を育む大地、「深緑色」は豊かな森、「常緑色」は力強く成長する強い緑なのだそう。サイズと色の組み合わせも楽しんでみてくださいね。お客様の声 5 なんて使い勝手のいい器でしょう。レンジも冷凍庫もOKということで、形と色の良さにも後押しされ購入したのですが大正解でした。丼、スープ、カレー、シチュー、パスタ、サラダ…色んな料理に使えます。そして、映える。 9° (クド) 2,640円これさえあれば。基本の器セット新生活を迎えるにあたってとりあえず揃えておきたい、波佐見焼の基本の器セットができました。トーストやおかずを置ける「ちょい使い」のプレート。ラーメンのような汁物から、丼までいけるボウル。そしてシンプルなデザインのお茶碗の3点セット。スタンダードなデザインだから、毎日つい手にとってしまうような便利な器たちです。新生活の器セット 5,005円

【4月1日から】ヨシカワのアイテム 価格改定のお知らせ
2022年4月1日(金)より、素材の高騰によりヨシカワのキッチンツールやタンブラーなどの価格を改定することとなりました。対象アイテムはこちら・Tate(タテ) ツールコンテナ従来価格3,850円(税込) → 改訂価格:4,950円 (税込)[tate]・Nulu(ヌル)バターナイフ従来価格:1,100円(税込) → 改訂価格:1,320円 (税込)Nulu(ヌル)バターナイフ 1,320円・Ita Long(イタ ロング)従来価格:1,650円(税込) → 改訂価格:1,870円 (税込)Ita Long(イタ ロング) 1,870円・Oros handy grater(オロス)おろし金従来価格:1,980円(税込) → 改訂価格:2,420円 (税込)Oros handy grater(オロス)おろし金 2,420円・磨き屋シンジケート ぐいのみ従来価格:2,750円(税込) → 改訂価格:3,750円 (税込)磨き屋シンジケート ぐいのみ...
【4月1日から】ヨシカワのアイテム 価格改定のお知らせ
2022年4月1日(金)より、素材の高騰によりヨシカワのキッチンツールやタンブラーなどの価格を改定することとなりました。対象アイテムはこちら・Tate(タテ) ツールコンテナ従来価格3,850円(税込) → 改訂価格:4,950円 (税込)[tate]・Nulu(ヌル)バターナイフ従来価格:1,100円(税込) → 改訂価格:1,320円 (税込)Nulu(ヌル)バターナイフ 1,320円・Ita Long(イタ ロング)従来価格:1,650円(税込) → 改訂価格:1,870円 (税込)Ita Long(イタ ロング) 1,870円・Oros handy grater(オロス)おろし金従来価格:1,980円(税込) → 改訂価格:2,420円 (税込)Oros handy grater(オロス)おろし金 2,420円・磨き屋シンジケート ぐいのみ従来価格:2,750円(税込) → 改訂価格:3,750円 (税込)磨き屋シンジケート ぐいのみ...

【保存版】2022年開催!全国の陶器市・web陶器市一覧
当店のオンライン陶器市「CRAFT陶器市」から、これまで登場した産地のアイテムをまとめてピックアップ!詳しくはこちら器好きの方であればご存知の方も多いであろう陶器市。今年も様々な地域で開催が予定されています。ということで今回は、2022年に開催される全国各地の陶器市を一挙ご紹介!お近くで開催の陶器市やちょっと足を伸ばして行ってみたい会場が見つかるきっかけになったらうれしいです。また今年も新型コロナの影響から、「オンライン陶器市」が各産地で開催されています。遠方で行けない、外出は控えたいという方はオンライン陶器市をのぞいてみてください。すでに開催中、開催後のイベントもございます。今年は行けなかったという方は来年の参考にしてくださいね。更新日:2022年9月16日 2022年開催予定・開催中の陶器市の目次 陶器市開催スケジュール一覧 2022年陶器市開催スケジュール 現地開催 【NEW】波佐見あちこち陶器まつり|長崎県|九州 【NEW】西日本陶磁器フェスタ|福岡県|九州 【NEW】壺屋やちむん通り祭り|沖縄県|九州 【NEW】せとうち焼きもの市|兵庫・香川・愛媛県|近畿・四国 【NEW】清水焼の郷まつり|京都府|近畿 波佐見陶器まつり|長崎県|九州 有田陶器市|佐賀県|九州 益子陶器市|栃木県|関東 読谷やちむん市|沖縄県|九州 信楽作家市2022|滋賀県|近畿 土岐美濃焼まつり|岐阜県|東海 丹波焼陶器まつり|兵庫県|近畿 伊万里大川内山春の窯元市|佐賀県|九州 小石原民陶むら祭|福岡県|九州 WEB・オンライン開催 【NEW】CRAFT STORE|全国 おうちで楽しむうちるWEB陶器市|全国 大人の焼き物|全国 web有田陶器市|佐賀県|九州 Hasami Life オンライン陶器市 2022|長崎県|九州 益子春の陶器市...
