特集・コラム

【父の日】お父さんの好みに合わせておすすめアイテムを厳選しました。
母の日が終わり、今度は父の日がやってきます。今年は6月19日なので、意外ともうすぐですね。今年のプレゼントは何にしようか?と迷っている方に向けて、父の日のプレゼントにおすすめのアイテムをご紹介します。CRAFT STOREは食器を中心に家族の時間を彩るたくさんのアイテムを取り揃えているので、今回はその中からお父さんの食にまつわる好みごとにアイテムを厳選してみました。日頃の感謝を伝えるきっかけとして、父の日のプレゼント選びのご参考になれば幸いです。 お酒好きなお父さんにおすすめの酒器をまとめました お酒好きのお父さんをお持ちの方は多いのではないでしょうか。今回のプレゼント選びはお父さんのお気に入りのお酒を思い浮かべて、それをもっと美味しく飲めるような酒器を選んでみるのもいいかもしれませんね。ここではお酒の種類ごとにおすすめの酒器たちをまとめてみました。 富士山グラス 4,154円 ザ・ビアー nido 3,300円 ザ・ビアー likka 3,520円 ビアジョッキ リファインドマグ 4,400円 乾杯セット 3,960円 クリスタルエッジ 3,850円 ビアカップ 6,160円 参考にこちらのコラムも合わせてどうぞ。 自分にベストなビールグラスを選ぶポイントは?おすすめグラスも紹介します! ビールグラスの種類・選び方・おすすめのグラスをご紹介します。 ハイボールに最高 RATIO 3,080円 ジネット タンブラー 2,750円...
【父の日】お父さんの好みに合わせておすすめアイテムを厳選しました。
母の日が終わり、今度は父の日がやってきます。今年は6月19日なので、意外ともうすぐですね。今年のプレゼントは何にしようか?と迷っている方に向けて、父の日のプレゼントにおすすめのアイテムをご紹介します。CRAFT STOREは食器を中心に家族の時間を彩るたくさんのアイテムを取り揃えているので、今回はその中からお父さんの食にまつわる好みごとにアイテムを厳選してみました。日頃の感謝を伝えるきっかけとして、父の日のプレゼント選びのご参考になれば幸いです。 お酒好きなお父さんにおすすめの酒器をまとめました お酒好きのお父さんをお持ちの方は多いのではないでしょうか。今回のプレゼント選びはお父さんのお気に入りのお酒を思い浮かべて、それをもっと美味しく飲めるような酒器を選んでみるのもいいかもしれませんね。ここではお酒の種類ごとにおすすめの酒器たちをまとめてみました。 富士山グラス 4,154円 ザ・ビアー nido 3,300円 ザ・ビアー likka 3,520円 ビアジョッキ リファインドマグ 4,400円 乾杯セット 3,960円 クリスタルエッジ 3,850円 ビアカップ 6,160円 参考にこちらのコラムも合わせてどうぞ。 自分にベストなビールグラスを選ぶポイントは?おすすめグラスも紹介します! ビールグラスの種類・選び方・おすすめのグラスをご紹介します。 ハイボールに最高 RATIO 3,080円 ジネット タンブラー 2,750円...

