料理好きはこれを選ぶ！職人こだわりの包丁の選び方

これから料理を始めようという方、もっとうまくなりたいという方。

どんなレベルの方でも、料理に携わる方ならば必ず手にするであろう包丁は、キッチン用品の中でも最も奥が深く、意外と知らないことも多い道具です。

包丁は素材の種類によって切れ味や耐久性も異なるし、何よりも種類がたくさんありますよね。

もう何でもいいんじゃ…と諦めかけているそこのあなた！

ぜひこちらで正しい包丁を選んで、ストレスレスな包丁で料理の腕を磨きましょう。

あなたはいくつ知ってる？包丁の種類

調べてみるとびっくりするほど多い、包丁の種類。

切る食材や、その用途によって細かく分かれています。

その数は世界で数十種類。

ですがそんなにたくさんの包丁を家庭で用意することもできません。

なので、ここでは特に使用することが多い、3種類の包丁を簡単にご紹介します。

一般家庭で大活躍　三徳包丁

三徳包丁はご家庭で最もよく使われている包丁です。

三徳包丁の“三徳”は“3つの用途”を意味し、「肉」「魚」「野菜」など、幅広い食材に対応することができます。

刃渡りは15㎝～20㎝ほどなので、長すぎず、初心者でも恐怖感なく使える包丁と言えるでしょう。

料理をするならば一本は持っていたい包丁ですね。

大きな食材をすんなりと　シェフナイフ

牛刀とも呼ばれるシェフナイフは、もともとは肉の塊を小さく切るための西洋包丁。

そのため、刃渡りは三徳包丁と比べて長く、20㎝～30㎝となっています。

少し大きめのシェフナイフは、最初少し扱いが怖いかもしれません。

しかし、その刃渡りの長さから用途は非常に幅広く、三徳包丁では切りづらいような大きな食材でも簡単に切ることができます。

どんな食材にも対応できるシェフナイフは、お料理には欠かせなくなることでしょう。

細かい作業ならこちら　ペティナイフ

三徳包丁、シェフナイフと、ここまではある程度大きさのある食材を切るための包丁をご紹介しました。

しかし、料理では時に細かい作業をすることもありますよね。

代表的なものは野菜や果物の皮むきです。

そのような時に活躍するのがこのペティナイフ。

こちらは先ほどのシェフナイフをそのまま小さくしたような包丁で、刃渡りは10㎝～15㎝となっています。

三徳包丁ではやりづらいフルーツの飾り切りなども、この小さなペティナイフを使えば簡単にできてしまうのです。

サンドイッチもこれ1本！　パン切り包丁

最後にご紹介するのは、緩やかな波を描いたような刃が特徴のパン切り包丁。

これで切れるの？と思われるかもしれませんが、直刃の包丁と並ぶほどの切れ味を持った刃なのです。

波のあるうねり刃のおかげで、食材にスッと刃が入ります。さらに一般的なパン切り包丁によりもパンくずが出にくいのも嬉しいポイント。

表面が滑りやすいトマトも難なく、透けるほど薄く切ることができますよ。

で、結局何を買えばいいの？

包丁の種類をご説明しましたが、「じゃあ実際どの包丁がいいの？」とお思いの方も多いでしょう。

ご家庭で毎日のように使うものですので、扱いやすく、自分に合った包丁を選びたいですよね？

そこでここからは、包丁選びの具体的なポイントをご説明していきます。

包丁は「切る」ための道具

まず、切れ味についてです。

皆さんの中には「よく切れる包丁は怖い」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。

確かに、包丁は刃物である以上、誤った使い方をすれば手を切ってしまうこともあるでしょう。

しかし、良い包丁を選ぶことによってそのリスクは減らせるのです。

「良い包丁」の特徴の一つに、「よく切れる」という点があります。

よく切れる包丁は食材を切る際に余計な力を入れる必要がありません。

そのため、手元が狂いにくく、けがをすることも少ないのです。

長い間使いたいものだから良い素材を

包丁をはじめとした調理器具一般で言えることかもしれませんが、一度買った器具は、あまり頻繁に買い替えたくないですよね。

そのためには、耐久性があることやお手入れがしやすいことが重要です。

そこで、包丁の素材として最もおすすめなのが「鋼」です。

他の素材と比べて耐久性が高く、きちんと研いでお手入れすることにより、長く愛用していただくことができるのです。

もちろん切れ味も鋭く、包丁としての役目を十分に果たしてくれることでしょう。

曜 bianco の包丁

「株式会社ヤクセル」によって開発・製造されている「曜 bianco」シリーズの包丁は、一本一本丁寧に、手作業工程を経て、作られています。

素材は3層鋼となっており、通常の鋼の「錆びやすい」というデメリットをカバー。

料理初心者から上級者まで満足していただけるはずです。

こだわりは持ち手の部分にも表れています。

「曜　bianco」の持ち手は一般木材よりも水分に強い積層強化材を使用。

木目は薄茶色で、キッチンを明るくしてくれます。

多様なラインナップ

「曜　bianco」では先ほどご紹介した三徳包丁、シェフナイフ、ペティナイフのベーシックな包丁のほかに、小三徳包丁とディンプル三徳包丁もご用意しています。

小三徳包丁は三徳包丁を小型化させ、より使いやすくなった包丁で、刃渡りは14㎝程です。

ディンプル三徳包丁は、三徳包丁にディンプルというくぼみがついています。

そのくぼみによって、切った食材が包丁からはがれやすくなるのです。

このように、「曜　bianco」は5種類展開。あなたのお料理スタイルに合った包丁が見つかるでしょう。

初心者におすすめ　2本セット

とはいうものの、これから料理を始める、という方はどれをそろえればいいか、悩みますよね。

そんな初心者さんにおすすめなのが、「きちんと選ぶ、初めての包丁2本セット」。

「曜 bianco」の三徳包丁とペティナイフのセットです。

基本的な料理にはこの2本で対応できますので、料理を始めたばかりの方にはぴったりなセットとなっています。

料理に慣れてきて、“もっと”を求めるようになったときは、ぜひ他の包丁も使ってみてくださいね。

素敵な包丁で安全に、楽しく

いかがだったでしょうか？

包丁は奥が深く、種類も多い。

選ぶのは難しいですが、料理をするのには欠かせないものです。

安全に・長く使い、楽しく料理をするためにも、ぜひ「良い包丁」を選んでください。