日本のものづくりで、末永く付き合えるおもちゃをつくりたい。その思いから生まれたのが、TAMENTORI tsumikiです。

TAMENTORI tsumikiは、長屋なぎささんの監修のもと生まれました。
ライフスタイルプランナーとして活躍する長屋さんは、企業のビジュアル監修やアパレル・ライフスタイルアイテムなどの商品アドバイザー・企画にも携わり「BEAMS」や「ナノユニバース」、「伊勢丹新宿」等ともコラボレーション。2020年には自身のブランド「aluna」を発表、人気を博しています。
instagram:https://www.instagram.com/nagisanagaya/

一児の母である長屋さんとCRAFT STOREは日本のものづくりによる、デザイン性があり永く付き合えるおもちゃを作ることで意気投合、TAMENTORIプロジェクトが始まりました。
北海道、旭川の品質。
TAMENTORI tsumikiが作られているのは、木工の産地、北海道旭川にある「株式会社ササキ工芸」。この地で創業45年のササキ工芸は、オリジナルの食器や雑貨も手掛けている木工製作所です。

TAMENTORIのプロダクトデザインを担当したのは、木工職人でもある和田翔馬さん。「永く付き合えるおもちゃ」を意識しデザインしていただきました。
最初は動物の形のような、まさにおもちゃらしい形のアイデアもあったのだそう。しかし具体的な形は、どうしても飽きが来てしまうもの。コンセプトに沿うためには、シンプルである必要がありました。

木製の小物や雑貨を中心に製造するササキ工芸は、角を丸めたり削ったりすることで見た目が良く、手の当たりもよくする「面取り」という加工を得意としています。
そこに着目した和田さんは、代表的な3種類の面取りを組み合わせることでさまざまな遊び方ができるというアイデアを提案。シンプルながら遊びの幅があるデザインが実現しました。

積み木自体もさることながら、トレイも細かに設計されています。素材にはニュートラルなカラーのメープルを使用。木材は湿気などによって変形してしまう繊細な素材ですが、反ったり割れたりすることなく丈夫で、すっきりして見える厚みにデザインされています。

木にふれることで五感を培い、大人になっても末永く付き合える積み木、それがTAMENTORI tsumikiです。