【6月1日から】北陸アルミニウムのアイテム 価格改定のお知らせ
2022年6月1日(水)より、原材料及び副資材等の大幅な値上がりのため、北陸アルミニウムの一部アイテムの価格を改定することとなりました。対象アイテムはこちら・アルミバット(3点セット)従来価格:1,980円 (税込) → 改訂価格:5,280円 (税込)アルミバット(3点セット) 5,280円・アルミ雪平なべ 16cm従来価格:2,200円 (税込) → 改訂価格:3,850円 (税込)・アルミ雪平なべ 18cm従来価格:2,750円(税込) → 改訂価格:4,620円 (税込)アルミ雪平なべ 3,850円・アルミ段付なべ 15.5cm従来価格3,300円(税込) → 改訂価格:4,950円 (税込)アルミ段付なべ 4,950円引き続きCRAFT STOREをよろしくお願いいたします。
【6月1日から】北陸アルミニウムのアイテム 価格改定のお知らせ
2022年6月1日(水)より、原材料及び副資材等の大幅な値上がりのため、北陸アルミニウムの一部アイテムの価格を改定することとなりました。対象アイテムはこちら・アルミバット(3点セット)従来価格:1,980円 (税込) → 改訂価格:5,280円 (税込)アルミバット(3点セット) 5,280円・アルミ雪平なべ 16cm従来価格:2,200円 (税込) → 改訂価格:3,850円 (税込)・アルミ雪平なべ 18cm従来価格:2,750円(税込) → 改訂価格:4,620円 (税込)アルミ雪平なべ 3,850円・アルミ段付なべ 15.5cm従来価格3,300円(税込) → 改訂価格:4,950円 (税込)アルミ段付なべ 4,950円引き続きCRAFT STOREをよろしくお願いいたします。

連休は料理もお休みです。休みの食べもの Vol.6
ずっと家にいる長い休みって、3食のごはんを用意するのが億劫だったりする。特に家族の分までとなると尚更ですよね。 ということで、GW真っ最中にデザイナー3人が集結。参考になったりならなかったりする手抜きご飯の作り方を探ってみました。 今回は「器で手を抜く素麺」と、「罪悪感フリーバーガー」の2本立てです。 登場人物 小井沼:料理を作るデザイナー 手塚:食べる新人デザイナー 清水(筆者):飲みながら撮影するデザイナー 手を抜くそうめん まずは楽なごはんの代表格、というと失礼ですが、楽に美味しい素麺を作りましょう。 今回は容赦なく手を抜いていきましょう。pot dishでお湯を沸かして、そのまま茹でちゃいましょう。テーブルに出す器としても使えるから便利なのです。 ▲pot dish L こうすると鍋を使わなくていいから楽なんだよね。 鍋って洗うの面倒だもんねえ。ナイス手抜き とはいえ急激な温度変化は陶磁器によろしくないので、ちょっと時間を短めに茹で上げたら、濡れ布巾などにしばらくジュワッと置いてから流水に晒すのがおすすめです。 付け合せはトマトの煮浸しを。お好みでつゆに入れて頂きます。 ちなみに器の色で見栄え良くごまかすのは立派なテクニック。トマトは青い器に盛ると鮮やかで、これまた涼やかでいいのです。 ▲青い鉢は 昇陽窯 深鉢 やっぱりトマトがあると爽やかでいいですね。酸味がさわやか! 鉢に盛りつけてパスタのようなアレンジも、ちょっと贅沢に映えるのでおすすめ。 オリーブオイルとブラックペッパーを少々。 ▲キマノ陶器 7寸皿 やっぱりキマノ陶器の7寸皿は夏の冷たいものに最高。 大葉が効いてますね!3色のバランスが良い。なんかイタリアンですね。 パスタのカッペリーニに近くなるんだよね...
