
蜜蝋キャンドルの癒し効果で極上のリラックスタイムを
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極上のリラックスタイムを届ける蜜蝋キャンドル
蜜蝋キャンドルというものをご存知ですか?
読んで字のごとくハチミツに由来のある素材から作られたキャンドルです。
今回は蜜蝋キャンドルがほかのキャンドルと何が違うのか、そもそも蜜蝋とは何か?という点についてご紹介していきます。
そもそも蜜蝋って何?

蜜蝋はミツバチの腹部にある腺から分泌され巣を作る材料となります。
ミツバチの巣から精製された蝋(ロウ)が蜜蝋です。ミツバチの巣由来なので、ご想像通りの甘い香りが特徴的です。
また、自然由来の天然ワックスとしても古くから使われておりビーワックス(Bees wax)とも呼ばれることも。
蜜蝋の歴史

蜜蝋の歴史はかなり古く、紀元前5000年のエジプトでは既にロウソクの主原料として使われてきました。他にもミイラの保存剤としての効能もあり、エジプト文明では至って普通に使われてきました。またヨーロッパの方では、教会のミサには欠かせないものだそうです。
19世紀ごろまではロウソクの主原料は蜜蝋ですが、近年は石油由来のパラフィンキャンドルが市場では多くなっています。
蜜蝋の用途

蜜蝋の用途はロウソクだけでなく化粧品の口紅やクリームなどに使われています。肌にそのまま使える素材なので安心ですね。
蜜蝋の性質として油脂や化粧品の配合成分を安定化させる効果があります。
またハンドクリームや、革用のワックス、石鹸にまで用途は広く私たちの生活に寄り添った素材なのです。
意外にも、クレヨンや鉛筆にも使われています。
蜜蝋の成分
蜜蝋は完全に天然由来。
成分の内訳として概ね4つに分かれています。
- ワックスエステル(ロウ成分)
- アルコール
- 炭化水素
- 脂肪酸
実際には生成するミツバチの種類によって多少異なりますが、ワックスエステルの成分は大体70%ほど含まれています。
ミツバチ自身が生成する蜜蝋は白色ですが、蜜蝋が巣になり、時間経過とともにプロポリスや花粉などの成分が入り鮮やかな黄色や黄褐色に変化していきます。
蜜蝋の効果

蜜蝋は、人の肌に使う場合は保湿効果が高くボディクリームやハンドクリームとして使われると大変質の高い保湿効果を発揮します。また柔軟効果もあり肌を柔らかくする効果も期待できます。
医療用としても使われる蜜蝋は治癒特性も持ち合わせているため、軟膏の基材や、骨の断端を詰める際に利用されます。
蜜蝋とパラフィンとの違い

蜜蝋は自然由来の成分から精製されますが、パラフィンは石油由来という点で、原料から違います。
パラフィンは石油由来で、それだけで何か悪いということはないです。
ただ、石油から精製する過程で不純物が残っている状態のパラフィンを用いたロウソクを燃やすと有害物質を発生させてしまう可能性があります。
その点、蜜蝋は完全な自然由来且つ、古くから使用されてきた実績もあり、安心してお使いいただけます。
ですが、もちろん火を灯していることに変わりないのでお取り扱いの際には十分にご注意ください。
改めて蜜蝋キャンドルの特徴
黒煙や、煤が出ないのはもちろん。メリットの多い蜜蝋キャンドルですが、その他の特筆できる特徴として長い燃焼時間。
これは蜜蝋の融点が高い(溶けにくい)のが理由です。実生活でロウソクを交換する手間が少なくなるのは便利ですね。
蜜蝋キャンドルの香り

香りはミツバチ由来ということもあり甘い香りが特徴的です。ですが、決して香りが強いということではなく仄かな匂いですのでお食事中でも使うことができます。
後述しますが、蜜蝋キャンドルの火は柔らかなオレンジ色で、オレンジ色がもたらす精神作用として食欲増進の効果があります。
また、蜜蝋の中でも精製の過程で不純物を一切取り除いた白い蜜蝋があります。
白い蜜蝋は匂いの成分も残っていないので別の香料を含めて精製され製品化されたりします。
1/fのゆらぎがもたらす快感作用

