丹波焼 昇陽窯

丹波焼 昇陽窯

丹波焼 昇陽窯

神戸駅から車を走らせて1時間ほど。緑が広がり、四季の変化を楽しめる景色が広がる兵庫県丹波篠山市には、丹波焼の窯元が並んでいます。日本六古窯のひとつとして、丹波焼は800年以上も人々の生活を支えてきました。昔ながらの素朴さが残る器はぬくもりを感じさせ、現代でも心がほっとする食卓をつくります。

伝統と変化のものづくり

丹波焼という歴史ある焼き物の産地で、1968年に初代の大上昇さんによって創業した昇陽窯(しょうようがま)。

長く受け継がれてきた丹波焼の伝統を守りつつ、変化を続ける人々の生活へ常に新しい提案をするものづくりを続ける意志は、2代目の大上裕さん、3代目の大上裕樹さんへと引き継がれています。



現在はろくろで丁寧に形を作った生活食器をはじめ、部屋にアクセントを加える小さな一輪挿し、細かな作業で表情をつけた小物やアクセサリーまで。多くの人の日常に寄り添う丹波焼を、2世代のご夫婦4人で生み出しています。



初代は徳利や大皿、壺などの重厚感ある作品、2代目と3代目は使いやすさに特化した生活食器や日用雑貨を生み出しており、昇陽窯のものづくりは老若男女に愛されています。

また工房で月に2回開催する陶芸教室は10年以上も続いています。丹波焼の魅力だけでなく、つくり手だからこそわかる「ものづくりの楽しさ」も教えてくれる窯元です。

丹波焼の美しさにふれる「浅鉢」



3代目の大上裕樹さんが2〜3年もの時間をかけて完成した釉薬で彩る「浅鉢」は、マットで深みのある青緑色と、そこに浮かぶ鍾乳洞のようなきらきらした模様が魅力的。つい手に取って見たくなる器です。



また貫入(表面に入るひびのような模様)やピンホール(小さな穴)など、器ならではの個性も、その美しさの要素となっています。

浅鉢を添えるだけで鮮やかさが加わり、食卓をぱっと明るくしてくれます。

作り手さんのインタビューも公開中!

新しく昇陽窯さんとコラボを始めることになり、新商品の発表とあわせて改めてこれまでのものづくりと、これからのものづくりについてお話を伺いました。

「初めてのECサイトへの卸、かなり不安はあったけどトライしてよかった。コロナ禍を生き残れたのはCRAFT STOREのおかげ。僕たち家族はCRAFT STOREのおかげで生きられてる。」

そう昇陽窯の大上さんが語ってくれたのは2021年の11月のことでした。少しでも力になれたことが嬉しく、私たちはその言葉に胸が熱くなりうるうるっとしました。

ぜひこちらも合わせて見てみてください。

売上ゼロのコロナ禍からネット販売へ。全国にファンができた「昇陽窯」の魅力【手仕事とみらい】

※別サイトに移動します。

丹波焼 昇陽窯

電話番号
079-597-2213

住所
〒669-2141 兵庫県丹波篠山市今田町下立杭8

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