連休は料理もお休みです。休みの食べもの Vol.6
ずっと家にいる長い休みって、3食のごはんを用意するのが億劫だったりする。特に家族の分までとなると尚更ですよね。 ということで、GW真っ最中にデザイナー3人が集結。参考になったりならなかったりする手抜きご飯の作り方を探ってみました。 今回は「器で手を抜く素麺」と、「罪悪感フリーバーガー」の2本立てです。 登場人物 小井沼:料理を作るデザイナー 手塚:食べる新人デザイナー 清水(筆者):飲みながら撮影するデザイナー 手を抜くそうめん まずは楽なごはんの代表格、というと失礼ですが、楽に美味しい素麺を作りましょう。 今回は容赦なく手を抜いていきましょう。pot dishでお湯を沸かして、そのまま茹でちゃいましょう。テーブルに出す器としても使えるから便利なのです。 ▲pot dish L こうすると鍋を使わなくていいから楽なんだよね。 鍋って洗うの面倒だもんねえ。ナイス手抜き とはいえ急激な温度変化は陶磁器によろしくないので、ちょっと時間を短めに茹で上げたら、濡れ布巾などにしばらくジュワッと置いてから流水に晒すのがおすすめです。 付け合せはトマトの煮浸しを。お好みでつゆに入れて頂きます。 ちなみに器の色で見栄え良くごまかすのは立派なテクニック。トマトは青い器に盛ると鮮やかで、これまた涼やかでいいのです。 ▲青い鉢は 昇陽窯 深鉢 やっぱりトマトがあると爽やかでいいですね。酸味がさわやか! 鉢に盛りつけてパスタのようなアレンジも、ちょっと贅沢に映えるのでおすすめ。 オリーブオイルとブラックペッパーを少々。 ▲キマノ陶器 7寸皿 やっぱりキマノ陶器の7寸皿は夏の冷たいものに最高。 大葉が効いてますね!3色のバランスが良い。なんかイタリアンですね。 パスタのカッペリーニに近くなるんだよね...

小さい出会い、長い付き合い vol.4 「レジャーシートは魔法のじゅうたん」
惹きつけられるように、何気なく偶然出会った“もの”が、生涯の相棒になったり、特別で忘れられない贈り物になったり。そんな、不思議な「ものとの出会い」をエッセイストの中前結花さんが綴る連載エッセイ「小さい出会い、長い付き合い」。今回は、ピクニック用のレジャーシートと大切なご友人のお話です。「お花見してる」。ただそれだけのメッセージが、レジャーシートの上に投げ出された足の写真といっしょに送られてきた。「いいなあ」。そんな間の抜けた返事を返すと、会話はそこで終わってしまった。けれど、ふたりのやり取りはいつもこんな調子だ。今したこと、思ったこと、新しく知ったこと……。それをメモのように書き込んでは、「へえ。知らなかったなあ」「へえ。よかったねえ」などと感想を重ね合う。ただそれだけだ。これが、もう何年も続いている。その人とは5年ほど前、同僚として出会った。職種も年齢も服装の趣味も特に同じではなかったけれど、きっと仲良くなれるだろうなあとなんとなく思った。その「なんとなく」を頼りに「いっしょにランチ行ってもらえませんか?」と思い切って誘って、たしかふたりでタイ料理を食べたことで親しくなったのだった。静かだけどおもしろく、ときどき妙なことを言うけれど、要らないことは決して言わない。そんなガパオライスをとてもおいしそうに食べる人だった。それから「今度は飲みましょう」と言って飲みに行き、「今度は旅行に出かけましょう」と言って旅行に出かけた。「毎年行きましょう」と言ってそれは恒例になり、やがて同じ頃合に会社を辞めてからも特に離れず、程よい関係がずっと続いているのだ。その人は、先輩ともお姉さんというのともちょっと違う。けれど、同志とも仲間というのとも、やっぱり違った。決してふたりは高め合うことがないし、かと言ってお互いを見下したり落ち込ませるようなことも絶対にしない。言うなれば、ただぷかぷかと凪で浮かんでいる2つの浮きのようだった。明確な何かでつながっているわけではないけれど、周りの影響を同じように受けながら、離れずにずっと傍で浮かんでいる。