これは蜜蝋キャンドルだからという効果ではないですが、キャンドルの一般的な効果として1/f(F分の1)のゆらぎという効果があります。
これは自然界にありふれているゆらぎ、例えば小川のせせらぎ、海の波、そよ風などの不規則なリズムが人間にもたらす快感作用。
他にも日常に近い自然界にある音としては雨音、心臓の音、他にも数多くあります。
これらのような予想不可能で不規則な自然にありふれたリズム。
ロウソクの火を見つめていると時間を忘れるくらいじっと見つめられますよね?これは火のゆらぎが魅せる1/f作用なのです。
ロウソクの火を見つめると脳内にβ-エンドルフィン等のホルモンを分泌させて快感作用を持たします。そして、精神の安定や集中力増加などの効果があり心を穏やかに保ってくれます。
蜜蝋キャンドルのおすすめの使い方

もちろん部屋でリラックスするタイミングで使うのがベストです。部屋にロウソクと灯すだけで雰囲気が一気にお洒落になりますので友人がお越しになった際には和やかな雰囲気にしてくれるかもしれません。
一人で蜜蝋キャンドルを使う際は是非ともお好みの音楽とともに過ごしてみてください。リラックスタイムが一段と有意義なものに。
蜜蝋キャンドルの火

蜜蝋キャンドルの火は綺麗なオレンジ色の発色でややとろみを感じさせてくれます。
この柔らかな火は部屋を全体的にオレンジに染め、オレンジ色がもたらす様々な精神作用を促します。
代表的な精神作用をご紹介します。
- 緊張を和らげ、力を発揮できる状態にする。
- 親しみが生まれ仲間意識を高める。
- エネルギーと開放感を与える。
これらの作用により憂鬱な気分を払拭するのに最適なアイテムと言えるでしょう。
また、蜜蝋キャンドルはパラフィンのキャンドルと比べて光が遠くまで届く性質を持っているのでベッドルームの明かりとしてもいいですね。
CRAFT編集部が選ぶおすすめの蜜蝋キャンドル
ここからはCRAFT編集部が厳選したおすすめの蜜蝋キャンドルをご紹介します。
蜜蝋キャンドルの魅力を是非ともご堪能いただければとても嬉しいです。
BEESWAX CANDLE(STICK)

使いやすいスティック状の蜜蝋キャンドルです。
パッケージもとてもかわいく飾っておくだけでインテリアとしても使えますのでとてもおすすめ。
CANDLE LIGHTS/BEESWAX CANDLE(STICK)の詳細を見るBEESWAX CANDLE (M)

これぞ蜜蝋キャンドルと言えるような見た目です。
このずんぐりとした見た目は柔らかみがあり、角がなくとても親しみやすい形をしています。
手のひらで持てるくらいの大きさで蜜蝋キャンドル特有の持続時間もあり、長く使える一品です。
CANDLE LIGHTS/BEESWAX CANDLEの詳細を見るBEESWAX CANDLE(MUG)

お洒落なマグに入った蜜蝋キャンドルです。
火を灯さずテーブルに置いておくだけでもお洒落な雰囲気に。
またキャンドルとして使い切った後はもちろんマグカップとしてご使用いただくことも可能でエコな一面も持ち合わせています。もしご自身で蜜蝋キャンドルをおつくりになる際の器として再利用するのもあり。
CANDLE LIGHTS/BEESWAX CANDLE(MUG)の詳細を見るキャンドルの癒し効果で日ごろの疲れをいやすリラックスタイムを
今回は蜜蝋キャンドルについてご紹介させていただきました。
皆様の疲れを癒す手助けに是非お試しいただけると幸いです。
もちろん贈り物としていただいた場合にも困ることはないのでプレゼントにも最適ですね。