鍋島 虎仙窯
鍋島 青磁 煎茶碗
鍋島 青磁 煎茶碗
可愛いくも、綺麗な煎茶碗
「鍋島 青磁煎茶碗」は翡翠色のグラデーションが美しい、シンプルながら可愛らしいお茶碗。高級磁器を手掛けてきた歴史のある、鍋島焼の虎仙窯による器です。

ヒスイのような青いグラデーションが優雅でありつつ、ぷっくりと溜まった釉薬が可愛らしい。艶のあるブルーと、マットな白い素地のバイカラーがモダンで、伝統とのバランスが素晴らしいデザインです。

形の歪みも少なく、とても端正な空気感。これでお茶を出されたら「やるなぁ」と思ってしまいます。
フチは水の流れと唇ざわりの良いカーブに仕上げられています。手に持つと段差が指に馴染み、つるっとさらっと、無意識的に手触りのコントラストも味わえるのが面白い。

外側には判が押されていて、光にかざすと少し透けるほどの薄さ。繊細な手仕事の賜物です。
※2022年4月以降、商品外側の判は一つに変更となっております。

重ねると、気持ちよくスタッキング可能。最大で3つまでという感じです。

使い心地がつるんと指にも唇にも気持ちがいいもんだから、オフィスでは紙パックのお茶も煎茶碗に移して飲んでいたりします。丁寧なのか雑なのか。

使い道は煎茶碗にとどまる必要はありません。この類の器は小鉢として使うのも粋なもので、青磁の場合は赤や暖色が映えそうです。

モダンの裏に、伝統と歴史。
鍋島および鍋島藩とは、歴史に詳しい方ならご存知、現在の佐賀県にあたります。この地域は有田焼や波佐見焼がすっかりおなじみですが、有田町の北に接する伊万里市、大川内山(おおかわちやま)で作られるのが鍋島焼。もともとは藩直営の窯で、もっぱら将軍や大名に贈るための、特に高級な磁器の製作がオリジンです。

鍋島焼の長い歴史のうち、代々青磁の製作と絵描きの用命を承っていたのが「虎仙窯」です。鍋島焼は言ってしまえば、古くは将軍や大名しか手にできなかったもの。そのエッセンスを踏襲しつつ、現代の日常にプロダクトとして生まれたのが「鍋島 青磁煎茶碗」なのです。

贈り物にもどうぞ。
歴史的意味合いもありながら、シンプルでモダンなデザイン。パッケージもしっかりとしているから、ギフトとしても贈りやすいアイテムです。
「大名に贈るために生まれた焼き物」をプレゼントするって、なんとも洒落てますしね。

同じく鍋島焼虎仙窯、青磁と貫入のマグカップもあります。

商品詳細
サイズ:
直径82 × 50mm
容量:
約120㏄
材質:
磁器 / 青磁
使用上の注意
・自然原料の使用や手作業での製造のため、一品ごとに、色ムラ、手触り等の風合いの異なり、個体差がございます。
鍋島 青磁 煎茶碗
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