そんな関係がとてもとても心地よかった。けれど、今。今度の波はあまりに長くて敵わない……とわたしは本当に困っているのだ。「また京都に行こうね」「瀬戸内海にも行こうね」「蚤の市はいつ再開するかな」……そんな言葉をお守りにしながら堪えている日々がもう3年目を迎えている。自宅も特に近くないものだから、なかなか気軽に誘うこともできなくなった。そして、会社を辞めて独立したふたりはありがたいことにいつも仕事に追われていた。どちらかが「会いたいなあ」と思ってもどちらかは都合がつかない、そんなことが続く。そして、ついには半年に一度ほど買い物なんかの用事に連れ立って出かける……それが、やっとの関係になってしまったのだ。わたしは不満だ。大いに不満だ。その人と行けば、さほど興味のない店も無限にたのしく感じられた。古道具屋なんかに入っては、「これは何かしら」「あれは何かしら」とただただひとつひとつを覗き込む。それだけで胸はうんと弾む。その人は「食べること」をこよなく愛した。だから、いっしょに食べるものをわたしも同じようにして愛した。「ああでもない」「こうでもない」と話しながら口にパクパクと放り込むときも、ふたりただ静かに器なんかをまじまじ見ながら飲むカフェオレも、わたしは本当に大好きだった。連絡は毎日のように取り合っているものの、こんなに会えなくなってしまって、「あの人は不満じゃないのかしら?」と考えると、それは余計におもしろくない気分だ。そして、突然に送られてきたのが「お花見してる」のメッセージだった。ビニールシートの上に足を投げ出して、桜なんかを見ている。なあんだ、ぼんやりお花見をする時間はあるんじゃないか。それを見て、わたしは急いでお気に入りのレジャーシートを見つけ、購入することにした。工業用クレープ紙でできた赤のストライプだ。「わたしもレジャーシート買いました!」「良かったね」「ちょっとひとりには大きすぎたかも……」「良いじゃん。折って使えばいいし」「そうかあ。折って座ればいいんだね」「また芝生に休憩にきたよ」「待って!わたしも近くの公園にいく!」負けじとわたしもひとり、近くの公園でシートを広げる。紙だから軽くて、紙なのに丈夫だ。途中の道で買ったサンドウィッチを思いっきり頬張ったり、大胆に寝転んで本を読んだりもしてみた。ごろりと寝返ってもひとりだけど、遠く離れたその人のシートと「つながってればいいのに」そう思った。目を閉じて、大きな大きな魔法のじゅうたんのような敷物を想像してみる。おおよそ30キロもあるようなふたりの距離を掬(すく)ってくれるようなレジャーシート。ふかふかと草の上を、自由に転がり放題だ。息をしているように気持ちのいいシートの上で、そんなことを考えていたらすこし眠りそうになった。そうして、スニーカーをよじ上ろうとする一匹の蟻んこをぼんやりと眺めていて、ふうっとため息のように出てきた言葉は、「会いたいなあ」だった。「仕事するかあ」会いにいくためには、まとまった時間が必要だった。せっせと働いて、せっせと終わらせる。そして、その人に会いに行こうと思った。「会いたいです。いつになったら会えますか?」「5月の連休明けには会えるよ!」「じゃあそれまで頑張ろう!」そんなわけで今日もせっせと仕事を進めているのだ。5月の半ばにピクニックに行く約束をした。青緑の芝の上に赤のレジャーシートを早く早く広げたい。中前結花エッセイスト・ライター。元『minneとものづくりと』編集長。現在は、エッセイの執筆やブランドのコピーなどを手がける。ものづくりの手間暇と、蚤の市、本とコーヒーが好き。Twitter:@merumae_yukaPICNIC RUG 1,650円「小さい出会い、長い付き合い」 他のストーリー小さい出会い、長い付き合い vol.1 「ハンカチのあの子」小さい出会い、長い付き合い vol.2 「クリスマスのお詫び」小さい出会い、長い付き合い vol.3 「ミシン台と海色の書斎」小さい出会い、長い付き合い vol.5 「ぐいっと呑むもの、呑まないもの」
