
暮らしに杉の香りを。老舗の桐箱店がおくる、日常使いのアイテムが届きました
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桐箱店がつくる、暮らしの雑貨たち
その名の通り、あらゆる桐箱を手掛ける増田桐箱店。 創業90年あまりの老舗でありながら、桐を始めとした様々な木の特性を生かした生活雑貨を作り出しています。
そんな増田桐箱店から、国産の上質な杉材「吉野杉」を使った、2つの特別なアイテムが届きました。

吉野杉とは?
吉野杉は、紀伊半島の中部、奈良県南部の山間が産地の杉のこと。
特徴はなんといっても、木目の美しさ。
すとんと真っ直ぐな木目はまるで定規で引いたよう。一定間隔に並ぶ天然のストライプの整然とした様は、ひと目でそれと分かるようなアイデンティティがあります。

吉野杉の香りを暮らしに添える。
杉は香りがまた、いいのです。
使うとき、ちょっと近づいたとき、ふとした瞬間にふわっと杉の香が漂い、まるで森の中にいるような爽やかな気持ちにさせてくれます。

本を片付けたくなるブックスタンド
増田桐箱店で既に大人気の「ブックハウスネスト」は、3つの三角屋根がインテリアのアクセントとしてかわいいデザイン。
吉野杉独特の自然のストライプが美しく、日焼けや湿気から本を守ってくれるブックスタンドです。


パンを美味しく収納する。
第二弾は「パン箱」。
早めに食べないとカビてしまうのがパンの困るところ。冷凍する手もあるけど、やっぱりパンはそのまま食べるのが一番おいしいものです。
パン箱は杉が呼吸することで、内部を程よい湿度に保ってくれるというすぐれもの。
乾燥を防ぎながら、袋のまま置いておくよりもカビの発生を抑えてくれます。

こちらも箱をあけるとフワッと、杉の香り。朝に爽やかな香りが添えられるのは気持ちのいいものです。
パンだけではなく、湿気に弱いポテトチップスやお煎餅などのお菓子、乾物類をしまっておくにも丁度いいボックスです。

創業90年あまりの老舗、増田桐箱店
増田桐箱店は、福岡県古賀市に工場を構える老舗の桐箱店。
実は、CRAFT STOREで扱っているような工芸品を収める桐箱では、そのほとんどが増田桐箱店が手掛けたものといっても過言ではないほどのシェアを占めているのだそう。

一日に作られる桐箱の総数はおよそ5000箱。
機械で効率的に次々と作るような桐箱から、職人が一つ一つ手仕事で作るものまで、実に様々な桐箱を手掛けています。
製品のパッケージとして用いられる桐箱から、何百、何千万円もするような工芸品を入れる箱までも手掛けています。


機械で作ると言ってもスイッチを押せばパッとできあがるわけではなく、人の手と眼によって作られる手仕事という点に変わりはありません。
老舗として、品質に一切の妥協はないのです。

そもそも桐箱は湿気や虫を防ぎ、比較的燃えにくいことから金庫の素材としても使用されていたくらい、昔から大切なものを保管するのに重宝されてきた箱。
とはいえ、桐箱自体の需要は少なくなってきているという現実もあります。

「いい品質のものを手に取りやすい価格でお届けするには、効率的な生産が不可欠です。工場には、独自に設計された機械も数多くあります。」
そう語るのは、増田桐箱店の代表 藤井博文さん。

増田桐箱店は、90年あまりにわたり桐箱を手掛けてきた、いわば「木のプロフェッショナル」。桐にかぎらず、桐箱づくりの受け継がれてきた技術を、「ブックハウスネスト」やパン箱のような新しいプロダクトに生かしたものづくりをしているのです。


