3RD CERAMICS
手引き フラワーベース
手引き フラワーベース
岐阜は美濃を拠点に活動する3RD CERAMICS(サードセラミックス)。シンプルな形と土の表情が植物を引き立てる、一つひとつロクロで作られているフラワーベースです。

引き立てる形。
3RD CERAMICSのフラワーベースは、花瓶と聞いてまず思い浮かびそうなアイコニックなデザイン。シルエットの曲線がとても美しく仕上げられています。一つひとつロクロで手作りされているから、一つひとつ微妙に形は異なります。

[左]Lサイズ、[真ん中]Mサイズ、[右]Sサイズ
口がすぼまっているので、束の径がかさばるブーケには向きません。逆に言えばこの形は華美に飾るのでなく、数本のお花やシンプルな植物をとても引き立てる力があるなと感じました。あくまで「助演する」こと。フラワーベースの基本であり大切なことです。

[真ん中]Sサイズ、[右]Mサイズ
表面は素焼きのようなサラリとした表情で、うっすらとマーブル模様が入っています。といっても水が染み出るということはありません。お部屋に工芸らしいラフな質感を飾ると、ちょっと垢抜けた感じになるのでおすすめ。

Lはインテリアのアクセントに。
Lは高さが33cmほどと大ぶりで、重さもなかなかあります。この大きさは広がりがある枝ものや、大きなお花を数本挿すように使うといいですね。
ウンリュウヤナギを挿してみました。部屋の隅っこに床置きしても映えるサイズです。

Lサイズ

合わせやすいM。
Mは高さ26cm。お花屋さんの切り花が合わせやすいオーソドックスなサイズ。すっと立ちのぼるデルフィニウムみたいなお花もいいし、ふわっと広がるカスミソウなんかも合いますね。そう考えると意外と何でも合いそうです。1,2本を引き立ててくれる感じ。

Mサイズ

小柄なSは一輪挿しに。
Sは高さ20cmで、テーブルにちょこっと置いておけるような一輪挿しとしていいサイズです。小柄なお花や、観葉植物を剪定して出たちょっとした葉を挿しておくのもいいですね。道端や公園で見つけた野花を挿すのも素敵。

Sサイズ

気楽なフラワーベース。
このフラワーベースが面白いなと思ったのは、口が狭いことで数本しか挿せない、良い意味で選択の自由を奪っていることです。
だから「たまたまお花屋さんで目についた、かわいい1本」を挿すだけ。気まぐれで買っても、あとはこの子がなんとかしてくれたりするんです。というか、お花を飾らなくてもそのままで美しい。なんだか気楽な花瓶なんですよね。

第3のものづくり。
3RD CERAMICS(サードセラミックス)は、美濃焼の産地として知られる岐阜県は多治見市の作り手。土井 武史さんと長屋 有さんのお二人で活動されています。

3RD CERAMICSのアイテムは「作家物」のような表情が全面に出ているわけでも、大量生産のようなカッチリと決まった形をしているわけでもありません。制作と生産のあいだのようなものづくり、これが第三の陶磁器「3RD CERAMICS」ということです。

自らろくろを回したり、原型を手で作りつつも、量産の技術も使う。作家さんの作品ほど敷居が高いわけではなく、量産品よりも「手」を感じる。そのバランスが3RD CERAMICSの魅力なのです。
商品詳細
S:高さ約200mm
M:高さ約250mm
L:高さ約300mm
使用上の注意
すべて手作業、またその時々のインスピレーションを大切に作陶しているため、現物とサイズ、形、風合いなど、写真と異なる場合があります。商品の個体差としてお楽しみください。
手引き フラワーベース
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