小さい出会い、長い付き合い vol.4 「レジャーシートは魔法のじゅうたん」
惹きつけられるように、何気なく偶然出会った“もの”が、生涯の相棒になったり、特別で忘れられない贈り物になったり。そんな、不思議な「ものとの出会い」をエッセイストの中前結花さんが綴る連載エッセイ「小さい出会い、長い付き合い」。今回は、ピクニック用のレジャーシートと大切なご友人のお話です。「お花見してる」。ただそれだけのメッセージが、レジャーシートの上に投げ出された足の写真といっしょに送られてきた。「いいなあ」。そんな間の抜けた返事を返すと、会話はそこで終わってしまった。けれど、ふたりのやり取りはいつもこんな調子だ。今したこと、思ったこと、新しく知ったこと……。それをメモのように書き込んでは、「へえ。知らなかったなあ」「へえ。よかったねえ」などと感想を重ね合う。ただそれだけだ。これが、もう何年も続いている。その人とは5年ほど前、同僚として出会った。職種も年齢も服装の趣味も特に同じではなかったけれど、きっと仲良くなれるだろうなあとなんとなく思った。その「なんとなく」を頼りに「いっしょにランチ行ってもらえませんか?」と思い切って誘って、たしかふたりでタイ料理を食べたことで親しくなったのだった。静かだけどおもしろく、ときどき妙なことを言うけれど、要らないことは決して言わない。そんなガパオライスをとてもおいしそうに食べる人だった。それから「今度は飲みましょう」と言って飲みに行き、「今度は旅行に出かけましょう」と言って旅行に出かけた。「毎年行きましょう」と言ってそれは恒例になり、やがて同じ頃合に会社を辞めてからも特に離れず、程よい関係がずっと続いているのだ。その人は、先輩ともお姉さんというのともちょっと違う。けれど、同志とも仲間というのとも、やっぱり違った。決してふたりは高め合うことがないし、かと言ってお互いを見下したり落ち込ませるようなことも絶対にしない。言うなれば、ただぷかぷかと凪で浮かんでいる2つの浮きのようだった。明確な何かでつながっているわけではないけれど、周りの影響を同じように受けながら、離れずにずっと傍で浮かんでいる。そんな関係がとてもとても心地よかった。けれど、今。今度の波はあまりに長くて敵わない……とわたしは本当に困っているのだ。「また京都に行こうね」「瀬戸内海にも行こうね」「蚤の市はいつ再開するかな」……そんな言葉をお守りにしながら堪えている日々がもう3年目を迎えている。自宅も特に近くないものだから、なかなか気軽に誘うこともできなくなった。そして、会社を辞めて独立したふたりはありがたいことにいつも仕事に追われていた。どちらかが「会いたいなあ」と思ってもどちらかは都合がつかない、そんなことが続く。そして、ついには半年に一度ほど買い物なんかの用事に連れ立って出かける……それが、やっとの関係になってしまったのだ。わたしは不満だ。大いに不満だ。その人と行けば、さほど興味のない店も無限にたのしく感じられた。古道具屋なんかに入っては、「これは何かしら」「あれは何かしら」とただただひとつひとつを覗き込む。それだけで胸はうんと弾む。その人は「食べること」をこよなく愛した。だから、いっしょに食べるものをわたしも同じようにして愛した。「ああでもない」「こうでもない」と話しながら口にパクパクと放り込むときも、ふたりただ静かに器なんかをまじまじ見ながら飲むカフェオレも、わたしは本当に大好きだった。連絡は毎日のように取り合っているものの、こんなに会えなくなってしまって、「あの人は不満じゃないのかしら?」と考えると、それは余計におもしろくない気分だ。そして、突然に送られてきたのが「お花見してる」のメッセージだった。ビニールシートの上に足を投げ出して、桜なんかを見ている。なあんだ、ぼんやりお花見をする時間はあるんじゃないか。それを見て、わたしは急いでお気に入りのレジャーシートを見つけ、購入することにした。工業用クレープ紙でできた赤のストライプだ。