【保存版】2022年開催!全国の陶器市・web陶器市一覧
当店のオンライン陶器市「CRAFT陶器市」から、これまで登場した産地のアイテムをまとめてピックアップ!詳しくはこちら器好きの方であればご存知の方も多いであろう陶器市。今年も様々な地域で開催が予定されています。ということで今回は、2022年に開催される全国各地の陶器市を一挙ご紹介!お近くで開催の陶器市やちょっと足を伸ばして行ってみたい会場が見つかるきっかけになったらうれしいです。また今年も新型コロナの影響から、「オンライン陶器市」が各産地で開催されています。遠方で行けない、外出は控えたいという方はオンライン陶器市をのぞいてみてください。すでに開催中、開催後のイベントもございます。今年は行けなかったという方は来年の参考にしてくださいね。更新日:2022年9月16日 2022年開催予定・開催中の陶器市の目次 陶器市開催スケジュール一覧 2022年陶器市開催スケジュール 現地開催 【NEW】波佐見あちこち陶器まつり|長崎県|九州 【NEW】西日本陶磁器フェスタ|福岡県|九州 【NEW】壺屋やちむん通り祭り|沖縄県|九州 【NEW】せとうち焼きもの市|兵庫・香川・愛媛県|近畿・四国 【NEW】清水焼の郷まつり|京都府|近畿 波佐見陶器まつり|長崎県|九州 有田陶器市|佐賀県|九州 益子陶器市|栃木県|関東 読谷やちむん市|沖縄県|九州 信楽作家市2022|滋賀県|近畿 土岐美濃焼まつり|岐阜県|東海 丹波焼陶器まつり|兵庫県|近畿 伊万里大川内山春の窯元市|佐賀県|九州 小石原民陶むら祭|福岡県|九州 WEB・オンライン開催 【NEW】CRAFT STORE|全国 おうちで楽しむうちるWEB陶器市|全国 大人の焼き物|全国 web有田陶器市|佐賀県|九州 Hasami Life オンライン陶器市 2022|長崎県|九州 益子春の陶器市...

徹底比較、お弁当箱の素材ごとの長所と短所。
素材ごとの長所と短所、比べてみました。春は新しいことを始めるのにぴったりな季節。新生活を迎える方もそうでない方も、お弁当作りを初めてみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。お弁当箱選びで気になるのが、素材。今回はプラスチック、ステンレス、木と異なる素材のお弁当箱3つを比較してみました。容量(ml)ごとのサイズ感が知りたい方は、こちらのコラムもご参考にしてみてくださいね。徹底比較、うるしの弁当箱の容量と選び方。左から、簡単に今回参加する選手たちのご紹介を。tak TIGHT FIT ランチボックス簡単にロックできて密閉性のある、プラスチック製。内フタにお箸も付いてきます。電子レンジ:◯ 食洗機:◯ 保温器:×工房アイザワ 角長ランチボックスシンプルな構造で洗いやすい、ステンレス製。2段サイズもあって子供から大人まで使えます。電子レンジ:× 食洗機:◯ 保温器:◯杉の木クラフト うるしの弁当箱 (大)杉の木にうるしを施した、職人による手作りの木製。木の香りでとにかくごはんが美味しい。電子レンジ:× 食洗機:× 保温器:×この3つをサイズ、密閉性、重さ、洗いやすさ、においのそれぞれで比べてみましょう。ところどころ主観が入っていますが、ご了承下さい。お弁当箱のサイズ比較まずはそれぞれのサイズを実感していただくべく、コンビニのお弁当をそれぞれに詰めてみました。自分だったら、普段これくらいのサイズのお弁当を買うかな?という感じで参考にしてくださいね。食べるのが好きな自分としては正直小さいなあと思わざるを得ないサイズです。詰めにくいので海苔と明太子は取り除きました。しかしコンビニのお弁当ってこんなに茶色ばっかりだったっけ。ちなみにそれぞれの容量は以下の通り。TIGHT FIT ランチボックス:500ml角長ランチボックス 1段:500ml角長ランチボックス 2段:1000mlうるしの弁当箱(大):630mlそれでは詰めていきましょう。TIGHT FIT ランチボックスTIGHT FIT ランチボックスは容量500ml。角の曲線が控えめなおかげか、ごはんをギュッと詰めやすい印象。結構詰め込むことができました。角長ランチボックス 1段角長ランチボックス 1段は「TIGHT FIT」と同じ容量500ml。本体とフタだけのシンプル構造だから、小ぶりに見えて意外と容量があります。おかずの詰め方を工夫したらもうちょっと入ったかな、という感じ。角長ランチボックス 2段角長ランチボックスには「2段」サイズもあります。単純に「1段」タイプを2つ重ねたシンプル構造。容量も倍の1000mlと、食いしん坊もなかなか満足な大きさです。詰めてみると、だいぶスペースが余りましたね。うるしの弁当箱 (大)うるしの弁当箱(大)は容量630ml。若干余裕を残しながら、ピッタリ詰められました。お弁当箱に大事な密閉性は?TIGHT FIT ランチボックス:◎水を入れて振ってもほぼ漏れてこない密閉性があり、カチッとロックする安心感もあります。ただ音が鳴っても反対側が固定されていない場合があるので、ロックされているかしっかり確認した方が良さそう。角長ランチボックス 1段:◯ロック機構のないシンプルなフタ構造ですが、シリコンパッキンが付いています。付属のゴムバンドでフタを固定すると、水を入れて傾けても漏れてきませんでした。ゴムバンドを緩めるとすぐ漏れてくるので過信は禁物ですが、お弁当箱としては十分でしょう。うるしの弁当箱(大):△フタを被せるだけなので、密閉性はあまりありません。水気の少ないおかずを詰めて、風呂敷等でしっかり巻くことをおすすめしています。重さはそこまで差がないどれかが特別重い!と感じるほど大きな差はありませんが、うるしの弁当箱は群を抜いて軽いですね。「見た目よりもだいぶ軽い!」と言われる方が多くいらっしゃいます。TIGHT FIT...
