Scent by TY Incense

おうち時間に穏やかな香り

1616/arita japanの「1616/ TY “Standard”」に新しく入った香りのコレクション。

今回はその中の一つである「Scent by TY “Standard”」を紹介したいと思います。

昨今「おうち時間」という言葉ができたように、家での過ごし方が見直され、香りアイテムにも興味を持たれた方は多いのではないでしょうか？

その中の一つがお香です。

お香は火を灯すことで香りを放つため、じんわりと香りが空間に広がり、リラックス空間を作り出してくれます。香りと共にゆらゆらと立ち上る煙や、ポロッと落ちていく灰を眺めているだけでなだらかな時間経過を感じさせてくれます。

1616/ TY “Standard”の香りコレクション

1616/arita japanは佐賀県・有田でデザイナー柳原照弘さんがクリエイティブディレクターとなり有田焼の歴史や文化を踏襲しながらも、これまでとは異なるデザインアプローチで表現された器などが並ぶ有田焼ブランドです。

その中の一つである「1616/ TY “Standard”」に新しく加わった香りコレクション。

その全てのアイテムの香りのディレクションを担当したのが「香りを通して身体感覚を蘇生させる」をテーマに活動するアーティストの和泉侃(Kan Izumi)さん。そしてブランドディレクションは柳原照弘(Teruhiro yanagihara)さん。

実は私、「1616/arita japan」が好きでよく使用しているんですが、容器は「1616/ TY “Standard”」の器と同じようなマットな質感に感じました。

そんな「触覚」に対して「嗅覚」に与える香りはブランドイメージを崩さず、ブランドを彷彿とさせるものになっているのが「さすがだ...。」とお二人の凄さをしみじみと感じます。

香りへの思いやこだわり

和泉さんは香りを手がける際、場所のルーツや息づく情景を素直に感じるプロセスを大事にしているそうです。実際に有田まで足を運び、積み重ねてきた時間の層のイメージをインスピレーションに「元々燃料として使われていた松」「有田焼の白」「有田のショールームの力強さや赤みを帯びた色彩」などの要素を元に、香りに置き換えることで完成したのが、「Scent by TY Incense」を含めた香りのコレクション。そんな背景があるからこそ、ブランドの香りを感じるのかもしれませんね。

香りは、松の香りをベースに、リトセア、カルダモン、などのビビットな素材に加えて、ウッディかつ鮮烈な香りになっています。

ただ、お香は火をつける前とつけた後での香りの違いがあるので、そういったところも楽しんでみてください。

休憩時間の、ちょっとしたアクセントに

容器の中にはお香とお香立てが同梱されているため、あとは火をつけるものがあれば使えます。サイズ感はお香がきれいに収まるぐらいのちょっと小ぶりなサイズの印象。

蓋の上にお香立てをおいても使えますが、灰が落ちそうで心配という方は別のプレートなどの上で使うと安心かもしれないです。
※プレートによっては灰で焼き跡がつく可能性がありますのでご注意ください。

お香は50本入っており1本の燃焼時間が15分なので、仕事や家事の合間のコーヒーブレイクでちょっと一息なんてタイミングにもちょうどいいですよね。

見惚れるほど美しいフォルム

見てください。お香の容器がまた美しいんです。

色味や質感、サイズ感や細部のフォルムがトータルで仕上がってる感じがします...。

眺めていると、底面部分が少し内側に入っていて立ち上がりになっているんです(約2mm)

その他にも、焼き物ならではなのかもしれませんが、エッジが立っておらず、丸く仕上がっていて、それによって本体と蓋との間にラインが生まれるんですよ。

「それが何？」と思われるかもしれませんが、そんな工夫や表現によってぼてっと重たい印象ではなく「Scent by TY “Standard”」の繊細であり軽やかなブランドイメージが表現されているように感じるんですよね。

あくまで感じ方は人それぞれですが、実際に触って質感なども感じていただけたらと思います。是非、商品の魅力を手にとって感じてみてください。

贈り物にもおすすめです

パッケージはグリーンをベースとした落ち着いたモダンな雰囲気です。香りものを贈り物でというのは、受け取る人の好みにもよるのでハードルが高かったりすると思いますが「モダンなパッケージ」「癖の強すぎない松をベースとした香り」「圧迫しない小ぶりなサイズ感」などの点を踏まえると贈り物としてもおすすめですね。ただ、香りに敏感な人もいるのでご注意を。

実際に使ってみる

まず使う前に燃えやすいものが周りにないか確認してください。

あとは簡単。お香の先に火を灯して消し、煙が上がってるのを確認してお香立てにさすだけ。最後まで使い切りたいという方は少し浅めに刺すとギリギリまで使えますよ。

使っているうちにお香立てが黒く焦げたようになりますが、スポンジなどで洗うとある程度は落ちますのでご安心を。

詰め替えもあるから長く使える

使い切っても詰め替えがあるので安心。有田焼の容器と共に永く愛用いただけます。

リモートワークやおうち時間など家で過ごすことが増えてきた今だからこそ、

「Scent by TY Incense」の香りで普段とは違ったリラックスタイムを過ごしていただけたらと思います。

商品詳細

使用上の注意