「わたしもレジャーシート買いました!」「良かったね」「ちょっとひとりには大きすぎたかも……」「良いじゃん。折って使えばいいし」「そうかあ。折って座ればいいんだね」「また芝生に休憩にきたよ」「待って!わたしも近くの公園にいく!」負けじとわたしもひとり、近くの公園でシートを広げる。紙だから軽くて、紙なのに丈夫だ。途中の道で買ったサンドウィッチを思いっきり頬張ったり、大胆に寝転んで本を読んだりもしてみた。ごろりと寝返ってもひとりだけど、遠く離れたその人のシートと「つながってればいいのに」そう思った。目を閉じて、大きな大きな魔法のじゅうたんのような敷物を想像してみる。おおよそ30キロもあるようなふたりの距離を掬(すく)ってくれるようなレジャーシート。ふかふかと草の上を、自由に転がり放題だ。息をしているように気持ちのいいシートの上で、そんなことを考えていたらすこし眠りそうになった。そうして、スニーカーをよじ上ろうとする一匹の蟻んこをぼんやりと眺めていて、ふうっとため息のように出てきた言葉は、「会いたいなあ」だった。「仕事するかあ」会いにいくためには、まとまった時間が必要だった。せっせと働いて、せっせと終わらせる。そして、その人に会いに行こうと思った。「会いたいです。いつになったら会えますか?」「5月の連休明けには会えるよ!」「じゃあそれまで頑張ろう!」そんなわけで今日もせっせと仕事を進めているのだ。5月の半ばにピクニックに行く約束をした。青緑の芝の上に赤のレジャーシートを早く早く広げたい。中前結花エッセイスト・ライター。元『minneとものづくりと』編集長。現在は、エッセイの執筆やブランドのコピーなどを手がける。ものづくりの手間暇と、蚤の市、本とコーヒーが好き。Twitter:@merumae_yukaPICNIC RUG 1,650円「小さい出会い、長い付き合い」 他のストーリー小さい出会い、長い付き合い vol.1 「ハンカチのあの子」小さい出会い、長い付き合い vol.2 「クリスマスのお詫び」小さい出会い、長い付き合い vol.3 「ミシン台と海色の書斎」小さい出会い、長い付き合い vol.5 「ぐいっと呑むもの、呑まないもの」

【終了しました】人気のアイテムがお求めやすく。「春の暮らしづくりフェア」がスタートします。
GWのお買い物を楽しく!お得なフェアが始まります。 いつもCRAFT STOREをご利用いただきありがとうございます。スタッフの長原です。ぽかぽかした春の陽気がやってきて、すっかり過ごしやすくなりましたね。桜も花から葉に変わり、気がついたら大型連休ももうすぐという時期になりました。 日々の疲れを癒やしリラックスできるこの連休期間は、暮らしの環境を整えるのにピッタリの時期。当店では、暮らしに彩りを添えるうつわたちを少しでも手に取りやすいようにと、ちょっとお買い得なフェアを開催することにいたしました。 その名も「春の暮らしづくりフェア」。日頃頑張っている自分へのご褒美に。いつもの生活のアクセントに。新しい料理の彩りに。まずは新しいうつわを迎えて、あなただけの暮らしづくりをはじめてみませんか? 対象商品が15%OFF!合わせ買いをすれば、カート内全ての商品が15%OFFに。 フェア期間中は対象商品が15%OFFになります。さらに、対象商品を1点でもお買い上げいただければカート内の全ての商品が15%OFFに! 対象商品を一部ご紹介! 当店のロングセラー「うるしの弁当箱」をはじめ... やちむんのお茶碗など、食卓を彩るアイテムが対象になります。その他の対象商品はフェア開催時に合わせてご紹介するので、お楽しみに。 開催期間 2022年4月26日 (火)12時 - 2022年5月9日 (月) 23:59特設ページは下ボタンから。 フェア特設ページ 会員登録で参加できます 今回のフェアはCRAFT会員限定の企画となっております。登録がまだの方は下ボタンから会員登録をお願いします。 会員登録はこちら