徹底比較、お弁当箱の素材ごとの長所と短所。
素材ごとの長所と短所、比べてみました。春は新しいことを始めるのにぴったりな季節。新生活を迎える方もそうでない方も、お弁当作りを初めてみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。お弁当箱選びで気になるのが、素材。今回はプラスチック、ステンレス、木と異なる素材のお弁当箱3つを比較してみました。容量(ml)ごとのサイズ感が知りたい方は、こちらのコラムもご参考にしてみてくださいね。徹底比較、うるしの弁当箱の容量と選び方。左から、簡単に今回参加する選手たちのご紹介を。tak TIGHT FIT ランチボックス簡単にロックできて密閉性のある、プラスチック製。内フタにお箸も付いてきます。電子レンジ:◯ 食洗機:◯ 保温器:×工房アイザワ 角長ランチボックスシンプルな構造で洗いやすい、ステンレス製。2段サイズもあって子供から大人まで使えます。電子レンジ:× 食洗機:◯ 保温器:◯杉の木クラフト うるしの弁当箱 (大)杉の木にうるしを施した、職人による手作りの木製。木の香りでとにかくごはんが美味しい。電子レンジ:× 食洗機:× 保温器:×この3つをサイズ、密閉性、重さ、洗いやすさ、においのそれぞれで比べてみましょう。ところどころ主観が入っていますが、ご了承下さい。お弁当箱のサイズ比較まずはそれぞれのサイズを実感していただくべく、コンビニのお弁当をそれぞれに詰めてみました。自分だったら、普段これくらいのサイズのお弁当を買うかな?という感じで参考にしてくださいね。食べるのが好きな自分としては正直小さいなあと思わざるを得ないサイズです。詰めにくいので海苔と明太子は取り除きました。しかしコンビニのお弁当ってこんなに茶色ばっかりだったっけ。ちなみにそれぞれの容量は以下の通り。TIGHT FIT ランチボックス:500ml角長ランチボックス 1段:500ml角長ランチボックス 2段:1000mlうるしの弁当箱(大):630mlそれでは詰めていきましょう。TIGHT FIT ランチボックスTIGHT FIT ランチボックスは容量500ml。角の曲線が控えめなおかげか、ごはんをギュッと詰めやすい印象。結構詰め込むことができました。角長ランチボックス 1段角長ランチボックス 1段は「TIGHT FIT」と同じ容量500ml。本体とフタだけのシンプル構造だから、小ぶりに見えて意外と容量があります。おかずの詰め方を工夫したらもうちょっと入ったかな、という感じ。角長ランチボックス 2段角長ランチボックスには「2段」サイズもあります。単純に「1段」タイプを2つ重ねたシンプル構造。容量も倍の1000mlと、食いしん坊もなかなか満足な大きさです。詰めてみると、だいぶスペースが余りましたね。うるしの弁当箱 (大)うるしの弁当箱(大)は容量630ml。若干余裕を残しながら、ピッタリ詰められました。お弁当箱に大事な密閉性は?TIGHT FIT ランチボックス:◎水を入れて振ってもほぼ漏れてこない密閉性があり、カチッとロックする安心感もあります。ただ音が鳴っても反対側が固定されていない場合があるので、ロックされているかしっかり確認した方が良さそう。角長ランチボックス 1段:◯ロック機構のないシンプルなフタ構造ですが、シリコンパッキンが付いています。付属のゴムバンドでフタを固定すると、水を入れて傾けても漏れてきませんでした。ゴムバンドを緩めるとすぐ漏れてくるので過信は禁物ですが、お弁当箱としては十分でしょう。うるしの弁当箱(大):△フタを被せるだけなので、密閉性はあまりありません。水気の少ないおかずを詰めて、風呂敷等でしっかり巻くことをおすすめしています。重さはそこまで差がないどれかが特別重い!と感じるほど大きな差はありませんが、うるしの弁当箱は群を抜いて軽いですね。「見た目よりもだいぶ軽い!」と言われる方が多くいらっしゃいます。TIGHT FIT...