鉄フライパン

初めてにもおすすめ、育てるフライパン。

高品質な業務用調理器具を主に手掛ける「仔犬印」から、「これぞ」という感じのスタンダードで使いやすい鉄フライパンが届きました。IHでも使用可能、初めての方にもおすすめしたいコストパフォーマンスの高いフライパンです。

上に重なっているのが27cmで下が30cm

鉄のフライパンは育てるもの。フッ素加工のフライパンのように塗装が剥がれることなく、使うほどに鉄に油がなじみ、くっつきにくいフライパンができあがっていきます。

末永く使え、表面の表情が変わっていくのが鉄のフライパンの醍醐味です。

鉄のフライパンは扱いづらいイメージがあるかもしれませんが、意外とそんなことはありません。使うときはしっかり予熱してから油を引く。使い終わったらたわしでサッと洗い、火にかけて水気を飛ばす。簡単に言えばこれくらい。

さらに、仔犬印の鉄フライパンはIHでもお使い頂けるのです。IHでは「中」程度で十分に強い火力を得られるので、空焚きにはご注意くださいね。

炒めも、煮込みも。

形状は平べったく、フチは少し深型。焼く時は平らな面に多くのせられ、炒めるときは具材がはみ出しにくく、ちょっとした煮込みも出来てしまうというなかなかの万能型。

［左］30cm、［右］27cm

ちなみに鉄の製品全般に言えることですが、煮込んだトマトなど酸性の料理はそのままにしておくとせっかく育てた表面の層が落ちてしまうので、出来上がったら早めに洗いましょう。

扱いやすい重さと形。

大きさは27cmと30cmの2タイプ。

もちろんアルミ製のフッ素加工フライパンより重いものの、鉄のフライパンとしては結構軽い印象でした。

板厚は1.6mmと、扱いやすさと丈夫な厚みのバランスがとれた仕上がりです。

27cmは一人暮らしからファミリーも、フライパンとして定番な使いやすいサイズ感。

30cmは結構大きなサイズです。大は小を兼ねる、中華鍋的な使い方に良いですね。一気に作りたい時に活躍するので、ファミリーに。

ハンドルが手に馴染む木製なのもポイント。ハンドルまで薄い鉄製だと力が入りづらく手が痛くなったりしますが、これならしっかりと握れて安心。

鉄との相性もデザイン的に良いコンビネーションです。

ハンドルには引っ掛け金具がついており、隅々まで高級感のある質感に仕上がっています。これでこのお手頃価格は正直驚き。

鉄のフライパンを使ってみたいけど実際どうなの？という方にも、最初の一枚としておすすめします。

プロも選ぶ「仔犬印」

創業からおよそ70年にわたって業務用の厨房製品を手掛ける「仔犬印」こと本間製作所は、金属製品の産地でおなじみの新潟県は燕三条のメーカーです。

製品の企画から金型の製作まで一貫したものづくりをされていて、一部の機械まで自社で作ったのだというから驚きです。プロから信頼されるのも頷ける、素晴らしい製品を世に送り出されています。

商品詳細

使用上の注意