【終了しました】人気のアイテムがお求めやすく。「春の暮らしづくりフェア」がスタートします。
GWのお買い物を楽しく!お得なフェアが始まります。 いつもCRAFT STOREをご利用いただきありがとうございます。スタッフの長原です。ぽかぽかした春の陽気がやってきて、すっかり過ごしやすくなりましたね。桜も花から葉に変わり、気がついたら大型連休ももうすぐという時期になりました。 日々の疲れを癒やしリラックスできるこの連休期間は、暮らしの環境を整えるのにピッタリの時期。当店では、暮らしに彩りを添えるうつわたちを少しでも手に取りやすいようにと、ちょっとお買い得なフェアを開催することにいたしました。 その名も「春の暮らしづくりフェア」。日頃頑張っている自分へのご褒美に。いつもの生活のアクセントに。新しい料理の彩りに。まずは新しいうつわを迎えて、あなただけの暮らしづくりをはじめてみませんか? 対象商品が15%OFF!合わせ買いをすれば、カート内全ての商品が15%OFFに。 フェア期間中は対象商品が15%OFFになります。さらに、対象商品を1点でもお買い上げいただければカート内の全ての商品が15%OFFに! 対象商品を一部ご紹介! 当店のロングセラー「うるしの弁当箱」をはじめ... やちむんのお茶碗など、食卓を彩るアイテムが対象になります。その他の対象商品はフェア開催時に合わせてご紹介するので、お楽しみに。 開催期間 2022年4月26日 (火)12時 - 2022年5月9日 (月) 23:59特設ページは下ボタンから。 フェア特設ページ 会員登録で参加できます 今回のフェアはCRAFT会員限定の企画となっております。登録がまだの方は下ボタンから会員登録をお願いします。 会員登録はこちら

みんなそれぞれ、基本のうつわと選び方。
みんなの食卓の様子を写真に撮ってもらい、お気に入りの器とうつわを選ぶときのこだわりについてリアルに語ってもらう企画。昨年に引き続き、第2回目です。今回は「器や料理が好きな30歳近辺の男性」という、いささかプロフィールが偏ったスタッフ3名が集合。蓋を開けてみれば、いやはや好みも考えていることも実に様々。白熱した談義、その様子をご覧ください。出てくる人 金子さん:派手でも許されるキャラクターの取締役 小井沼さん:コーディネートで器を選ぶデザイナー 清水(筆者):料理から器を選びがちなデザイナー みんなの食卓の様子早速みんなが撮ってくれた食卓の様子を見ていきましょう。まずは金子さんから。金子さんの場合 うちは毎日こんな感じです ▲青い小鉢は 虎仙窯 鍋島 青磁 煎茶碗 いきなり画が強い!後ろのトレイすごいですね、油絵みたいになってるよ。 後ろだけギリシャ王朝みたいになってる! でもなんか世界観的には通ってるよね、好みを垂れ流してる。角皿ひとつとってもタダじゃ済まさない意気込みがある。 もう装飾が強い強い 料理自体は結構シンプルでも、お皿の装飾が強いからすごい華やか。 魚を焼いただけでもめっちゃ華やかになるっていう かつては柄がある器が主流だったってのもうなずけるよね。あと意外と金色いいなって思った。 豆腐とほうれん草炒めただけの、地味めな色のごはんでもすごい良く見えるんよ 金色の器取り扱いたい。探しましょう。 器選びの基準:おもしろさ。 器を選ぶときに考えることって何ですか?どう見ても金子さんは「柄」が共通点のように見受けられるけど やっぱ派手なのがいいよね。ラテンバイオリズム入っちゃう。皿単体でいいなと思ったら買っちゃうから、全体の統一感とかあんまりイメージせずに揃えてるかな。 それは僕もそうなんだよね。でもそれで食卓で並べてみたら「好み」が統一感として絶対出てくるのから面白い。 ブーゲンビレア結構いいな。和にも洋にもいけそうな感じ ▲陶眞窯 7寸皿 赤絵 ブーゲンビレア ブーゲンビレアは柄も形もいい。...
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